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2月21日
毎月21日:「木挽BLUEの日」(雲海酒造)、「漬物の日」(全日本漬物協同組合連合会)

2月22日
「猫の日」猫の日制定委員会が猫の鳴き声のニャンニャンニャンから制定。
「ふふふの日」ロート製薬がセルフメディケーションを伝えるフリーマガジン「太陽笑顔fufufu」の普及のため、ふ(2)ふふ(22)の語呂合わせで制定。
「猫背改善の日」猫背改善専門スタジオきゃっとばっく(東京都新宿区)が2が猫背の人を横から見た形に似ていて最も2が並ぶことから制定。
「ひざイキイキの日」生化学工業(東京都千代田区)が膝の病気と治療法の情報発信のために膝はknee(ニー)であることからニー(2)ニー(2)ニー(2)の語呂合わせで制定。
「おでんの日」越乃おでん会(新潟県新潟市)が熱々のおでんに息を吹きかけることから、ふー(2)ふー(2)ふー(2)の語呂合わせで制定。
「カツカレーの日」カツカレー発祥の店の銀座スイスが創業日(1947年2月22日)から制定。
毎月22日:「カニカマの日」(スギヨ)、「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)、「夫婦の日」(毎日新聞、味の素など)、「ラブラブサンドの日」(日糧製パン)

2月23日
「夫婦で妊活の日」NPO法人男性不妊ドクターズが妊娠は夫婦で取り組むことであるとして二(2)人(2)三(3)脚の語呂合わせで制定。
「チーズ鱈の日」なとりがチーズ鱈の生産が開始された1982年2月23日にちなんで制定。
毎月23日:「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)

2月24日
毎月24日:「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京削節類卸協同組合)

2月25日
「とちぎのいちごの日」栃木いちご消費宣伝事業委員会が、いちごの流通が多い1〜3月と、と(10)ちぎのいちご(15)から合計で25になることから1月25日、2月25日、3月25日を制定。
「ひざ関節の日」キューサイが膝は英語でニー(knee)から2、楽しいことをニッ(2)コ(5)リと表現することから組み合わせて制定。
「ヱビスの日」サッポロビールがヱビスビールが初めて販売された1890年2月25日にちなんで制定。
毎月25日:「プリンの日」(オハヨー乳業)、「歯茎の日」(佐藤製薬)

2月26日
「ご飯がススムキムチの日」ピックルスコーポレーション(埼玉県所沢市)が、ご飯がススムキムチの需要が高まる時期の普及を目的に、ススムのスを2に見立ててス(2)ス(2)ム(6)から制定。
「フロリダグレープフルーツの日」アメリカ・フロリダ州政府柑橘局が2月からフロリダ産グレープフルーツが旬になり、フロ(26)リダの語呂合わせで制定。
毎月26日:「風呂の日」(東京ガス)、「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)

2月27日
「冬の恋人の日」2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーの間に恋人同士が絆を深める日として絆(きずな)のずなを27に見立てて結婚カウンセラーなどが制定。
毎月27日:「ツナの日」

2月28日
「ビスケットの日」全国ビスケット協会が1855年に軍用パンの製法をオランダ人から学ぶために長崎にいた水戸藩の蘭医が水戸藩に送った1855年2月28日の書簡にビスケットの製法が書かれていたことから制定。
毎月28日:「にわとりの日」(日本養鶏協会)、「ニワトリの日」(都道府県食肉消費者対策協議会)

「キヌアの日」日本キヌア協会が国連で2013年2月20日に国際キヌア年の開幕式典があったことから制定。

「尿もれ克服の日」患者団体ひまわり会(大阪府大阪市)が尿(2)も(英語でtoo=2)れ(0)の語呂合わせで制定。

毎月20日:「ワインの日」(日本ソムリエ協会)、「信州ワインブレッドの日」(信州ワインブレッド研究会)、「シチューライスの日」(ハウス食品)、「発芽野菜の日」(村上農園)

糖尿病患者から聞かれることが多いことの一つに飲酒の頻度があります。「糖尿病になったので、どの程度に飲酒を控えればよいのか」とか「どれくらいなら飲んでも大丈夫か」という質問ですが、その答えは明らかで、糖尿病と診断されたら「飲酒は禁止」です。

それなのに飲酒が許可されることもあります。これについて、よく言われるのが「主治医の飲酒の有無」です。医師が酒を飲まない場合は「絶対禁止」と言い、医師が酒を飲む場合は、ある程度の飲酒は許すということです。

こういったことがあるのは認めるところですが、“ある程度”の程度が気になる人も多いかと思います。飲酒が許されるといっても、糖尿病では週に1回だけ、アルコールとして25g(日本酒なら1合、ビールなら中瓶1本程度)くらいです。

その飲酒量が許可される人は、血糖値のコントロールができていて、肝機能に問題がなくて、合併症がないことが最低条件です。三大合併症(神経障害、眼の網膜症、腎臓病)があったら、どんなに寛容な医師であっても飲酒は禁止されます。

また、飲み始めたらストップが効かなくなって許可されたよりも飲み過ぎてしまう人、飲んだら食事量が増えてしまう人も飲酒は禁止されます。飲酒は食欲を増進させるだけに、少量の飲酒でも食べすぎることに心当たりがある人は、「どれくらいなら飲んでもよいのか」と聞くだけ無駄ということになります。

糖尿病の人は、自分に都合がよいように解釈しようとする気持ちが強いことが指摘されています。先ほどの25gのアルコール摂取について、「糖尿病を抑える作用がある」という説があり、それを心の拠り所(根拠)として、飲酒を控えるように言う声を聞こうとしないことがあります。

適度な飲酒は血糖値を安定させる作用があるものの、それは糖尿病まで進んでいない「血糖値が高めの人」に限ってのことです。

また、「飲酒をすると血糖値が下がる」という説もあります。アルコール自体には糖分が含まれていないものの、アルコール飲料となると糖分が加えられたものがあります。

アルコールには肝臓でグリコーゲンをブドウ糖に分解して血液中に放出する作用があって、一過性では血糖値は上昇します。しかし、飲酒量が増えると今度は血糖値が下がるようになります。

これは肝臓がアルコールの分解を優先させるためにブドウ糖の放出が遅れて、一時的に血糖値が下がることを指しています。

ここで飲酒も食事も終えていればよいのですが、血糖値が下がると空腹を感じて、食べ過ぎてしまうことになります。そのために食べる量が増えることにもなるので、血糖値を下げる作用があると言って飲みすぎるようなことは絶対に避けなければならないということです。
(このメカニズムについては「日々修行176」で説明します)
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「三つ子の魂百まで」という言葉があります。幼いときに表れた性質は、いくつになっても変わらないという意味で、幼いときの経験の重要性を説いています。

味覚の形成は3歳までの経験が大切で、遅くとも4歳までには一生涯の味覚の基礎を作り上げると言われています。

味覚を感じているのは舌にある味蕾です。味蕾の数は生まれたばかりの乳児には1万個以上あるのですが、3〜4歳から減り始めて、成人では75%ほどになります。そして、高齢者では30%にも減ってしまいます。

味覚には甘味、酸味、苦味、渋味、辛味、塩味などがあります。乳児のときに安心できるのは甘味で、離乳食を始めたばかりのときには甘味以外の味を受け入れようとしないことがあります。

酸味は腐ったものを感じさせる味で、苦味と渋味は毒物を感じさせるものであり、刺激的な辛味(とうがらし、わさび、しょうがなど)も乳児が受けつけない味となっています。また、塩味も強くなると塩辛い刺激のある味となります。

成長につれて、さまざまな食品を食べるようになると五感の違いがわかるようになっていきます。味蕾が受けた刺激が神経を通じて伝えられて、最終的には大脳皮質の味覚野で感じています。その記憶が“おいしい”“おいしくない”の判断の元になり、記憶に照らし合わせて味わうようになります。

和食の薄味や出汁(だし)の味は、3歳までに記憶することで敏感になっていきます。複数の味覚を組み合わせた複雑な味は、いろいろな食材を食べるようになってから身につくことから、10歳くらいまでなら間に合うと考えられています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

性徴といわれる男女差が身体にはみられますが、それと同様に脳の構造や機能にも統計的にみると差があることが知られています。脳の重量は男性で概ね1400~1500gであり、女性が概ね1250~1350gであるのに比べると重いとされています。

脳が大きければ、その分だけ機能が高いとは言えないのは事実で、効率よく機能するためには右脳と左脳の連携が重要になってきます。この連携が女性は優れていて、重量の差を埋めています。

右脳と左脳(左右の大脳半球)をつなぐ脳梁膨大部は女性のほうが大きくなっています。このことによって右脳と左脳の情報伝達がスムーズに行われることになります。

女性は言語機能において左右両半球を活動させていて、左半球(左脳)を主に活動させる男性より高い能力を示すことと関連があるとされています。

また、空間認知機能を担う頭頂葉では、男性のほうが皮質の表面積が大きく(皮質の厚さは女性が大きい)、これが男性で空間認知機能がより高いことと関連しているとの報告もあります。

ただ、脳の構造や機能に関する男女差については、まだ充分に確立された所見とはいえないものも多いので、今後の研究を待たなければならないところがあります。

自閉症の発症には遺伝的要因が大きく関わっています。遺伝子がまったく同じである一卵性双生児における同時発現率は50~85%で、遺伝子がまったく同一とはいえない二卵性双生児の同時発現率の約20%より明らかに多いことは遺伝要因が大きいことを示しています。

一方で、一卵性双生児でも100%の同時発現ではないことが、遺伝要因以外の要素も一定程度関わっていることを示しています。

遺伝要因が大きいことから、自閉症の発現と関連があるのではないかと考えられる遺伝子の研究が活発に行われています。現時点で100以上の自閉症と関連がある可能性のある遺伝子が報告されていて、それらは性染色体を含むヒトの染色体23対のすべてに存在しています。

自閉症の発症に関わる要因は多様で遺伝子については複数が関わっていると考えられていて、このことが自閉症がスペクトラム状態でみられ、個別差があることと一致することにつながると考えられています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「チョコミントの日」チョコミントの日を制定しよう!プロジェクトが全米菓子協会のチョコミントの日に合わせて制定。

「信州・まつもと鍋の日」おいしい信州ふーど・信州まつもと鍋開発プロジェクトチーム(長野県松本市、松本大学、JA松本ハイランド、JA松本市)が温かい鍋がおいしい冬の12月、1月、2月で、食の語呂に合わせて19日を制定。

毎月19日:「いいきゅうりの日」(いいきゅうりの日プロジェクト)、「松阪牛の日」(やまとダイニング)、「熟カレーの日」(江崎グリコ)、「シュークリームの日」(モンテール)、「クレープの日」(モンテール)、「食育の日」(食育推進会議)、「イクラの日」(カッパ・クリエイト)

体質は遺伝と関係するものと遺伝とは関係がないものがありますが、ここでは遺伝的なことの観点で、糖尿病と高血圧について書いていきます。

私の父親の家系は糖尿病になりやすくて、“糖尿病体質”だと指摘されていました。父親も叔父(父の兄)も糖尿病で、父親は脳血管に影響が出て、叔父は心臓に影響が出ました。祖母も糖尿病から脳血管に影響が出たと聞いています。

糖尿病というと尿に糖が多く含まれるようになる病気と認識されることがあるようですが、血糖(血液中のブドウ糖)が多くなりすぎることで血管がもろくなっていきます。ブドウ糖が多く浸透した血管の細胞は新陳代謝が低下して、再生されにくくなることが原因です。

特にダメージを受けやすいのが毛細血管で、毛細血管が密集している神経細胞、眼の網膜、腎臓が早期に影響を受けるようになります。これは糖尿病の三大合併症で、頭文字をとって「しめじ」と呼ばれています。

母親の家系は高血圧症になりやすくて、こちらも“高血圧体質”だと指摘されていました。母親は高血圧で心臓に影響が出ました。祖父は高血圧で若くして脳出血になり、祖母は高血圧でありながら長生きしたものの脳血管の疾患がありました。

高血圧は単に血圧が高い状態を指していますが、治療が必要な段階になると高血圧症と呼ばれます。この“症”が付けられるような段階になると、動脈に強い負担がかかるようになり、心肥大、心不全、脳出血、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、眼底網膜病変、腎障害などの合併症が起こるようになります。

私は両方の遺伝子を受け継いでいるので、糖尿病にも高血圧症にもなりやすい体質だと子どものときから両親にも親戚にも言われていました。

これは健康のために食べ過ぎたり、甘いものを求めたり、おいしいからといって塩分を摂り過ぎないようにという注意喚起の意味もあったのだと思います。

3歳から6歳まで過ごした母親の実家の寺院では、裕福ではなかったものの饅頭などの甘いものは常にあって、漁師町で塩味が効いた魚も食べ放題であったので、今の感覚でいえば糖尿病と高血圧症のリスクがある食生活を“三つ子の魂”でしていたようなものです。

自分としては努力をしたつもりで、糖尿病も高血圧も無関係で古希を目前とした今まで過ごしてきました。弟は両方が出ました。

私も結構、無茶な生活をしてきたはずですが、どうして差が出たのかとの思いもあって、40代のときに遺伝子検査を受けてみました。遺伝子には問題がないという結果が出てから、今更ながらの感覚で、遺伝と生活習慣病の複数の論文を読みました。

要約すると、糖尿病や高血圧の遺伝子(体質)がある人が乱れた生活をすることによって発症するということで、その体質がない人は“少々の” 乱れた生活ではならないということです。

こうなると生活習慣病は、「本人の生活習慣が原因」とは言えなくなるのですが、このことを知ると“少々の乱れ”では済まず、乱れに乱れた生活をする言い訳に使われることもあるので、他の人には(できるだけ)言わないようにしています。
(とは言いながら、書いてしまいましたが)
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

京都の言い回しについて書くという話を知人に伝えたときに、初めに書かれるのではないか、少なくとも早いうちに書かれるのではないかと期待していると言われた言葉があります。

それは「ぶぶ漬けでもいかがですか?」「ぶぶ漬けでもどうどす?」です。これは見聞きしたことが多いようで、期待されるのも理解できることです。

ぶぶ漬けは京都ではお茶漬けのことで、米飯にお茶や出汁をかけたものです。

市販されているお茶漬けの素を使ったり、お茶漬けの素を使わずに本格的に料理の一つとして出すことはあっても、それはコース料理の中に初めから取り入れられているものです。

そのような作法がある「ぶぶ漬け」を、わざわざ食べますかと聞くのは、初めから用意がしていないわけで、充分におもてなしをしたのに、まだ帰らない、まだ食べたそうにしているという無作法な人に対して口に出す言葉です。

その意味は「そろそろお帰りください」という気持ちがあり、また帰ることを催促する挨拶のようなものです。それなのに、「いただきます」と本気で返すのは笑いものになるというぶぶ漬け伝説、京都あるあるの一つです。

「さっさと帰れ!」という意味合いで言われないように、「ぶぶ漬け」の言葉が出ないうちに、早々と帰るようにするのが肝心という話です。

同じ意味合いで使われるのは「お茶いりますか?」です。お茶を出されて飲んでいるときには「もう一杯いかがですか?」という言葉が出たら、これは「もう帰って」という意味であるのは京都の言い回しなので、一杯だけで退散するのが正解と言えそうです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、行動学的・栄養生化学的な視点を示しています。

食事摂取基準は主に栄養生化学的な視点から策定されています。

しかし、食習慣やエネルギー・栄養素摂取量の健康影響を与えるためには、栄養生化学的な視点だけでなく、行動学や栄養生理学的な視点も欠かせません。

例えば、1日の中での食事回数(頻度)、特に朝食の有無が肥満や2型糖尿病などの有病率に関与している可能性が報告されています。

1日の中の食事間のエネルギーや栄養素の摂取割合の違いが、その後のメタボリック・シンドロームなどに関連したとする報告もあります。

また、食べる速さが肥満やメタボリック・シンドローム、糖尿病の罹患や発症に関与しているとの報告も存在しています。

しかしながら、この領域における知見を食事摂取基準に直接に取り入れるには、さらなる概念整理や研究が必要であり、今後の課題であると考えられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「嫌煙運動の日」嫌煙権確立をめざす人々の会が1978年2月18日に嫌煙運動を始めたことから制定。

毎月18日:「防犯の日」(セコム)、「おにぎりの日」(中能登町)