脳トレ14:木にまつわる三大◯◯

旅で訪れる名所には名木・銘木がつきもので、木や花を目当てに旅を考える人も少なくありません。いろいろなところに行ってみたいという気持ちを持って、三大◯◯を覚え、その特徴をチェックするのは有効な脳トレとなります。

花といえば第一は桜で、三大桜といえば三春滝桜・福島県(三春町)、薄墨桜・岐阜県(根尾村)、神代桜・山梨県(武川村)があげられます。ただし、その順番は第一の三春滝桜に続くのが薄墨桜の場合と神代桜の場合があります。

三大桜は国の天然記念物に指定されている巨木で、いくら銘木であっても三本の指に割り込むのは難しいことです。三大桜は巨木ということで、三大巨桜と呼ばれることもあります。

桜は木の数や花の多さだけでなく、また昼に見る美しさだけでもなく、夜桜を一番とする向きもあります。三大夜桜の名所といえば上野恩賜公園・東京都(台東区)、弘前公園・青森県(弘前市)、高田公園・新潟県(上越市)があげられますが、地元贔屓(ひいき)が張り込む余地があって、円山公園・京都府(京都市)、丸山公園・長崎県(長崎市)が三番目に入れられることもあります。

三大美林は、青森ヒバ・青森県、木曽ヒノキ・長野県、秋田スギ・秋田県があげられ、これは個々の林というよりは木材のほうが注目されています。三大美林は、元々は天然林と人工林に分けられていましたが、今では三大美林という呼び名は天然林にだけ使われるようになっています。三大人工美林は、天竜美林・静岡県(浜松市)、尾鷲美林・三重県(尾鷲市)、吉野美林・奈良県(吉野町)です。

三大紅葉の里は、日光・栃木県(日光市)、嵐山・京都府(京都市)、耶馬渓・大分県(耶馬渓町)と、こちらは超有名です。最後に松竹梅の松でシメますが、三大松といえば奥州日の出の松・福島県(広野町)、羽衣の松・静岡県(静岡市)、高砂の松・兵庫県(高砂市)があげられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕