体内の有害物質が多くなるほど、それを分解するために肝臓が働き、そのときに活性酸素が多く発生します。体の中には、環境中の向上の汚染排水や排気、自動車などの排気ガス、農薬などの鉛、カドミウム、水銀、ヒ素などが、水や食品、空気などを通じて入ってきます、
有害ミネラルのアルミニウム、水銀、鉛は肝臓に蓄積されやすく、蓄積されている間は肝臓が働き続け、活性酸素も発生し続けます。
有害物質は身体の中でも作られます。体が活動することで疲労物質の乳酸、尿素、尿酸、アンモニアなどが作られ、腸内細菌の悪玉菌はインドール、スカトール、硫化水素などの毒素を作り出します。
また、野菜に含まれる硝酸塩と魚介類のたんぱく分解分であるアミンが胃の中で結びつくと発がん物質のニトロソアミンが発生します。発生量が多くなるほど分解するときに活性酸素が多量に発生します。
これらの有害物質を分解し、身体の外に排出するデトックスを盛んにすることで活性酸素の発生量を減らすことができます。有害ミネラルは亜鉛、マグネシウム、カルシウム、鉄などのミネラルを摂ることによって解毒・排出を促進することができます。
これらのミネラルのほとんどは、酵素の働きを高める補酵素ともなっています。カルシウムは補酵素ではないものの、酵素を働かせる補因子となっており、やはり酵素の働きを盛んにします。