日本メディカルダイエット支援機構では、サプリメントについての講習も実施しています。講習をしてサプリメントを販売しようということではなくて、サプリメントや健康食品の実態を知ってもらい、適した製品を選び、効果的な使い方をしてもらいたいからです。そもそも日本メディカルダイエット支援機構は公益活動100%で、利益を得てよいと内閣府から認証されたのは教育と情報発信だけで、商品を販売することはできません。教育のためのテキストは講習料に含まれるのはよくても、それ以外の関連の書籍を販売することすら許されていません。
効果的な使い方というのは、主には摂取タイミングのことで、サプリメントや健康食品には、“いつ摂ればよいか”ということが一切書かれていません。これは法律によって医薬品ではない食品は用法用量の表示ができず、摂取タイミングだけでなく、どのような人が、どれくらいの量を摂ればよいのかも表示することができません。そのために、無駄になる摂り方をしている人も少なくないのです。
サプリメントと健康食品の有効性については、全身のあらゆる臓器・器官に関わってくるのですが、私たちが実施しているのは“代謝科学”に基づいたもので、エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を効率よくエネルギー化させるためのエネルギー代謝に重点を置いています。
体内で多くのエネルギーを作り出して、これを使って健康の維持・増進に役立てようということで、子どもの発達栄養からアスリートの栄養指導、生活習慣病対策、高齢者の健康維持や機能訓練、そしてダイエットのためにもエネルギー代謝の講習を実施しています。もちろん、対象者によって取り上げる内容や表現などは変えています。理解してもらえなければ仕方がないからです。
日本メディカルダイエット支援機構の副理事長は、L‐カルニチン研究の第一人者で、エネルギー代謝科学の先駆者でもあります。脂質代謝に欠かせないL‐カルニチンについての情報は、どうしても多くなりがちですが、知って実践する価値がある情報として、どんな講習にも入れるようにしています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)