抗酸化23 浸透性の波長が細胞を直撃

紫外線、電磁波、放射線、X線は身体の中に浸透する特徴をもった波長で、細胞へと直接届き、細胞を傷つけていく作用があります。

細胞が傷つけられるときには活性酸素が発生しますが、細胞が破壊されるようになると活性酸素の発生量は大きく高まるようになります。

活性酸素が発生すると、体内の細胞が次々に破壊されていくようになります。電磁波などの波長によって細胞が破壊されることに加えて、さらに活性酸素による破壊が起こることから、多くの細胞を修復しなければならなくなります。

細胞を修復するためには細胞の材料となるタンパク質が多く必要になりますが、体内でタンパク質を作り出している肝臓に負担がかかることになります。

そのため、肝臓の働きが高まることで活性酸素が多く発生するようになります。このことによって二重の作用で身体は活性酸素の害を受けるようになります。

電磁波や放射線などは当たった部分にだけ活性酸素が発生するような印象がありますが、実際には浸透性があるために、当たった部分の奥にまで影響を与えます。

さらに当たった部分で多くの活性酸素が発生すると、活性酸素は血流に乗って周囲にも広がっていくことになるため、被害の範囲は全身に及ぶことも考えられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕