Medical Diet15 座学講習の一部を通信講習にして普及

資格認定講習を実施するという話をすると、座学講習か通信講習かと聞かれます。通信講習であっても、オンラインを使用すれば、その場にいて聴講しているのと同じような感覚で学ぶことができます。だから、オンラインであれば通信講習でも座学講習でも同じようなものであると考えることができます。“同じようなもの”というのは、目の前に講師がいるのか、それとも画面を通して講師と向き合っているのかということを指しているのではなくて、講習テキストと教え方を指しています。
オンラインでない通信講習は、以前からある講習テキストが送られてきて、それを自分で勉強して、試験問題に回答するもので、基本的には講師と対面することはありません。今はZoomなどの便利な会議用アプリケーションツールがあるので、自分で学ぶ通信講習であっても講師の話を一部だけ聞き、重要なポイントを把握することも簡単にできます。
メディカルダイエットの資格認定講習は、座学講習を基本としています。中級資格認定者が初級講習を開催して、上級資格認定者が中級講習を開催するという3段階方式を採用していて、講師を務めた上位の資格認定者は受講料の中から講師と募集・開催の費用を得ることができるという制度です。これは家元制度を参考にしています。
メディカルダイエットの講習は多彩に渡るために学ぶ時間が多く必要であることと、読んでわかる講習テキストにしてあることから、座学は1日にして、残りは自宅での通信講習としています。今どきの言葉ではハイブリッド教育ということになるかもしれません。
基本は座学講習となっているものの、上級資格認定者が開催する中級講習だけは座学講習+通信講習のほかに、通信講習だけの実施も認めています。上級資格認定者が忙しい人の場合には、在住する地域での座学講習の機会が少なくなることがあり、それでは学びたい人の要望に応えられなくなることを懸念して、通信講習だけでも受講して合格したら上級認定者として座学講習でも通信講習でも開催できるようにしました。
講習は座学講習か通信講習か、どちらかに決めたほうが仕組みが単純で、本部としては手間も経費もかからないのですが、あえて要望をかなえることのほうを優先させて、両立させた講習体制にしています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)