名刺をいただくのが大好きです。何も“名刺ジャンケン”をしようというのではないので、有名な会社、地位の高い人の名刺を集めるわけでもなくて、人脈づくりに使おうということでもありません。
倫理法人会の会員になって約10か月になりますが、“倫理”とシールを貼った名刺ホルダーには100枚ほどがありました。毎週のモーニングセミナーには半分ほどしか参加できず、イベントは全不参加なのに、こんなに増えたのは知り合った方に紹介していただいたおかげです。
名刺交換の楽しみの一つは、これまで巡り会えなかった名字の方と出会えることです。名字には地域性があるので、東京から岡山に移住するときにも、それを楽しみにしていたところがあります。
漢字は一緒でも読み方が違うのは、よくあることで、東京で交流していた金谷(かなや)さんと同じ漢字でも金谷(かなたに)さんと金谷(かなだに)さんに出会いました。金谷(かなだに)さんは、私が岡山で監事を務めるNPO法人(特定非営利活動法人)の代表で、金谷さんが進める発達障害児支援に、私の発達栄養が役立てばとの思いもあります。
全国から人が集まってきている東京で巡り合った金谷(かねたに)さん、金谷(かねや)さん、金谷(きんたに)さん、金谷(きんや)さんとは、まだ岡山では出会っていません。
岡山には遠道と書いて「えんどう」と読む名字の方がいるとのことです。このことは東京で出会った塩道(えんどう)さんから聞きました。塩道は島根県の名字とのことで、多くは「しおみち」と読むところ、1家族だけ「えんどう」と読むのだと聞いています。
同じ発音でも漢字が違うのは先の「かなや」も同じで、金谷、金屋、金矢、銀谷の漢字があることも聞いています。
発音だけではわからないので、当たり前のようであっても「どんな字ですか」と聞くようにしています。臨床栄養の世界で仕事をしていたときに出会った「こいずみ」さんは、小泉かと思っていたら名刺には「鯉住」と書かれていました。
こんな趣味(?)の私を喜ばせようと、面白いと感じるような名字の方を紹介してくれる方がいます。そんな方が増えていくことも倫理法人会の交流には期待しているところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕