筋肉量は年齢によって減少していく傾向があります。
どれくらいの筋肉があるのかについては業務用の体組成計を用いると測定できるのですが、家庭用の体組成計であっても体脂肪率から計算して筋肉量の概要を知る方法があります。
◎筋肉量の計算法
①体脂肪量を計算
体重(kg)×体脂肪率(%)=体脂肪量(kg)
②除脂肪体重を計算
体重(kg)− 体脂肪量(kg)=除脂肪体重(kg)
③筋肉量を計算
除脂肪体重(kg)÷2=筋肉量(kg)
④筋肉率を計算
体重(kg)÷筋肉量(kg)=筋肉率(%)
全体重から体脂肪量を差し引いた除脂肪体重を半分にするのは、骨や内臓などの重量が、ほぼ半分となっている人が多いからです。
体重が60kg、体脂肪率が18%の人の場合には、以下のようになります。
体重(60kg)×体脂肪率(18%)=体脂肪量(10.8kg)
体重(60kg)− 体脂肪量(10.8kg)=除脂肪体重(49.2kg)
除脂肪体重(49.2kg)÷2=筋肉量(24.6kg)
筋肉量(24.6kg)÷体重(60kg)=筋肉率(41%)
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕