フランチャイズの展示会で、何社かの“30分フィットネス”のブースを見てきました。無酸素運動と有酸素運動を繰り返す、いわゆるサーキットトレーニングで、無酸素運動を30秒間、有酸素運動を30秒間、交互に30分間行う運動です。中には30秒以上にしているところもありました。
30秒間というのは無酸素運動の筋肉運動によって乳酸が発生する時間で、30秒間で有酸素運動に切り換えることで、体内に乳酸が蓄積されなくなります。乳酸は疲労物質であり、蓄積されると筋肉が動きにくくなり、活性酸素も発生しやすくなります。
30秒間を超えるとダメなのかというと、無酸素運動のあとに有酸素運動をすると乳酸をエネルギー物質として使うことができます。つまり、有酸素運動をすれば疲労物質をパワーの源とすることができるわけです。
無酸素運動のマシンは左右の腕と足が等しく動くことを基本に作られています。ところが年齢を重ねるにつれて左右の動きが等しくならない人も増えていきます。それでは動きがよくない側に合わせてしまうので、充分な動きができなくなります。ということで、私たちがすすめているのは、ツボ療法を使って動きがよくない側の緊張をほぐす方法です。筋肉運動の前に、動きを悪くしている緊張を自分でツボを押すことによってコリが取れて、スムーズに動くようにすることができます。
この方法を教えてあげたところから、効果的なサーキットトレーニングが実施できているという報告を受けています。