運動ガイド36 身体活動・運動を安全に行うためのポイント7

厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動・運動を安全に行うためのポイント」の「運動中の注意」を紹介します。

〔運動中の注意〕
運動中に次のような症状を自覚するなど、体調に異変を感じたら、直ちに運動を中止しましょう。
・胸痛
・動悸
・めまいやふらつき
・強い空腹感やふるえ
・いつもと違う強い疲れ
・関節や筋肉の強い痛み
・冷や汗

肥満である場合は、運動により運動器障害が起こりやすいので注意しましょう。
水分・ナトリウム補給も重要であり、運動中も15分に1回程度は補給しましょう。

ある程度の強度の運動を行う際には、ウォームアップ(準備運動)を必ず行うようにしましょう。ウォームアップの目的をようやくすると、次の4点になります。
①運動中の障害、内科的事故の発生・発症の予防
②運動パフォーマンスの向上
③運動に対する心理的準備
④運動実施者の体調の把握
気温(室温)や湿度に対する配慮も必要です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕