100kcal栄養学15 加工食品の表示からわかること

加工食品には「栄養成分表示」が書かれています。多くはパッケージの裏側に表示されていますが、この表示によって、それぞれの食品に、どのような成分が、どれくらい含まれているのかを知ることができます。

表示の基本となっているのは重量で、2つの表示法があります。1つは実際に使われている分量に対する含有量で、もう1つは100gに対する含有量です。まずは、どちらの重量であるのかを確認することです。

100gあたりの含有量が表示されている場合、実際の分量が100gを下回っていると、表示されているよりも少ない量の栄養素しか摂取できないことになります。この方法を誤魔化しのように使っている商品、メーカーがあるのも事実です。

栄養成分表示として表示しなければならないのは、エネルギー量、タンパク質、脂質、炭水化物(糖質、食物繊維)、食塩相当量、ミネラル、ビタミンです。

栄養補助食品やサプリメントの中には、特別に含まれている成分を栄養成分表示の表示欄に掲載しているものを目にすることがありますが、これは違反となります。栄養成分表示とは違うことを示すように、別枠にするなどの工夫が求められます。

重量(g)とエネルギー量(kcal)が同じであるか、比較しやすい状態になっていれば判断しやすいのですが、そのような加工食品は限られています。

最もわかりやすい栄養補助食品(バランス栄養食)のカロリーメイト(ブロック4本入り)でも、重量は80g、エネルギー量は400kcalとなっています。1本が100kcalとわかりやすくなっているのは100kcal単位の栄養学の普及に務めた山下光雄先生が開発に加わったからで、そのサポートを私もさせてもらいました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕