発達栄養学149 食に関する指導の目標5

文部科学省の「食に関する指導の手引」の食に関する指導の目標から、食事の重要性について紹介します。
【社会性】(食事のマナーや食事を通じた人間関係形成能力を身に付ける)
協力して食事の準備から後片付けをしたり、食事のマナーを身につけたりすることで、人間関係形成能力を身に付けることが大切であるという視点である。
食器の使い方や食事の時の話題選びなどの食事のマナーを身に付けることが、楽しい共食につながることや、一緒に調理したり食事したりすることを通してコミュニケーションを図り、心を豊かにすることが大切である。
〔知識・技能〕
*はしの使い方、食器の並べ方、話題の選び方などの食事のマナーを身に付け、協力して食事の準備や後片付けをするために必要な技能を身に付ける。
〔思考力・判断力・表現力〕
*相手を思いやることや、楽しい食事につながるために何が必要かを考えることができるようにする。
〔学びに向かう力・人間性〕
*食事が大切なコミュニケーションの場であるということを理解し、コミュニケーションを図ろうとする態度を養う。