Age free岡山29 働き世代のプレフレイル予防

フレイルとプレフレイルが地域的に急増する懸念が抱かれる中、日本生活習慣病予防協会が、医師330名に対してアンケートを実施しています。

働き世代のプレフレイル予防として、有効だと思うものについての質問に対して、以下のような回答(複数回答)が得られています。(予防がとても重要だと思う、重要だと思うと回答した282名への質問)

「定期的に運動をする」(75.5%)、「なるべく自分の足で歩く時間を増やす」(69.5%)、「筋肉量を減らさない・増やす」(68.4%)、「十分な睡眠をとる」(65.6%)、「栄養バランスを整えた食事」(63.1%)、「定期的に健康診断を受ける」(56.0%)、「ストレスを溜めない」(55.3%)、「趣味を楽しむこと」(53.2%)、「1日3食きちんと食べる」(51.8%)、「禁煙、もしくは喫煙の回数を減らす」(50.7%)、「たんぱく質を多めに摂る」(50.0%)、「毎日歯をみがく」(50.0%)、「毎日誰かと話す(通話やオンラインも含む)」(46.1%)、「禁酒、もしくはお酒の量を減らす」(42.6%)、「視力・目の疲労感・見えやすさなどを良好に維持する」(39.4%)、「塩分を控える」(35.8%)、「脂質を控える」(30.5%)、「脳トレをする」(28.4%)、「食事で補えない栄養素をサプリメントで補う」(20.9%)、「特定保健用食品や機能性表示食品を食べる・飲む」(12.8%)。

上記の結果は医師から得られた回答ということで、それが患者への指導に影響を与えてきます。プレフレイルはフレイル予備群であるので、運動の習慣化や運動による筋肉量の維持という回答が多く、それを補うこととして睡眠や栄養バランスに関することが続いています。

栄養の摂取には歯の健康も重要で、「毎日歯をみがく」が50%の回答率となっています。また、食に関わる回答も多く、これも歯の健康状態が関わってくることです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕