4thプレイスの連載コラムは、セカンドステージ連盟の所属肩書きで書いていますが、この特定非営利活動法人(NPO法人)は働く人の次なる活躍の場の創造を掲げています。
2つのNPO法人、2つの一般社団法人の代表が集って、集うことによって実現可能な新たな活動を始めるために結成しました。
4つの法人は、活動拠点はあるものの、登録上は第1の居場所(家庭)が本部となっています。その代表が集ったNPO法人であるので、セカンドステージ連盟は事務所があり、事務員がいて、会員が集まれる場所があるという形ではスタートしていません。
そのため第4の居場所(fourth place)としてはバーチャル空間と思われるかもしれませんが、これに参加する企業・団体に所属する人にとって具体的な居場所となり、健康づくりなどを実施して、結果を実感できる新たな居場所を目指しています。
第2の居場所である企業・団体には「自分の本来の居場所ではない」と感じながらも働いている人が少なからずいます。そのために第3の居場所として情報収集や自分磨きの場を探し、これを実践している人も増えてきています。
これでも満足のいく結果が得られないからと、別の居場所を探している人も多いのですが、それは別の第3の居場所であり、第3の居場所を増やしているだけで、私たちが考える第4の居場所に辿り着くには時間がかかりそうです。
第2の居場所である企業などに寄りかかっている、第3の居場所も既存のものから自分に合っているものを探すということではなくて、自分の考え方と生き方を掲げて自らが作り上げていく第4の居場所を作っていくことを提案しています。
これは第2の居場所、第3の居場所にいても可能なことではあるものの、それを実現するためには情報や支援が必要となります。
その必要なことを実施することがセカンドステージの役割であり、セカンドステージ連盟のメンバーだけでなく、これを理解して応援しようと考えてもらえる方々と新たなステージ(サードステージ?)を作り上げていくことも意義がある活動だと考えています。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕