学習障害63 異音異議語は面白い23

同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、か行の“こ”から始まる異音異義語の第2回です。
公道「こうとう」きちんとしていること。着実であること、手堅いこと。「こうどう」世の中一般に通ずる道理、公正な道。私道に対して公物としての道路。
紅葉「こうよう」秋に葉が紅色に変ること、その葉。「もみじ」秋に木の葉が赤や黄色に色づくこと、その葉。カエデの別称。鹿の肉。茶を濃く味よくたてること。
合力「ごうりき」力を添えて助けること。金品を施し与えること。「ごうりょく」同時にはたらく二つ以上の力を合成した力。
戸口「ここう」戸数と人口。「とぐち」戸の立ててある家の出入口。
虎子「こし」虎の子。便器。「まる」病人や子供の大小便を受ける器。
小姑「こじゅうと」配偶者の兄弟姉妹。「しょうこ」夫の妹または姉。
古田「こでん」荘園制で新開の田に対して元からあって検地帳に登録されている田。江戸時代に幕府・諸藩が租税を徴収する田地として検地帳に記載してある耕地。「ふるた」古い田、古びて荒れた田。
粉々「こなごな」こまかく砕けたさま。「ふんぷん」種種雑多な物が入り交じっていて統一のない様子。
小人「こびと」丈のひどく低い人。伝説・物語などに出てくる体の小さい想像上の人間。武家に使われた走り使いの者。「しょうじん」年若い人。稚児・若衆の称。背丈の低い人。徳・器量のない人。身分の卑しい者。「しょうにん」子供、入場料・乗車賃などを示す場合に小学生以下をいう。