迷言18「端より談合」その1

日本メディカルダイエット支援機構は、「メディカルダイエット」と冠した資格認定ができるメリットを活かして、さまざまな講習を資格認定方式で実施しています。

メディカダイエットという言葉は、「メディカル」という重みがある言葉が先についているので、それなりの知識を持っている人に名乗ってほしいので、入門的なレベルの場合には“初級”をつけています。資格認定名としては「メディカルダイエットアドバイザー(初級)」となります。

初級と認定されたら、次には中級、上級と目指してほしいということと同時に、ただ習いっぱなしではなくて、他の人に教える意識で学ぶことの重要性を感じてほしいという思いから、中級認定者は初級講習を開催できる、上級認定者は中級講習を開催できるという3段階方式を採用しています。

資格認定講習で連携する会社や団体の方には、そのことを理解してもらえるように、事前の主旨を打ち合わせしています。この同じ意思をもって一緒に行動することは、よい意味での談合となります。

これに対して、よくない談合もあって、たまにニュースで取り上げられる談合は、公共事業などの入札の際に、入札する者が事前に話し合って落札する業者を決めるものです。これとは違っても、端より(初めから)本来の目的と違った相談としての談合をしている人がいます。

資格認定を一緒に進めていたエステ向け商品を扱っていた会社の営業マンが、エステティシャンに「メディカルダイエットアドバイザー」講習を取引先にすすめるときに、中級、上級を目指すことはなくて、「メディカルダイエットアドバイザー(初級)」の資格認定名から(初級)をとって「メディカルダイエットアドバイザー」にしても大丈夫、ということを言って広めていたことを後から知りました。

これこそ「端より談合」で、講習の中身の花よりも、おいしい団子を広めるような結果となり、そんな気持ちで受講した人は長くは続かず、すすめた営業マンも長く勤めることはできませんでした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕