ファスティング12 ファスティングで腸内環境調整の用語説明

ファスティングで腸内環境調整(ファスティング11)に関連する用語を説明します。

〔善玉菌〕
健康の維持に有益になる代謝物を排出する腸内細菌で、乳酸や酢酸などを排出して腸内を弱酸性に保っている。乳酸菌、ビフィズス菌などの種類がある。

〔悪玉菌〕
健康の維持に有害になる代謝物を排出する腸内細菌で、アルカリ性の毒素(有害物質)を作り出し、腸内をアルカリ化させる。大腸菌(有害株)、ウェルシュ菌、ブドウ球菌などの種類がある。

〔日和見菌〕
善玉菌、悪玉菌のうち優位なほうに味方をするように活動する腸内細菌。バクテロイドス、大腸菌(無害株)、連鎖球菌などの種類がある。

〔発酵〕
微生物による変化のうち人間にとって有益な状態になることを指す。糖類が分解されて、乳酸やアルコールが生成される場合が多い。

〔腐敗〕
微生物による変化のうち人間にとって有害な状態になることを指す。たんぱく質やアミノ酸が分解されて、硫化水素やアンモニアのような腐敗臭を生成する場合が多い。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕