発達栄養学181 家庭、技術・家庭教科での食に関する指導・小学校2

文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは家庭、技術・家庭の小学校の食に関連する内容を前回に続いて紹介します。
ウ 各学年の食に関連する内容
第5学年および第6学年
(ア)食に関連する内容
2 内容
B 衣食住の生活
次の(1)から(6)までの項目について、課題をもって、健康・快適・安全で豊かな食生活、衣生活、住生活に向けて考え、工夫する活動を通して、次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(1)食事の役割
ア 食事の役割がわかり、日常の食事の大切さと食事の仕方について理解すること。
イ 楽しく食べるために日常の食事の仕方を考え、工夫すること。
(2)調理の基礎
ア 次のような知識および技能を身に付けること。
(ア)調理に必要な材料の分量や手順がわかり、調理計画について理解すること。
(イ)調理に必要な用具や食器の安全で衛生的な取り扱いおよび加熱用調理器具の安全な取り扱いについて理解し、適切にできること。
(ウ)材料に応じた洗い方、調理に適した切り方、味の付け方、盛り付け、配膳および後片付けを理解し、適切にできること。
(エ)材料に適したゆで方、いため方を理解し、適切にできること。
(オ)伝統的な日常食をある米飯およびみそ汁の調理の仕方を理解し、適切にできること。
イ おいしく食べるために調理計画を考え、調理の仕方を工夫すること。