日本健康スポーツ連盟は、その名のとおり健康スポーツの普及団体です。健康スポーツの普及を図り、健康スポーツ産業の振興や健康スポーツ技能育成の促進によって健康スポーツ活動の基盤を整備して、国民の健康推進や体力づくりなどに取り組んでいます。
1987年(昭和62年)に当時の厚生省と文部省の両省の認可によって財団法人として設立されました。健康は厚生省(現在は厚生労働省)、スポーツは文部省(現在は文部科学省)の所管で、両方に関わるということで両省所管という珍しい存在として設立されました。
日本健康スポーツ連盟の理事を私が務めているときに公益財団法人への移行手続きが行われました。同連盟と関わったのは当時の玉利齊理事長が、私の関係先のNPO法人医療機関支援機構の理事長でもあって、その紹介からです。私は臨床栄養の出身でしたが、日本臨床栄養協会がサプリメントアドバイザーの資格認定を実施したこともあり、サプリメントの研究を行っていました。
日本健康スポーツ連盟は、厚生労働大臣認定運動型健康増進施設の唯一の調査・指導団体で、優良なフィットネスクラブである運動型健康増進施設で働く健康運動指導士の更新教育も実施しています。その一環で、私は健康運動指導士の更新教育ではサプリメント講習を担当していました。更新には5年間で20単位(20時間)の講習受講が必要となるのですが、サプリメント講習は2日間で10単位(10時間)であることから多くの受講生が集まっていました。
講習の内容よりも単位が目当てだった、ということを実際に受講した健康運動指導士から言われたことがありましたが、サプリメント講習は日本健康スポーツ連盟の資格認定講習(健康スポーツサプリメント指導者)にもなっていました。フィットネスクラブで販売されているサプリメントだけでなく、そこを利用する方々が使っている(であろう)サプリメント・健康食品について、ほぼすべてを学ぶことができる機会であったと自負しています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)