Diet Designer11 100kcalの嗜好品と運動

100kcal単位で食事量を考えるダイエット法では、菓子や嗜好品で摂ったエネルギー量を運動によって消費することを採用しています。菓子や嗜好品はダイエットの大敵として禁止するようなダイエット法があります。中でも糖質制限を重視するダイエット法では、菓子や嗜好品で摂った摂取エネルギーを、運動で消費すればよいという考え方はしていません。

それに対して100kcalダイエットでは、食べたいものを我慢するのはダイエットが長続きせずに、かえってよくない結果(リバウンドや生活習慣病の引き金になるなど)を招くことにもなりかねないとの考えから、菓子・嗜好品と運動でのプラス・マイナスでもよいとしています。もちろん、食べすぎをしてもよい、ということを言っているわけではありません。

この方法として、簡単に「基礎エネルギー + 菓子・嗜好品 - 運動」としています。
基礎エネルギーは1日に食べる食事での摂取エネルギー量で、これが1600kcalだとして、菓子・嗜好品で+100kcalなら、運動で-100kcalとなるようにします。

菓子の100kcalは、カステラ大1/2切れ、大福もち小1個、どら焼き大1/2個、シュークリーム小1個、ショートケーキ小1/2個、ドーナツ1/2個、ゼリー小1.5個、プリン1個、スナック菓子コーン系1/2袋弱、クッキー3枚、チョコレート小1/2枚、あんぱん小1個、キャラメル8個、アイスクリーム(普通脂肪8%)中1カップ、ソフトクリーム1個、シャーベット中1個となります。

嗜好品の100kcalは、清酒カップ1/2杯弱、ビールカップ1.5杯、ワイングラス1杯、焼酎25度カップ1/3杯、ウイスキー(43度)カップ1/5杯、ココアミルク大さじ5杯、コーヒー飲料1缶弱、コーラ1缶弱となります。

これに対する運動量は、一般には男性では、ゆっくり歩く22分、自転車13分、ジョギング7分、水泳3分、女性では、ゆっくり歩く27分 自転車17分、ジョギング8分、水泳3.5分としています。

100kcalの運動量については、個人差が大きいことから、それぞれの条件を計算式に入れ込みながら計算法があり、次回から紹介していきます。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)