年齢欄に記載することが必須の書面では面倒でも書き入れなければならないわけですが、欄はあっても必須でない場合もあります。そんなときには、書かないで済ませることがあります。といっても、先方が勝手に、こちらの年齢を判断して記録することがあります。
マーケティングの世界では普通のことで、コンビニでも購入者のビッグデータとするために10歳刻みであっても、勝手に判断して年齢が打ち込まれます。判断基準は見た目で、覗き見ができるところで、自分の年齢を実年齢よりも下で打ち込まれたときには、嬉しい気持ちになることがあります。
年齢を高く見られるのは、衰えていくような感覚があるからで、年齢が上がるほどレベルが高まっていく陶芸家や書道家などは、年齢を重ねることを喜んでいます。もちろん、レベルが上がっていかないのなら、“加齢”と呼ばれても仕方がありません。
精神的な部分は別にしても、身体的なことで暦の年齢よりも若々しい人の体内の年齢を“実年齢”と表現することもあります。
私は、自己紹介をするときに、わざと「レベル67」と言うようにしています。これは年齢を言うのが嫌だということではなくて、まだ身体の衰えを強く感じることがなくて、疲れたときには少し休めばよいというくらいなので、仕事や精神面では年々レベルが上がっていると感じているので、来年の「レベル68」を楽しみにしています。
そのためには無理をしない程度の運動もしながら、情報検索も勉強もするし、コンテンツも作り続け、資格認定講習もして、理解者を増やしています。とは言っても、レベルが上がるほど行動力が低下していくのは仕方がないことで、代わりに動いてくれる方、一緒に活動してくれる方は必要になります。
そのため、資格認定講習では、資格認定者が先生になって教えていける仕組みを採用していて、茶道や華道の宗匠のように活躍してもらえる人材を育成しています。モデルとなっているのは家元制度で、私たちの研究成果が活かされることを願ってのレベルアップの行動です。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)