テレビの情報番組で、専門家が登場して、飲酒で太る原因としてアルコール飲料に含まれる糖質をあげていました。だから、低糖質をうたっている日本酒やビールがよいという流れでしたが、肝心のアルコール飲料のエネルギー量には触れられませんでした。アルコールは1g当たり約7kcalのエネルギー量があります。これは100%アルコールの量で、25度アルコールなら4分の1の量となります。もう一つ、飲酒によって太る原因があり、アルコールは肝臓で脂肪を合成する酵素の働きを高め、中性脂肪を多く作り出し、脂肪細胞の中に蓄積される脂肪の量も増やしていきます。アルコールそのものが問題なので、糖質が少なければよいということではないのです。