一般社団法人と一般財団法人の制度が始まったのは2008年のことで、私が代表の特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構の設立と時期が重なったことで、一般社団法人を選択しないのかと知人からも霞が関の関係者からも言われました。
特定非営利活動法人は資本金が必要なくて、寄付を得て活動することができるのですが、それは一般社団法人も同じで、しかも株式会社と同様の仕事ができます。一般社団法人の設立の過程は株式会社と同じで、公証役場と法務局の手続きと手数料が必要です。
特定非営利活動法人は自治体の認証に手間はかかるものの、法務局の手続きだけで、設立のための手数料は必要ありません。これが市民活動のよいところといえます。
私が関わって一般社団法人を設立したのは2009年の一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センターで、法人名が長いのは私の命名だからです。アメリカの医薬品とサプリメント(健康食品)の飲み合わせのデータベースの日本対応版を運営する団体です。
2013年には一般社団法人ウエルネスパートナーズを設立して代表理事に就任しました。日本ウオーキング協会の事業の下請団体の位置付けで、理事には当時の日本ウオーキング協会の常務理事もいました。
2015年には一般社団法人未病息災推進協議会を設立して専務理事に就任しました。代表理事は日本未病学会の2代目の理事長を務めた循環器の専門医で、医学部が有名な私立大学の教授も務めていました。
この一般社団法人の専務理事の立場で、岡山の自治体の地方創生に訪れたことが、岡山移住のきっかけの一つにもなりました。
また、2015年には一般社団法人健康・火の用心を設立して代表理事に就任しました。健康・火の用心は、生活習慣病の予防を意味しています。メディカルダイエットは単なるダイエットではなくて、生活習慣病予防を目的とした団体だということを伝えたかったという気持ちがあります。
この団体は特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構との連携の役割があり、公益活動は日本メディカルダイエット支援機構、収益活動は健康・火の用心と区分けした活動をしていました。
2016年には一般社団法人日本ノルディックウォーキング振興会の設立の支援をしました。
また、2016年には一般財団法人日本次世代育成推進協議会を設立して、ここでは事務局次長を務めました。初めての一般財団法人の設立で、代表理事が3人という変わった体制でした。それは警察OB(元警視総監)、消防OB(元東京消防総監)、自衛隊OB(元統合幕僚長)で、誰が代表になっても他の業界に気を使わなければならないということで、複数代表理事制度を設けました。
この間に公益社団法人・公益財団法人の制度が2008年に始まり、公益法人化の支援もしました。
2013年には公益財団法人日本健康スポーツ連盟、公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟が設立されています。当時の日本健康スポーツ連盟の理事長、日本ボディビル・フィットネス連盟の会長が同じ方でしたが、私は日本健康スポーツ連盟の理事を務めていたことからのサポートでした。
私が岡山に移住する段階で、団体と活動ごとバトンタッチしてきて、そのままの活動が続いています。中には私の移住後に名称を変えたところもあるのですが、これらに参加する方々が今も私の情報人脈になっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕