納豆、豆腐、豆乳の広報

全国納豆協同組合連合会の広報活動と納豆の日イベント、日本豆腐協会の広報活動と豆腐の日イベントを実践してきたことを通じて、記念日の注目度を再認識しました。記念日というと歌人の俵万智さんの「サラダ記念日」がきっかけになって、霞が関のお役所が次々の関係業界の記念日づくりに取り組み、今から20年前でも250日は埋まっているという状態でした。
私たちが関わったのは食品業界が多く、農林水産省とのお付き合いが多かったのですが、納豆と豆腐の広報活動の結果を見て、食品業界から直接、話が持ち込まれるようになりました。たまたま当時の東京の事務所に近くにあった虎ノ門パストラル(東京農林年金会館)には農林年金福祉団があり、その理事長が、たまたま子どものときの隣の家のお兄ちゃんでした。前職は全国農業協同組合中央会の広報部長だったことから、食品業界の動きをいろいろと教えてもらいました。
納豆、豆腐と続いて、せっかくなら同じ大豆で行こうということになって、日本豆乳協会を紹介してもらいました。当時の事務局長は、元厚生大臣の息子さんでした。日本メディカルダイエット支援機構の理事長の義父(奥さんの父)は健康業界の有名な薬学博士としテレビの健康番組にも多く出演していた関係もあり、すんなりと話が進みました。日本豆乳協会の事務局長さんとは、理事長の結婚披露宴に参加してもらい、全国規模の日本酒の試飲会にも一緒に参加するような関係になりました。
協会としての広報は、テレビ番組で納豆と豆腐に続くネタとして、よく紹介をしたくらいでしたが、同じ大豆で、大豆を絞ったものが豆乳で、豆乳ににがりを加えて固まらせたものが豆腐です。豆乳を取り除いたものがおからということで、テレビのネタとしては、おからについても紹介しました。