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米不足で買い取り価格が高騰していることに目をつけて、市場に出回っている米を買いまくることが広がり、さらに高値で流通することになりました。

この調子だと、来年も高値で売れそうだというので田植えもしていないのに先買いする業者も現れていて、このことは「茶田買い」と呼ばれています。

そのような言葉はなくて、今回の騒動によって生まれた造語ですが、その元になっているのは「青田買い」です。

これは稲の収穫前に、その田んぼの収穫量を見越して先買いすることで、それよりも先に買うのだから、まだ茶色の田んぼの状態で来年の米を買うということを批判する意味で使われています。

「青田買い」が頻繁に使われたのは、あまりの人で不足に対応するために新卒学生の就職活動の開始時期の前に、内定を出す会社を批判する意味で使われるようになりました。それが実際の米の争奪戦に使われるようになるとは、思ってもみなかったことでした。

ということで、「青田買い」が正しい使い方ですが、その誤用ということで例にあげられるのは「青田刈り」です。「青田刈りなんて言葉はない」と言われることもあるものの、ないわけではありません。

青田刈りは、実る前の青い稲(実際には緑色ですが)を刈ることで、兵糧攻めのために敵の城の周りの稲を刈ってしまうという戦法を表しています。

戦国時代は兵士の大半は農民か農家の出身であり、さまざまな戦法の中で、これだけはしたくないとされたのが「青田刈り」でした。
米作りの大変さを身をもって知っているだけに、したくないことをさせられることを「青田刈り」と言って、嫌う行為を指す言葉にもなりました。

農家や米の流通に関わってきた人たちにしてみれば、今回の米騒動は「青田刈り」と表現しても、あながち間違ってはいないようです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

学習障害は、読む、書く、計算するという3つの学習の基本的な機能の発達が遅れていて、理解はできるものの、実践もできるものの時間がかかって、定められた時間内に答えが出せないことから、不正解とされることが多くみられます。

計算がうまくいかない算数障害では、計算はできるものの、文章題では理解に時間がかかって時間切れになることもあります。応用編が苦手ではあっても、応用することが生活に直結することで、感覚的に把握しやすいことであれば理解も早く、そして実生活での応用も可能になります。

発達障害は脳の発達に凹凸があるもので、凹の欠けている部分を埋めて□(四角形)にするために支援ツールが使われていますが、さらにツールの活用を進めることで凸にすることも可能となっています。

このように発達障害は科学技術で支援することから始まり、それが自由に使える業界で働くことを目指せばよいということが考えられています。

そのような進学先、就職先を目指す実践的な教育として、子どものうちから就労支援を実施している放課後等デイサービスが存在しています。
志望職種に応じた技能や知識を身につけることを目的としていますが、どの業態にもパソコンの操作技能は必要です。

計算はパソコンのソフトで対応できるものの、何を導き出すのか、計算の結果を、どのように活用するかはパソコン技能とは異なる能力であり、計算の概念の習得や支援ツールを活用するための基礎的な訓練が重要になります。

算数障害のための支援ツールとしては、九九が覚えられない場合には九九表や九九に関してだけの電卓の使用が考えられます。文章題が解けない場合には、状態に応じて読み上げソフト、出題の意味のヒントを与えるソフトなどが使われます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「鍼灸の日」日本鍼灸協会が鍼(4)灸(9)の語呂合わせで制定。

「よいPマンの日」がんばる国産ピーマンプロジェクトが、よい(4)とPが9の形に似ていることからP(9)マンで制定。

「食と野菜ソムリエの日」日本野菜ソムリエ協会が、し(4)ょく(9)の語呂合わせで制定。

「子宮頸がんを予防する日」子宮頸がんを考える市民の会が子(4)宮(9)の語呂合わせで制定。

毎月9日:「クレープの日」(モンテール)

70歳を迎えての新たな挑戦として取り組んでいるのは「学びの伴歩」です。伴歩は「ばんぽ」と読んで、一緒に早く走る伴走ではなく、ゆっくりと、しかし着実に歩んでいくことを表しています。

学びの機会が得られなかった人や学びに困難さがある人に対して、周囲から応援するだけでなく、寄り添い、一緒になって進んでいくことを目的とした活動です。

その象徴的な存在は「岡山自主夜間中学校」で、一般社団法人基礎教育保障研究所が運営しています。

一般社団法人基礎教育保障研究所は2017年から取り組み、年齢にも国籍にも関係なく学ぶことができる岡山自主夜間中学校を運営しています。生徒の授業料や教材費は無料で、ボランティアスタッフの会費と寄付によって運営され、現在では日本最大規模の自主夜間中学校となっています。

それと手を取り合って進んでいくのは「児童発達サポーター」の養成に取り組んでいる特定非営利活動法人セカンドステージ連盟で、私が理事長を務めています。

この連載コラムは特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構の理事長として書いていますが、両方の理事長を兼務しているのは、学びと健康を結びつける意味と意義があると考えているからです。

そのテーマを掲げて推進しているのが取り組んでいるのが児童発達サポーターで、簡単にいうと国が推進している認知症サポーターの発達障害版といえるものです。

発達障害(自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害、学習障害など)は今ではすべての子どもの10人に1人にもなっています。中でも学習障害への対応は以前から叫ばれているにも関わらず、社会的な認知度の低さもあって、学びたくても学べない状況は依然として解決策が進んでいない状況があります。

その支援には学校や保育園、発達障害児支援施設(児童発達支援事業所、放課後等デイサービスなど)が取り組んでいますが、それにも関わらず発達障害への認識不足の状況があることが、社会的な支援が進まない原因にもなっています。

学びの環境を進めていくには、健康が重要であり、健康についても学ぶことによって仕事にも学業にも、また社会貢献にも取り組んでもらいたいという思いがあります。

「学びの伴歩」の活動には、学び支援に賛同していただける企業・団体などの有志の皆様の協力が重要ですが、私たちが協働して活動するのは支援を待ち望むのではなく、支援していただける企業・団体などの健康づくりに協力をさせてもらい、ともに「学びの伴歩」を推進していくことを願ってのことです。

学びの伴歩に初めて取り組む岡山県には、健康に関わる条件面で優位な特性を、さらに活かす働く人の健康度を高める心強い特徴があります。それは働く人と家族の健康づくりに積極的に取り組む健康経営推進の「健活企業制度」です。

健活企業制度は、全国健康保険協会(協会けんぽ)の岡山県支部によって独自に実施されているものです。健活企業宣言を行い、従業員やその家族が長く健康に過ごすことができるように、従業員への健康づくり活動を積極的に行う企業を増やすことを目指した健康経営推進の事業です。

岡山県や経済団体などと連携して健活企業をサポートする「晴れの国から『健活企業』応援プロジェクト」を立ち上げ、企業・団体の取り組みを支援しています。岡山県内には健活企業が2441事業所(2025年3月1日現在)あり、健康づくりの大きな力となることが期待されています。

学びの支援に対するリターンとして私たちができるのは、企業や団体に対する健康づくり支援です。学び活動の継続は、働く人の健康あってのことであり、健全な事業活動が継続されていることが重要であると強く認識しています。

健康づくりに積極的に取り組む企業・団体が役立てることができるコンテンツ(資料提供、講習、実践アドバイスなど)を提供するとともに、時代の変化に合わせて更新させています。

まずは関係性が深いところから「伴歩」の姿勢(ゆっくりと、しかし着実に歩んむ)で声をかけていきます。

この活動は、若い世代にアドバイスをして動いてもらいたいところではあるのですが、初めの活動が重要であることを認識して、自分の言葉で伝えるために、一人ずつ、一社ずつ訪ね歩いていくこととしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害の一つの学習障害の識字障害というと、文字を読むことができず、そのために文字を書くことができない書字障害につながりやすいと考えられています。

読み書きが上手にできないと学習障害と判断されることもありますが、実際には識字障害ではなく、音読に慣れていないために、書き言葉の文体にスムーズに変換することができないということがあります。

単語を耳で聞いて、それを文字にすることは、それほど難しいことではありません。「いぬ」という言葉を聞いて、「いぬ」という文字にして、そして動物の犬を思い浮かべるという記憶と変換の流れとなっています。

文章を聞いて理解するというと、句点「。」までを一気に読むことが期待されますが、それができるためには読点「、」まで読む、それができるまでは文節(これは)(つくえ)で区切りながら読むという方法を取っていきます。

それも自分で読ませるだけではなく、教師や親が先に読んで、それを子どもに目で文字を負わせて、その後に子どもに読ませるという手順で進めていきます。

読むときには、日本語のリズムの特徴である2拍フットで発声するようにします。2拍フットは、2音をひとかたまりのリズムで発音することを指しています。

ひらがな表記は1文字に1音が対応していますが、話し言葉になると2音をひとかたまりにして発音しているという特徴があります。

これは2音ごとに切って読むことではありません。「これはつくえです」を2音ごとに切ると「これ」「はつ」「くえ」「です」となりますが、そうではなくて「これ」「は」「つく」「え」「です」と切って読みます。

「は」と「え」の後には無音が入って、字と無音で2拍となるわけです。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

戦後の緊急措置から始まった「80kcal=1単位」の流れは、徐々に100kcalへと移ってきています。

その始まりは案外と早くて、昭和37年(1962年)に肥満食の食事指導に100kcalの主菜食品、100kcalの果物、150kcalの主食を使用することが慶應義塾大学によって提案され、病院での食事(栄養管理)に採用されました。

昭和46年(1971年)には、たんぱく質と100kcal食品を組み合わせた『腎臓病食品交換表』(医歯薬出版刊)が作成されました。

昭和50年(1975年)には、100kcal食品の『ダイエット・ガイド』(医歯薬出版刊)が刊行されました。

こういった流れを受けて、昭和64年(1989年)に、100kcal食品を折り紙の大きさ、色彩、枚数で表して、食事をデザインする「ダイエットデザインハウス」(慶應義塾大学刊)が考案されました。

平成13年(2001年)には、『100kcal/100g日本食品成分表』(建帛社刊)が刊行されました。これによって「1枚=100kcal」を理解する基礎データが完成して、10kcalでも1kcalでも栄養成分の過不足が簡単に把握できる環境が整いました。

平成17年(2005年)に、日本肥満学会によって『肥満症治療ガイドライン2006』が報告され、肥満症治療食を「100kcal=1」を基礎に考えた熱量配分で1日の摂取熱量(エネルギー量)を1000~1800kcal(200kcal刻みの5段階)とする治療食が提唱されました。

平成18年(2006年)には、100kcal食品の組み合わせで考える『高血圧‐肥満・メタボリックシンドローム‐食事ガイド』(建帛社刊)が刊行されました。

そして、平成19年(2007年)には、日本動脈硬化学会による『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007』が刊行されました。この中で、治療食の総熱量を100%として、たんぱく質15〜20%、脂質20〜25%、残りが炭水化物との指針が示されています。

このような流れがあり、以降は100kcalを単位とする考えが定着してきたものの、まだ一般には知られる状態ではありません。いまだに栄養指導では「80kcal=1単位」というわかりにくく、指導された人を迷わせるような状態が続いているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「おからの日」日本乾燥おから協会が、おからの別名の卯の花から卯月の4月と花祭りの4月8日にちなんで制定。

「木曽路すきやきの日」木曽路が、す(4)きや(8)きの語呂合わせで制定。

「高級食パン文化の日」銀座仁志川(東京都中央区)が高級食パンの普及を目的に食パン=し(4)ょくパ(8)ンの語呂合わせで制定。

「ベビーリーフ記念日」エム・ヴイ・エム商事(兵庫県神戸市)が幼葉=よ(4)うば(8)の語呂合わせで制定。

「貝の日」渥美商工会(愛知県田原市)が貝がおいしい季節で貝は目と八になり、目は横にすると四と似ていることから制定。

「炭酸水の日」サッポロ飲料が炭酸の飲み口のシュ(4)ワ(8)の語呂合わせで制定。

「指圧の日」日本指圧協会が指(4)圧(8)の語呂合わせで制定。

「白肌の日」コーセーがシロ(4)ハダ(8)の語呂合わせで制定。

「ホヤの日」まぼ屋(宮城県仙台市)がホ=フォー(4)ヤ(8)の語呂合わせで制定。

毎月8日:「お米の日」、「歯ブラシ交換デー」(ライオン)、「ホールケーキの日」(一柳)、「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「にわとりの日」(トリゼンフーズ)、「スッキリ美腸の日」(日本美腸協会)

岡山自主夜間中学校で特別授業として栄養学講習を担当することになったのは2025年1月からのことで、毎月1回(土曜日)ということで、今回で4回目です。

栄養学講習のテキストを作って、初回の授業に備えていたところ、特別授業は生徒と講師ボランティア、それにスタッフや見学者も加わるということで、講習テキストではなく、プリント(2〜3枚)にすることにしました。

対象者は生徒だけでも、中学生から最高年齢は82歳まで、また海外の方もいて、漢字が読めない人もいます。講師をされる人は大学生からベテランの専門家(教師経験者や医学系の専門家など)もいて、求めるレベルや内容は大きな差があります。

さらに授業時間は45分間で、全員が同じ理解をするのは難しいという状況でのスタートでした。2回目以降に参加した人は全員が前の話を聞いているわけではなくて、回数が重なると聞いたことがある話にも違いが出てきます。

これでは理解して、健康に役立ててほしいと願っても、なかなか通じないであろうことから、話した内容を講習テキストの形にして作成することにしました。このテキストは講師向けの内容にしてあって、これを読んでもらえれば理解をして、生徒の疑問や質問に答えることにも使えるとの思いがあります。

講師の方々が応えきれないことがあったら、それは事務局を通じて、私が返答していくということを目指してのことです。

特別講習は、わかりやすくも専門的な話や見解、経験などを交えて話をさせてもらっていますが、講習内容についての質問だけでなく、キーワードに対して詳しいことを知りたいというリクエストもあります。

これは今のところは講師の方々からの要望で、中には私よりも健康関係に詳しい方もおいでですが、できれば生徒にも伝えてほしい、他にも伝えるために使ってほしいとの思いもあって、“読めばわかるテキスト”にしています。

これを続けることによって講習テキストとサブテキストが積み重なっていって、いつしか自主夜間中学校のオリジナルのテキストが残せるのではないかと考えもあって、講習内容を考えています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

2025年4月8日で70歳になりました。

昭和30年(1955年)の生まれなので、70年間生きてきて、昭和でいえば100年の今年に70歳になることは、ずっと前からわかっていたこととはいえ、実際に公的な書類にも、さまざまな表示にも「70」と現れると、あと何年くらい活動ができるのかを考えるようになってしまいます。

4月8日は、寺院で生まれ、それほど長い期間ではなくても寺院で過ごした身としては、特別な日でした。それは、お釈迦さまの誕生日と一緒で、灌仏会(花まつり)に多くの人が訪れるのは、自分の誕生祝いかと勘違いするような環境でした。

幼い私への誕生祝いというか、お土産が多く集まる日でしたが、住職である祖父から「皆さんの気持ちが、お釈迦にならないように」と、初めは何を言われているのか理解できないことを聞かされました。

「お釈迦になる」というのは物事がダメになること、使いものにならなくなることを指しています。

江戸時代に職人が金属を溶接する際に火が強すぎて失敗して、「火が強かった」というところを「しがつよかった」とシャレて言ったところから、4月8日がお釈迦さまの誕生部であったことから使われるようになった、ということを後になって知りました。

お釈迦さまが生誕したのは紀元前565年とされていて、他に紀元前463年や紀元前624年の説もあるものの、4月8日という日付だけは同じです。

お釈迦さまは35歳のときに悟りを開いて、入滅する80歳まで今の仏教の基礎となることを伝え続けたとされています。

何かを伝え、残そうとしたら70歳は、まだまだ途中経過の時期で、新しいことをしようとすると「年寄りの冷や水」と言われるのは、心外とは言わないまでも、受け入れ難いことではあります。

70歳にもなって、冷たい水を飲んだり浴びたりする危険な行為をしようということではなくて、これまでの経験を誰かに伝えて、それが伝わり続けてほしいという気落ちがあります。

その気持ちが強すぎて、差し出がましい振る舞いをするのを戒める言葉として「年寄りの冷や水」と言われないように常に自分に言い聞かせています。

とはいえ、最近になって急に1日の時間を短く感じるようになっています。以前から「年寄りは時間が経つのが早い」と言われてきました。
“ジャネーの法則”でいうところの「年齢を重ねるにつれて自分の人生における1年の比率が小さくなる」というのとも違っている感じがします。

認知症による時間の感覚のズレでもなく、閃輝暗点のために以前より見ることに苦労していることでもなく、さらに同じことをするにも時間がかかるようになるので短く感じるというのでもない感じがしています。

ジャネーの法則を打ち破る方法として、「夢や目標を持って、常に新しいことに挑戦し続けること」が言われていますが、残された短い時間の中で達成するためには、これまでの自分を活かし尽くすしかないと思っています。

その具体的な実践は「学びの伴歩」の活動です。

「学びの伴歩」については、次回(日々修行222)、現在の進捗状況を書き記すことにします。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

ボランティアは無償で行うもの、対価として金額を求めたらボランティアではないという気持ちは多くの人に抱かれているようです。

それに対して有償ボランティアという考え方があって、これには少額であってもアルバイトのように対価が発生するものと、金銭が発生しないものがあります。

前者の対価が発生する有償ボランティアは、時給のようなものではなくて、仕事の量に関係なく手当(交通費などの実費)が与えられるものが多くなっています。

まったく金銭が発生しない有償ボランティアは、ボランティアと呼んでよいのかとの疑問を抱く人がいるかと思いますが、ボランティアをした時間や仕事の内容を金額などに変換して積み立てておくものがあります。

これはボランティア貯金と呼ばれています。貯金は、将来のためにお金を貯めておくことで、具体的には金融機関にお金を預けておくことを指しています。金融機関で使われる貯金という用語は、ゆうちょ銀行、農業協同組合、漁業協同組合で使われるもので、それ以外の金融機関(銀行、信用金庫、信用組合など)では預金が使われています。

ボランティア貯金の多くは、ボランティアができる間は自分が貯めるほうになり、ボランティアが必要になったときには貯蓄を取り崩していくほうになる仕組みです。例えば、介護をしたら、自分が介護をされるようになったときには貯蓄分を使うことができるものです。

このようなボランティア貯金というシステムがなくても、ボランティアを続けていることが、金銭にかえることができないメリットを得ることになるという考えで実施されているものもあります。

中には無償ボランティアで、ギャラも交通費もなくて、むしろボランティアが寄付をするという形のところもあります。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕