メディアからの問い合わせで、「メディカルダイエット」の説明が求められることがあります。ダイエットに関する記事や番組は、やり尽くされた感があるので、違いがあれば取り上げやすいとのことですが、特定非営利活動法人(NPO法人)設立時に、内閣府で法人名について問い合わせがあったときに、なぜメディカルなのかという説明をしました。
「メディカル+ダイエット」というと、“医療でやせさせる”という印象が抱かれがちで、医療の団体でないのにメディカルを名乗ってとも言われました。私たちは医療機関で実施されている食事療法や運動療法の支援を行ってきましたが、その手法を一般にも広めていきたい、医学・科学に基づいたメディカルダイエットを伝えて、間違ったダイエット法に振り回されないようになってほしい、という願いもあって法人名とした経緯があります。
食事療法と運動療法ということで、やせるためのダイエットではなく、生活習慣病を予防・改善するための指導であり、これをメディカルダイエットとしています。
食事療法と運動療法は別々のもの、もしくは食事療法に運動療法をプラスするというふうに考えられがちですが、メディカルダイエットの手法では食事と運動を組み合わせています。あるスポーツの国際チームの体脂肪コントロールにも作用されていて、食事量を減らさず、運動量を増やさず、食事と運動の順番を変えることで、筋肉を増やして体脂肪を減らすことも、筋肉を減らすことなく体脂肪を増やすことも可能としています。
その一部の情報は、このサイト内のコンテンツにも、「ダイエットクラブ」のラボにも掲載されています。