supplement NAVI 4 消費者目線でのサプリメント講習

サプリメントは、健康食品、栄養補助食品などとも呼ばれています。一般には単体の素材(成分)やメイン素材の効果を高めるために2〜3種類の素材を組み合わせたものがサプリメント(ビタミンやミネラルなど)、期待する健康効果を得るために複数の素材を組み合わせたもの(カルシウムとマグネシウムなど)は健康食品と認識されています。

サプリメントと健康食品は、自分にとってどんな素材が必要なのか、どの素材の組み合わせが最も効果を発揮できるのか、いつ摂取するのがよいのかというのは消費者の最大の関心事ではあるのですが、その最も関心があることを消費者は知ることができません。

それは法律の規制があるからで、最も適したものを適したタイミングで使うことは難しいという消費者には不幸な状況が続いています。

そのような無駄なことがないようにするためには、サプリメントや健康食品に使われている各素材について知り、それぞれの素材の効果的な摂取法を知ることが大切となります。

適切な選択についてアドバイスする専門家として、厚生労働省による「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的な考え方について」の通知に従って、各団体が教育を実施しています。そのほとんどが販売する立場の人への教育であって、消費者が直接、サプリメントや健康食品について知り、的確な使い方を知ることができる内容とはなっていません。

そこでSPSP認定機構を設け、これまでにないサプリメント・健康食品を効率よく使うことができる知識を、消費者に対して直接講習する場を設けることとしました。SPSPは一般向けに講習やアドバイスをするだけでなく、SPSP本人も消費者の一人であり、販売に関わる仕事をしていても、専門知識を活かして消費者に寄り添った立場でアドバイスができる存在であることが期待されます。

サプリメントと健康食品は一般の食品に比べると価格が高く、的確なものを的確に使えないことは大きな経済的な損失ともなります。

SPSPを通じて、サプリメントと健康食品を正しく選び、正しく使うことによって健康を維持して、社会で長く活躍してもらえることを願って、新たな教育と情報発信を行うこととしたということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕