寝た子の状態であると思っていた高齢者が、いきなりキレてしまうような例として「18歳と81歳の違い」があげられます。81歳に向かっている高齢者にとっては、そこに書かれていることが真実で、それを面と向かって言われたら精神的ショックが強すぎて、怒るだけで済まずに、泣き出すことにもなりかねません。そのことが、コロナ後に、どうつながるかということについては、20本の紹介が終わってから、つまり「寝た子を怒らす」の3回目で説明させてもらいます。
「18歳と81歳の違い」
1 恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳。
2 恋に落ちるのが18歳、ベッドから落ちるのが81歳。
3 恋で胸を詰まらせるのが18歳、餅で喉を詰まらせるのが81歳。
4 道路を暴走するのが18歳、道路を逆走するのが81歳。
5 検問に引っかかるのが18歳、オレオレ詐欺に引っかかるのが81歳。
6 心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳。
7 偏差値が気になるのが18歳、血圧・血糖値が気になるのが81歳。
8 受験戦争と戦っているのが18歳、アメリカと戦ったのが81歳。
9 まだ何も知らないのが18歳、もう何も覚えていないのが81歳。
10 親の支えがいるのが18歳、杖の支えがいるのが81歳。
11 東京オリンピックといえば2020年は18歳、1964年は81歳。
12 次のオリンピックに出たいのが18歳、次のオリンピックまで生きたい81歳。
13 自分探しの旅をしているのが18歳、自分の帰る場所を探しているのが81歳。
14 奨学金を返納するのが18歳、運転免許証を返納するのが81歳。
15 嵐というと松本潤を思い出すのが18歳、嵐寛寿郎を思い出すのが81歳。
16 投票できるのが18歳、途方に暮れるのが81歳。
17 ドキドキが止まらないのが18歳、動悸が止まらないのが81歳。
18 「やばい」は凄いの意味が18歳、危険・危ないの意味が81歳。
19 早く二十歳になりたい18歳、できるなら二十歳に戻りたい81歳。
20 18歳はインスタ映え、81歳は「それどんなハエ」。