作成者別アーカイブ: JMDS

「いいもち麦の日」石橋工業(福岡県筑後市)がいい(11)麦(6)の語呂合わせで制定。

「アリンコのロールケーキの日」パティスリードパラディ(東京都文京区)はロールケーキ専門店ARINCO(アリンコ)を運営しており、いい(11)ロール(6)ケーキの語呂合わせで制定。

「巻寿司の日」あじかん(広島県広島市)が節分(立春、立夏、立秋、立冬の前日)に巻寿司を丸かぶりすると幸運が訪れるといわれていることから制定。

毎月6日:「メロンの日」(全国メロンサミットinほこた開催実行委員会)、「手巻きロールケーキの日」(モンテール)、「手巻きロールの日」(モンテール)

サプリメントの代表的なものといえばビタミン、ミネラルというのが一般的な認識です。サプリメントには補助、補完、補充という意味があり、通常の食事では不足する栄養素を補うものを指しています。その不足して補うものとして一番にあげられるのがビタミンとミネラルです。

そのビタミンもミネラルも医薬品に分類されていた時代があります。それほど昔のことではなくて、医薬品だけでなく食品としても使えるように規制緩和されたきっかけはアメリカによる外圧で、1996年のことでした。

ビタミンが食品としても許可されたのは1997年で、翌年の1998年にはハーブが食品として許可されました。1999年にはミネラルが食品としても許可され。2001年にアミノ酸が食品として許可されました。

2001年は、厚生省と労働省が合併して厚生労働省が発足した年で、この年からサプリメント・健康食品の制度が大きく変わっていきました。2001年には栄養機能食品制度が設けられて、国が定めた摂取量の範囲であれば機能を表示できることができるようになりました。

改正によって徐々に種類が増やされていって、今ではビタミン13種類、ミネラル6種類、脂肪酸1種類が対象となっています。機能の表示といっても定型文の範囲であって、一般的な成分の機能の範囲(カルシウムと骨の関係など)に規制されています。

医薬品成分から食品成分にも使われるようになったのは、ビタミン、ミネラル、脂肪酸だけでなく、2001年にはコエンザイムQ10、2002年にはL‐カルニチン、2004年にはα‐リポ酸という代謝促進成分も使用できるようになりました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

小泉首相が所信表明演説で述べた「今の痛みに耐えて、明日を良くしようとする米百俵の精神こそ、改革を進めようとする今日の我々に必要ではないか」は、「聖域なき構造改革」を表す言葉として今も語り継がれています。

この中に登場する「米百俵の精神」は、今まさに史語として伝えられるべき言葉ですが、これは“死語”になりかねない状況が続いていると感じることがあります。

米百俵の精神は、幕末から明治初期の長岡藩(現在の新潟県長岡市)の藩士・小林虎三郎による教育にまつわる故事です。

戊辰戦争の一つである北越戦争で敗れた長岡藩は7万4000石から2万4000石に減らされて、財政が窮乏した藩士は、その日の食にも苦慮する状態となりました。窮状を見かねた支藩の三根山藩から百俵の米が贈られることになりました。

これで生活が楽になると藩士は喜んだものの、藩の大参事(藩のNo.2)の小林虎三郎は贈られた米を藩士に分け与えず、これを売って学校設立の費用とすることを決定しました。

これに反発して押しかけて抗議をする藩士に対して、小林虎三郎は「百俵の米も食えばたちまちなくなるが、教育に当てれば明日の一万、百万俵となる」と諭して、決定を押し切ったと伝えられます。

この逸話は、のちに山本有三の戯曲で有名になり、現在の辛抱が将来の利益となる「米百俵の精神」として伝えられることになります。
戯曲の中では、次のようなやり取りが書かれています。

「この米を一日か二日で食いつぶして、後に何が残るのだ。国が興るのも、滅びるのも、町が栄えるのも、衰えるのも、ことごとく人にある」
「この百俵の米をもとにして、学校を立てたいのだ。この百俵は今でこそただの百俵だが、後年には一万俵になるか、百万俵になるか、はかりしれないものがある。いや、米俵などでは見積もれない尊いものになるのだ。その日暮らしでは、長岡は立ち上がれないぞ。新しい日本は生まれないぞ」

米百俵の売却金によって開校された国漢学校は士族だけでなく庶民の入学も許可され、のちの新潟県立長岡高等学校の前身となりました。このことは、親戚の者が長岡高校に入学したときに、その父親から自慢話のように聞かされました。

この精神は、今の政権にも引き継がれているのかというと、疑問が残る所です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「魚肉ソーセージはソーセージなのか」というのは食品に関する話題としては、よく出てくることで、クイズ番組でも形を変えて何度も登場している定番ネタの一つです。

魚肉ソーセージは、通常のソーセージと違うのは明らかなことで、魚肉の練り製品です。ソーセージの形にした蒲鉾(かまぼこ)と言われることもあります。

材料はスケトウダラなどの冷凍すり身に豚脂、調味料、香辛料などを混ぜたものです。「など」というのは何かということですが、デンプン、植物性たんぱく質、卵白などが結着と増量のために加えられることが多く、すり身の割合は50〜60%となっています。

食品表示法の食品表示基準では、原材料のうち魚肉の割合が50%以上で、植物性たんぱく質が20%以下と定められています。

これに対してソーセージは、豚肉や鶏肉のひき肉を、豚や牛、羊などの腸につめたものを指しています。簡単にいうと、腸詰め食肉加工品です。

ソーセージは、基本的には使われている腸の種類によって名称が分類されていて、羊の腸がウインナー、豚の腸がフランクフルト、牛の腸がボロニアソーセージとされます。この違いだけに着目して、クイズ番組で出題されることがあるのですが、それだけでは正解とは言いにくいところがあります。

今では太さも定義に加えられていて、ウインナーは羊の腸のソーセージまたは太さが20mm未満のソーセージ、フランクフルトは豚の腸のソーセージまたは太さが20mm以上36mm未満のソーセージ、ボロニアソーセージは牛の腸のソーセージまたは太さが36mm以上と定められています。

腸の種類が違っていても、太さだけで名称が分類されるので、腸の種類だけで分類するのは正解なのか、そうでないのかはクイズ番組では出題側の考え次第ということがいえます

魚肉ソーセージは腸に詰められていないので、ソーセージ型の練り製品ということになりますが、形状が異なる魚肉ハムも存在しています。製法は魚肉ソーセージと違いはないのですが、魚肉ハムは魚肉の肉片を塩漬けしたものが材料となっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「ごまの日」全国胡麻加工組合が、いい(11)ご(5)まの語呂合わせで制定。

「いい酵母の日」日健協サービス(埼玉県鴻巣市)が、いい(11)酵(5)母の語呂合わせで制定。

「縁結びの日」神話の国・縁結び観光協会(島根県松江市)が、いい(11)ご(5)縁の語呂合わせで制定。

「予防医学デー」北里大学北里研究所病院(東京都港区)が予防医学で寄与することを目的として北里柴三郎が北里研究所を設立した1914年11月5日にちなんで制定。

「おいしいあなごの日」あなご専門店の松井泉(大阪府堺市)が1年を通じて最も脂が乗っておいしい時季の11月と、おい(1)しい(1)あなご(5)の語呂合わせで制定。

毎月5日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

サプリメントや健康食品の広告宣伝などを規制するために設けられた「無承認無許可医薬品監視指導マニュアル」は、一般にはサプリメントなどの医薬品的な効能効果を述べることを規制するものと認識されています。

それは間違ってはいないのですが、マニュアルの重要な内容は、それだけではありません。医薬品だけに認められていることを、サプリメントなどで表現すると、効能効果と同じように厳しく対処されます。

医薬品は、どんな病気の治療に使うのかという有効性(効能効果)のほかに、どれだけの量を使うのか、いつ摂取するのかが定められています。それに対して、サプリメントなどは有効性、形状、用法用量が規制されています。

形状というのは医薬品と同じ形のことで、医薬品と同じ形をしていると医薬品と勘違いされることがあることから規制の対象となっています。以前は錠剤もカプセルも禁止されていて、有効性の一部を表示することが許可される特定保健用食品も登場したばかりのときには医薬品と同様の錠剤とカプセルを使うことはできませんでした。

そのために、錠剤は丸い形ではなくて三角形、六角形などにして、カプセルは涙型が使われていました。今では錠剤もカプセルも医薬品でないことがわかる表示がされていれば使うことができるようになっています。

サプリメントなどの用法用量は、摂取する量では「1日1粒を目安に」と書かれています。“錠”という表現は医薬品だけに許されていることで、粒でなくても粒と表現されることが多くなっています。

摂取タイミングはサプリメントなどでは一切表示することができません。食品なので、いつ摂ってもよいと書かれることもあります。“飲む”という表現は、医薬品との勘違いが起こるので、これも禁止されています。

栄養成分は、摂取タイミングによって吸収率が大きく異なります。水溶性成分は、いつ摂取しても吸収されるのが基本的なところですが、脂溶性成分は胃の中に脂肪があることで溶けて吸収されます。ということは、空腹時に脂溶性成分を摂ると素通りしてしまうということです。

そんな基本中の基本も伝えられず、無駄なことをさせているのがサプリメント業界であり、それは消費者保護にならないとの考えで、そのことを伝える活動は今でも続けています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害者の人材活用は、将来的に人材不足となることが明らかな医療・福祉分野にも期待されています。

厚生労働省の「厚生労働白書」(令和2年版)では、超高齢社会における社会の変容の中で働き場について触れられています。

推計の年は2040年(令和22年)で、そのときには高齢化率は35.3%(高齢者数3921万人)と推計されています。2020年が28.4%(3589万人)、30年前の1989年(平成元年)が12.1%(1489万人)であるので、大きく増えていることがわかります。

これだけの高齢者を支えるためには、そのための人材も増やしていく必要があり、1989年の医療・福祉の従事者は221万人(総就業者数の3.6%)であったのが30年で843万人(12.5%)に増え、そして20年後には1070万人(20%)にもなるとしています。

初めの推計では海外の人材も確保して17.7%で抑えられる見込みも立てられていました。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大で海外の人材を期待するのは難しくなり、国内の人材に頼るしかなくなったことで5人に1人が医療と福祉で働かないと超高齢社会を支えられないという実態が明らかになってきました。

超高齢社会を支える人材として期待を向けているのが発達障害者で、発達障害の人が働き手にならなければ将来の社会を支えられなくなるほど状況は逼迫しています。そして、サブの仕事に甘んじているのではなく、発達障害の特性を他の人にはない優れた能力に変えていくことが可能となっています。

医療と福祉の世界で中心的に働くためには専門の資格が必要で、発達障害の人に、その位置取りで働くことを求めるのは大変なことだと認識されています。しかし、全就業者の20%も必要な時代となると、資格者の仕事の周囲に新たな働き場が着実に増えていきます。

現場仕事だけでなく、商品開発、商品流通、情報提供など、これらの周辺事業を的確に実施するためにはIT化が必要であり、その人材を担うことも期待されています。

医療・福祉分野のIT業務を担うことができる技能を身につける機会を設けるために、医療・福祉の事業分野との交流による視野や世界観を拡げるための知識取得と、IT技能の習得を可能とする教育の提供は、今後の新事業として重要度が増すものと認識されています。

発達障害は、子どものときの特性が、そのまま成人になっても継続するという特徴があります。成人になると、社会での生活への慣れもあって、子どものときのような極端な反応は見られなくなることが多いものの、従来のままの社会との交流が苦手という特性は続いています。

発達障害の改善には、できるだけ早い段階で取り組むことが重要であり、可能であれば就学前の段階で支援するべきです。発達障害児支援施設では3〜5歳の未就学児を対象とした支援が進められています。

しかし、発達障害児に対する社会の理解の進みが遅いこともあって、親が子どもの発達障害を隠す、子どもに発達障害であることを伝えない、医療機関で診察を受けないといった例も少なくありません。

このような状況では、将来がある子どもの芽を摘んでしまうことにもなりかねません。的確な発達障害の支援が受けられるようにして、ギフテッドと呼ばれる他の子どもたちに勝るような才能を発揮できるようにしてあげるためにも、地域社会の理解を進め、子どもたちの支援を早い段階でし続けるためにも、児童発達サポーターの養成は重要な役割を担っていると認識しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

食べるべき食品を列記した前回(発達栄養学14)の「まごわやさしい」に続いて、最近では「まごたちわやさしい」と、卵(た)、乳(ち)を加えた言葉も言われるようになりました。

たんぱく質は成長期の子どもだけでなく、高齢者の健康にも必要であることから、たんぱく質は肉からではなく、魚と大豆に加えて卵と牛乳からも摂ることがすすめられるようになっています。

さらに「まごたちにわやさしい」と肉も増やすことがすすめられる場合もありますが、肉の飽和脂肪酸は摂りすぎないようにします。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」には、三大エネルギー源(たんぱく質、脂質、糖質)の理想的な摂取バランスが掲載されています。

これはたんぱく質(Protein)、脂質(Fat)、糖質(Carbohydrate)の頭文字をとってPFCバランス(比率)と呼ばれています。理想的な摂取バランスは、たんぱく質が13〜20%、脂質が20〜30%、糖質が50〜65%とされています。

糖質が多いように感じるかもしれませんが、1gあたりのエネルギー量は、たんぱく質と糖質が約4kcal、脂質が約9kcalと、脂質と比べるとエネルギー量が少ないことから、見た目の分量は多めになっています。

脂質は2010年版までは20〜25%とされていました。これはエネルギー量が多い脂質の量が増やされたということではありません。脂質は動物性食品に含まれる飽和脂肪酸と、植物性食品と魚に含まれる不飽和脂肪酸に分けられます。

飽和脂肪酸は動脈硬化のリスクを高め、不飽和脂肪酸はリスクを低下させることが知られています。2015年版からは脂質の摂取量を増やす代わりに、飽和脂肪酸の割合を7%以下にすることが示されて、できるだけ不飽和脂肪酸を多く摂ることがすすめられています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「かき揚げの日」味のちぬや(香川県三豊市)が、かき揚げが麺に乗せて食べられることからカレンダーで11月11日の「めんの日」の上の11月4日を制定。

毎月4日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

サプリメント(健康食品)業界の関わりは、それぞれの場面で付き合ってきた人によって、私に対するイメージが違っています。

週刊誌で98回、サプリメントの連載(基本は3ページ)をしてきましたが、そのときには実際の商品を例にして、成分の科学的な説明をしてきたので、販売会社の支援のように扱われることもありました。

あくまで記事であったので、有効性と商品を一緒に取り上げることができました。サプリメント商品に、効能効果を説明するようなチラシや冊子をつけて宣伝したら、これは法律違反となります。

何も宣伝をしようというのではなくて、同じように見える商品、同じ中身であっても、素材や栽培地、収穫時期、加工法によって有効成分は異なってくるので、そのような“よい商品”を選んでほしいというメッセージを込めた記事内容でした。

このような記事を書こうと思ったのは、健康雑誌などの記事は、公平性のある内容というよりも、商品を摂っている人の体験談が中心で、実際のところが伝わっていない状況への挑戦の気持ちがありました。

体験談ばかりの状況は、サプリメントを規制する法律と、これに対応(対抗?)して販売する会社の“戦い”の歴史の行き着くところと言えます。サプリメントの規制が本格的に始まったのは1987年のことで、この年に「無承認無許可医薬品監視指導マニュアル」が登場しました。

これはサプリメントの内容を伝える広告宣伝、書籍、雑誌記事、放送、講習などの規制をするもので、医薬品を規制する法律に基づいて定められています。その法律は以前は薬事法でしたが、改正によって「医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」と変わったものの、「無承認無許可医薬品監視指導マニュアル」は変わることなく、改正が繰り返されていきました。

このマニュアルの「無承認無許可医薬品」という部分は、なかなか理解されにくいところですが、これは医薬品のような形状をしたサプリメントや健康食品を指しています。医薬品は承認と許可を受けて販売することができるわけですが、サプリメントや健康食品は医薬品としての承認も許可も受けていません。

それなのに医薬品と間違われるような効能効果を表示や口頭などで伝えることは、承認も許可も得ていない医薬品、つまり偽薬という位置づけで取り締まろうというのが、「無承認無許可医薬品監視指導マニュアル」の存在意義といえます。

この規制のおかげで、私はサプリメント業界の法律の講師として仕事をすることができました。その一部は、今でも続いています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕