健康スポーツ18 ツイン・ウォーク

2本のポールを使って歩くノルディックスタイルのウォーキングについては以前に(健康スポーツ5)紹介しました。

ツイン(twin)は対(つい)を意味する言葉です。ツイン(twin)・ウォーク(walk)は「2人で歩く」「2本のポールを使って歩く」との意味も含めたネーミングではあるのですが、歩く(walk)ことには一般にイメージされる効果に加えて、別の効果もあることを示しています。

その複数の効果を得るために、同じ歩くにしても姿勢を変える、速度を変える、ポールを使うなど歩き方を変えるといった方法を採用しています。

複数の方法によって複数の効果が得られるとしても、初めから数多く出しすぎると理解するのも実践するのも難しくなるということを考慮して、2つの方法による2つの効果ということから「ツイン・ウォーク」という言葉を共通認識のために使いました。

2つの方法は、普通歩行と速歩、有酸素歩行と無酸素領域歩行、身体機能向上歩行と認知機能向上歩行、ウォーキングとポールウォーキング、ポールウォーキングとポールストレッチで、ここから始まりますが、さらに他のツイン・ウォークの方法があります。

〔ツイン・ウォークの取り組み〕
*通常歩行と速歩による健康効果向上
*ウォーキングとポールウォーキングの活用
*ポールウォーキングとノルディックウォーキングの使い分け
*有酸素運動と無酸素(領域)運動のためのウォーキング
*EPOC効果で代謝を高める2つの歩き方
*2本のポールを使ったストレッチと筋トレ
*疾病リスク別の効果的な歩き方

また、ツイン・ウォークには、対象者がツイン(対等)の関係で一緒に取り組んでほしいという思いも込めています。

〔ツインの関係での推進〕
*成人と高齢者が一緒に楽しめるウォーキング
*成人と子どもが一緒に楽しめるウォーキング
*ウォーキンググループと自治体の連携
*ウォーキンググループと健康づくり関連団体との連携
*指導者と参加者による健康ウォーキングの構築
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕