1日に必要なエネルギー量は、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されていて、以下の方法によって計算することができます。
身体活動などに適した摂取エネルギー量を求め、それを超えて食事をしている場合は食事の量を減らすか、運動で消費することがダイエットの基本となります。
◎1日の摂取エネルギー量を計算
①身長とBMIから標準体重を計算
身長 身長 体格指数 標準体重
(m) × (m) × 22 = (kg)
〔BMI〕体重と身長の関係から算出されるヒトの肥満度を表す体格指数で、一般にBMI(Body Mass Index)と呼ばれる。標準体格指数は22。
②標準体重に基礎代謝基準値をかけて基礎代謝量を計算
標準体重 基礎代謝基準値 基礎代謝量
(kg) × = (kcal)
基礎代謝基準値(1日体重1kg当たりの基礎代謝量の目安)
男 性
12~14歳 31.0
15~17歳 27.0
18~29歳 24.0
30~49歳 22.3
50~69歳 21.5
70歳以上 21.5
女 性
12~14歳 29.6
15~17歳 25.3
18~29歳 22.1
30~49歳 21.7
50~69歳 20.7
70歳以上 20.7
③基礎代謝量に身体活動レベル指数をかけて1日の摂取エネルギー量を計算
基礎代謝量 身体活動レベル 1日の摂取エネルギー量
(kcal) × = (kcal)
身体活動レベル(基礎代謝量の倍数)
レベル1 1.50
レベル2 1.75
レベル3 2.00
※通常の活動はレベル2で、ほとんど動かないのはレベル1、かなり活動する場合はレベル3で計算します。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)