自分でできるツボ療法とメディカルダイエットの組み合わせ

メディカルダイエットの講習に参加した方から、「そんなにも自分でしなければならないことがあるのか」という反応をされることがあります。それは医療機関が肥満治療に使う医薬品を与えて、普段の生活を変えずに体脂肪を減らすことをメディカルダイエットと称して実施していて、それと同じことを医薬品を使わずにできることを期待していたのではないかと思います。日本メディカルダイエット支援機構が実施しているのは、特別な運動や厳しい食事制限を行わずに、普段の生活を見直し、運動・食事・入浴の組み合わせを行うことによって無理なく無駄なく体脂肪のコントロールを行うことです。
他人任せにするのではなくて、自分でできることを実施することをすすめているわけですが、その私たちがツボ療法の普及も行っています。このツボ療法は、自分でできる方法で、治療院に通うことも、治療院からプロに来てもらうこともなく、自分で体調を整える方法を紹介しています。なぜ、このような自分でできる方法を紹介しているのかというと、ダイエットのための運動をしよう、食べ方を工夫しよう、入浴で体脂肪の燃焼を進めようといっても、その普通に考えたら当たり前のことであっても、体調の問題からできない人がいるからです。
ツボ療法というと、痛み系と内臓系に大きく分けられます。自分でできるツボ療法は、自分の手の届くツボを、無理な態勢をすることなく簡単に押すことができるものであって、肩こりや腰痛、眼痛などの解消に対応できるものもあります。あまりに痛みが強くて運動ができない、日常生活ができないという人にはメディカルダイエットの手法を進めるためにも必要となるかもしれません。
痛みがあればわかりやすいのですが、内臓の機能が低下しているとき、自律神経の乱れがあるときにも特別な自覚症状が出ないことがあります。内臓に違和感や痛みがあるならわかりやすくても、そのような状態の人は自分で対応しようというのではなくて、医療機関に行くか、薬局に行くかという選択をしてもらうのが正しい判断といえます。
自分でできるツボ療法は、気になるときに、いつでもできるという特徴があるので、予防の意味でも実施できます。そこがメディカルダイエットを実施するためにも役立つことで、メディカルダイエットとの組み合わせの一つのつもりで、自分でできるツボ療法を紹介しています。
日本メディカルダイエット支援機構には鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師の3種類の国家資格を持つメンバーがいて、一緒に開発したのが自分でできるツボ療法で、メディカルダイエットとともに活用することで、より効果があり、高い結果が得られる方法としています。