サプリメント・健康食品を使う人が知りたいのは、自分に必要なのか、どの成分が必要なのか、どの製品を選べばよいのか、いつ摂ればよいのかということで、これらのことがすべてわかり、安心して摂っている人は多くはないはずです。
サプリメント・健康食品を規制する法律のために誰が何を摂ればよいのかがわからないだけでなく、それらの情報を得て、身体の状態の改善の方法が理解できたとしても、食事や運動・活動の状態などによっても摂るべき成分が異なってきます。
医療機関のサプリメント外来では、身体の状態とサプリメント・健康食品の摂取状況を比較することが行われていますが、患者が期待する追加する成分を指導するのではなく、摂取している成分を減らす指導が行われる例が多くなっています。これはサプリメント外来に限っての話ではなくて、サプリメント・健康食品の相談を受けているアドバイザリースタッフでも同じような景観は何度も経験していることです。
このような状態を受けて、サプリメント・健康食品を摂っている人のほとんどが抱いている不安な状態を解消するための知識を伝えるのが、SPSP資格認定講習と、それに続く情報発信の役割です。
サプリメント・健康食品について、販売をする人が成分の医薬品的な有効性を述べたり、表示することは禁止されています。そこから、まず自分に何が合っているのかという第一段階から知りにくくなっています。それについて知ったとしても、どれだけの成分量があれば効果が得られるのかも示されていません。複数の成分が組み合わされて使われるのがサプリメント・健康食品ですが、組み合わせによっては有効性が低下することもあります。
自分に合致した最高のサプリメント・健康食品がわかったとしても、どれだけ摂取すればよいのか、どのタイミング(食後、空腹時など)で摂すればよいのかも商品やチラシなどにも書かれていません。それについて述べて販売するのも法律違反です。
だから、消費者の立場で、無駄のない使い方をするための情報を得る機会を提供しようという消費者目線の講習がSPSP資格認定講習なのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕