2002年は私にとって大転換期となった記念日イベントのプロデュースを始めた年であり、食品表示の法律講師を始めた年でもあったのですが、もう一つ特筆すべき出来事がありました。それは代謝促進成分のL−カルニチンが医薬品の成分から食品の成分としても使えるように厚生労働省から許可された年です。このことが日本メディカルダイエット支援機構の大きな活動につながっています。
日本メディカルダイエット支援機構はエネルギー代謝を研究の中心に据えています。臨床栄養と運動科学の専門家によって設立され、その方々の研究を取りまとめる形でエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を体内でエネルギー代謝させるための生化学反応を効果的に高める方法を追求してきました。
それが余分な体脂肪を蓄積させない方法であり、運動のパワーを高める方法であり、生活習慣病の予防と改善にもつなげる方法となっています。
L−カルニチンは、細胞の中のエネルギー産生器官のミトコンドリアの膜に脂肪酸を通過させるために必要な成分であることから、必須アミノ酸を材料に体内で合成されています。その合成のピークは20歳代前半で、それ以降は合成量が年々低下して、蓄積量も減り、代謝が低下してきます。年齢を重ねると同じ食事量、同じ活動量でも太っていくのは、L−カルニチンが不足していくためです。
L−カルニチンをサプリメントとして補うことが可能になったのは、ロンザ社(スイスが本社の世界的製薬会社)の研究に成果ですが、同社の日本法人のニュートリション部長であった王堂哲さんはL−カルニチン研究の第一人者であり、日本メディカルダイエット支援機構の副理事長でもあります。
L−カルニチンの研究は20年にも渡り、最高レベルの製品を研究用として作り上げています。その成果を健康づくりに役立ててもらいたいという思いで、L−カルニチンの効果的な活用法も含めてメディカルダイエットの講習を実施しているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕