第3の居場所、第4の居場所を提供する活動をしていると、「あなたにとっての居場所は何ですか」と聞かれることがあります。
通常なら第1の居場所は家、第2の居場所は仕事場、第3の居場所は家と仕事場以外の交流の場、第4の居場所は交流から始まる新たな世界(活動の場)ということになります。
今現在のことで言うなら、第1の居場所(first place)は日常生活をする家で、第2の居場所(second place)は仕事をする場=住んでいる家で、第3の居場所(third place)は私が代表を務めるNPO法人日本メディカルダイエット支援機構の主たる事務所です。
そして、第4の居場所(fourth place)は、もう一つの私が代表を務めるNPO法人セカンドステージ連盟ということになりそうです。第3の居場所のNPO法人は自宅を事務局にしていますが、第4の居場所のNPO法人のほうは役員が代表の会社が事務局を兼ねています。
第4の居場所のセカンドステージ連盟については次回(4thプレイス9)で紹介させてもらいますが、第1の居場所、第2の居場所、第3の居場所が同じであるので、職住一致の状態です。
生活の場と仕事の場が同じというのは農家も商家も職人も、かつては一緒のところというのは当たり前の時代がありましたが、それ以外の活動の場も同じというのは、かつてはなかったことです。
そこから時代を経てリモートが当たり前の世の中になり、仕事が公益活動の一環ということが増えてくると、第1から第3の居場所が同じということも随分と増えてきました。
これ以上、同じ場所で実施する活動が重なったら、まともに動けなくなるのではないかと思っていたときに、私が関わる他の3つの公益法人が同じ方向を向いて歩むことができることがわかり、第4の居場所としてNPO法人セカンドステージ連盟の活動に取り組むことができるようになりました。
そのおかげで、第3の居場所が第1と第2の居場所を兼ねるという暮らしを楽しい状態にすることができるようになりました。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕