健康活動に取り組む健活企業と健活企業を目指す企業・団体における健康づくりの指導者は一定の教育を受けたとしても、それで望まれる指導が達成できるわけではありません。企業や職場環境、そこで働く人の特性を熟知していて、それに合った実行可能、継続可能な健康づくりが提供されることが望まれます。
その人材として、健活企業などとの連携によって、セカンドステージ連盟は健康管理指導者を養成するとともに、企業・団体に健康づくりのリーダーとして派遣する活動も実施します。
健康管理指導者は企業・団体のOBとして活躍する姿を示すことによって、健康づくりに積極的に取り組む企業・団体で働く方々には、近い将来に自分が目指す姿の一つとなるように、充実した講習内容と人材育成が求められています。
この循環は健活企業と健活企業を目指す企業・団体だけでなく、広く地域の健康づくりの基盤となるように、常に最新情報に基づいた講習や情報発信を行うことを目指しています。
その活躍のためのステージがなければ舞台に立つことができないとの考えから、セカンドステージ連盟として公益団体との連携も実施していく必要があります。
その担い手である健康管理指導者は、健活企業が健康づくりを継続的に実施するための重要な支援人材であり、健康づくりに継続して尽力する人材を健康管理指導者として育成講習を実施し、資格認定を行っていきます。
健康管理指導者は、健活企業などから社会貢献事業に参加する方やOBだけに限らず、事業所の従業員や健康づくりへの貢献を考える地域の方々にも講習と認定の輪を広げていきます。
企業・団体によっては、健康づくりの専門家との橋渡し役、指導の補助のほか、従来の特定保健指導の範囲を超えた内容が求められることがあり、それに応じることができる、さまざまな講習も実施していきます。
また、的確な健康指導のためには、身体と生活の状態を充分に把握する必要があり、その要望に対してセカンドステージ連盟では身体年齢測定、食生活チェックを実施できる知識を習得する機会とするとともに、個人に適した食事と運動のアドバイス、食事と運動を組み合わせた効果的な実施方法の講習と実践法を身につけることができる内容を提供していきます。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕