学習障害87 異音異議語は面白い47

同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、ら行の“ら”から始まる異音意義語、“り”から始まる異音意義語、わ行の“わ”から始まる異音意義語です。
来日「らいじつ」今より後に来る日。近い将来。「らいにち」外国人が日本の来ること。
礼拝「らいはい」神仏の前に低頭・合掌して恭敬の意を表すこと。「れいはい」神仏などを拝むこと。
落書「らくがき」門や壁など書いてはいけない場所にいたずら書きをすること、たわむれに書くこと。「らくしょ」時事または人物を諷刺・嘲弄した匿名の文書。中世における匿名の投書。
利益「りえき」利すること。ためになること。「りやく」ためになること、法力によって恩恵を与えること。神仏の力によって授かる利福。
六体「りくたい」漢字の6種の書体。書経の6種の文体。「ろくたい」漢字の6種の書体。書経の6種の文体。
六合「りくごう」天地と四方、宇宙全体。「ろくごう」山の頂上までの六割の地点。米の単位。
六部「りくぶ」中国の中央行政官庁、隋・唐。「ろくぶ」六十六部の略、写経した法華経を全国66か所の霊場に納める目的で社寺を遍歴する行脚僧。
和解「わかい」相互の意思がやわらいで解けあうこと、なかなおり。争いをしている当事者が互いに譲歩しあって争いを止めることを約する契約。「わげ」外国語を日本語で解釈すること。
和布「わかめ」海産の褐藻。「わふ」地のやわらかな布。