特定非営利活動法人(NPO法人)セカンドステージ連盟は、2つの特定非営利活動法人、2つの一般社団法人の代表者が集って、新たな活動に取り組んでいます。セカンドステージは、新たな挑戦をする場所を意味していて、その対象の第一ターゲットは企業・団体で働く人です。
65歳までの定年延長が義務化される2025年4月からは、企業・団体では働く人の健康づくりは、従来のスタイル(ファーストステージ)だけでは対応できなくなることも考えられることから、新たなスタイル(セカンドステージ)が強く求められるようになります。
また、70歳まで働くことを希望する方の雇用が努力義務となることから、企業・団体の中にも新たな働き場が求められるようになり、さらに企業・団体の中だけでなく外にも見出さなければならなくなっていきます。
この時代の流れに対応できるような環境づくり、そのための支援活動もセカンドステージ連盟の役割としています。企業・団体の中にセカンドステージを作り上げることができない場合には、地域に受け皿となる働き場、活動の場を作ることになりますが、その場を一緒になって作っていくという活動も目指しています。
これを居場所という観点で考えていくと、第1の居場所(家庭)、第2の居場所(仕事場)に続く第3の居場所となります。第3の居場所は、企業・団体の工夫と努力でも可能であっても、これだけでは継続し続けることは難しいかもしれません。
継続のためには、地域の特性に合わせた集う機会が必要で、同じ地域で生まれた活動であれば似たような、共通項を見出して同じ方向を見ていく活動にもなっていきます。その第3の居場所をつなげていく第4の居場所づくりとしての地域コミュニティも私たちが目指していくところです。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕