サプリメントの機能性
サプリメントは健康食品、健康補助食品、栄養補助食品を意味する言葉として一般に使われています。サプリメント(Supplement)には補助、補充、補完という意味があります。そのため、サプリメントは食事だけでは不足する栄養成分を補うために使われているものというイメージがあるかもしれませんが、それだけがサプリメントの目的ではありません。
食事の量が多い人が代謝を高めてエネルギー消費量を増やすことも、運動をする時間が短かったり、運動強度が足りないために望むような運動の効果が得られない人が、運動効果を高めることもサプリメントに求められる役目です。
また、免疫を高めたり、痛みの軽減、血流の促進、活性酸素の消去、生活習慣病の予防といった自分が望む結果を導き出すために、選択的に使われるのもサプリメントです。
こういった健康機能の研究の進展によって、サプリメントは厚生労働省・消費者庁によって保健機能食品の制度が設けられ、特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品が一定の範囲で機能性を表示して販売できるようになっています。