ポストコロナ「わたしゃ百まで踊り忘れず」1

新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、感染者が急増したことによる身体的な悪化の状況と、ワクチン接種による副反応に見舞われる人が急増しました。コロナ禍を経験して、健康状態に悪影響が出ることが増えて、その苦悩を訴える人も増えていきました。
新型コロナウイルス感染症でもワクチンでも、感染後もしくは接種後に身体的な健康被害が現れて、これは感染症のせい、ワクチンのせいといって感染しないようにする注意喚起と同時に、ワクチン接種を避ける人も増えてきました。
ワクチン接種は高齢者の場合には、2回目の接種をした人が90%に達してから、その割合が増えなくなりました。高齢者の10%ほどの、すべてが副反応を恐れて接種をしなかったわけではないのでしょうが、ワクチン接種によって健康被害が現れた人がいたのは事実で、その健康被害として注目されるのが血管系の状態です。
今回のテーマの「わたしゃ百まで踊り忘れず」は、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、「おまえ百まで、わしゃ九十九まで」と「雀百まで踊り忘れず」を混ぜ合わせて考えた言葉です。そのまま読めば、私は100歳まで踊りを忘れない、という決意表明にも聞こえます。
歳をとると踊ったり遊べなくなるということを言う人がいますが、それは年齢を重ねることによって体力や気力が衰えることが原因ではなくて、遊べなくなったことで老いていくということを考え、伝えるようにしています。
コロナ禍によって、普通に歩くことさえも制限されて歩行数が減り、健康のために学ぶために集まることもできないという時期が続きました。体力の低下が問題視されて、その回復のために運動をすればよいということが盛んに言われました。しかし、コロナ禍でダメージを受けたのは血管で、それが動脈硬化を進める結果にもなり、心臓や脳の実感だけでなく、認知症が急増する不安も広がっていきました。
血管系のダメージについては次に続きます。