岡山に移住した日から数えて今日で2341日目となりました。移住の前の日も日本メディカルダイエット支援機構のホームページの最新情報のコラムを続けてきていて、このコラムで5089本になりました
今回は東京で続けてきた臨床栄養と、岡山で始めた発達障害児支援を組み合わせた「発達栄養」について、新たな発想で書くことにします。
臨床栄養は、医療における栄養の研究と、医療機関で入院患者・通院患者に対して実施される栄養指導を指しています。医療機関での栄養指導は治療の一環なので医師の指示によって行われていますが、実際に指導するのは管理栄養士です。
これは制度化されていて、医療機関の管理栄養士による栄養指導は保険点数の対象であっても、医師が栄養指導をした場合には保険点数は1点もつきません。そういったことがあるために医師の栄養知識には限界があり、医師が栄養学を学ぶ機会として日本臨床栄養学会の活動があります。そして、指示を受けた管理栄養士が栄養指導を実践するために医学の一部を学ぶ機会として日本臨床栄養協会があります。
その両団体と東京で仕事をしてきました。その経験を岡山で活かすために、岡山で始めた発達障害児の支援活動を組み合わせて「発達栄養学」を構築しました。発達障害の改善に役立つ栄養面の支援について資格認定によって広める活動をしていますが、極めて狭い範囲であることから、認定者は増えているものの大ヒットを狙えるようなところまでは進んでいません。
これを自分が生活するための仕事とするのではなくて、必要とする人に伝わって活かしてもらえればよいという貢献活動、もっと言えば“まるで趣味の世界”のようになることを実は目指しています。
そのための資金を得るために、まったく別のことをするのではなくて、子どもの健康のため、それを支える保護者や祖父母のため、さらには発達障害がある人を地域で支える方々のためということを考えました。その手法として画期的な健康測定法である「身体年齢測定」を取り入れています。
「発達栄養は趣味」と言えるようになるまで、健康づくりの支援をしながら活動資金を得るための活動も続けていくことにしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕