日本メディカルダイエット支援機構が実施する「サプリメント情報知識検定」では、2級検定で生活習慣病の基礎知識の講習を行っています。これは単に血圧安定によい、血糖値改善によいというサプリメントを使うのではなく、目的に合った摂り方をするために生活習慣病の正しい知識を身につけて対応してほしいと考えているからです。
生活習慣病の危険性を訴えるには、患者と、その予備群の数を示すのは効果があり、そのデータとして厚生労働省による国民健康・栄養調査の結果を示していました。ところが、今は、それができなくなっています。
国民健康・栄養調査は20歳以上の国民の一部を対象に調査をして、その割合を20歳以上の人口に当てはめて、予備群が1500万人とか国民の10人に1人が該当という発表をしていました。ところが、平成20年の調査からは割合だけを発表するようになりました。
20歳以上人口は約1億400万人とされるので、それに当てはめて人数を出すことは可能ですが、国がやっていないことを勝手にするわけにもいかず、どの機関も割合だけを発表しています。そのために見えにくくなっている実態や危険性などについても「サプリメントプロ検定」では伝えさせてもらっています。