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「押しも押されぬ」は完全に言い間違い、誤用であるのに、今も多くの人が普通に使っています。テレビ番組でもタレントやアイドルが平気で使っていることから、何か意図があって言わされているのではないか、とさえ考えてしまうほど、よく耳にするフレーズです。

正しい使い方は「押しも押されもせぬ」で、自分から押すこともなく、他人から押されることがないという意味で、堂々とした確かな実力がある状態を指しています。

「押しも押されぬ」は、「押しも押されもせぬ」と「押すに押せない」が混ざって誤った使われ方がされるようになったと考えられています。

「押すに押せない」は押そうとしても押すことができないということで、意味するところは「押しも押されもせぬ」と似たところがあります。ただし、押すことだけであって、押されることは想定されていません。

たびたび登場する文化庁の「国語に関する世論調査」では、「実力があって堂々としていること」という本来の言い方である「押しも押されもせぬ」を使っている人は42%であったのに対して「押しも押されぬ」を使う人のほうは48%もいて、20〜30代では51%と半分以上もいました。

誤用も使われているうちに正しい言葉と認識されるようになり、そのうち辞書にも両方が掲載されるようになり、長く経過すると正しい言葉になる、ということは過去にもありました。

しかし、「押しも押されぬ」は、どの辞書でも、NHKの放送用語でも誤用と指摘されて(決めつけられて)います。

テレビ番組では出演者が誤用をした場合にはテロップで正しい言葉を流すということが行われていて、その代表的なものは「すごい」が「すごく」と直されています。

「押しも押されぬ」も正しい言葉のテロップを流してもよいと思うのですが、それはNHKでも行ってはいません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

第二次世界大戦後の昭和20~30年代は食料などで物価が高く、肥料や飼料が少ないことから、野菜、果物、卵などのサイズが小さくなり、魚や肉の一切れの量も少なくなっていました。

こういった実態を受けて、昭和29年(1954年)に開催された第1回日本栄養改善学会で、「現時点での食生活では食品の目安量は100kcalより80kcalに近い」との発表がありました。そして、食事療法が特に重要である糖尿病などで80kcalを目安とする食事指導が検討されました。

発表者の荒井光雄先生は、私が知り合ったときには集団給食の専門家で、後に私が事務局を務めた産業栄養指導者会の初代会長でした。

昭和40年(1965年)には、80kcal単位の食事では理解しにくいことから、十進法を採用して、「80kcal=1単位」もしくは「80kcal=1点」として採用することとなりました。

80kcal単位の目安量は、戦後の食糧難を背景に生まれたものであり、肥料や飼料の不足、1食分の食品の小型化などの影響がありました。それまで採用されてきた100kcal単位の栄養学に対して、戦後の緊急措置として始められたものです。

このことは荒井光雄先生から直接うかがいました。80kcalが広く知られるきっかけとなったのは日本糖尿病学会や栄養専門学校などが採用したからだということです。

戦後が終わってから久しい現在でも80kcalが目安量となっていることに違和感を抱く意見も少なくありません。現在の食品の目安量は100kcalに近く、100kcal単位で考えたほうが食品を身近に感じやすく、理解しやすい単位となっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「フナの日」古河鮒甘露煮組合(茨城県古河市)がフ(2)ナ(7)の語呂合わせで制定。

毎月7日:「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「Doleバナ活動の日」(ドール)

ワインを勉強することは夢のまた夢と思っていたときのこと、そんなことを思うとチャンスが向こうから飛び込んでくることもあって、桑山為男先生にインタビューする機会があり、さらにジャパンワインソサエティ(Japan Wine Society)に入会させてもらい、嫌でも勉強させられることになりました。

桑山為男先生といえばワインの世界では知らない人がいない重鎮中の重鎮で、私が巡り合ったときはホテルオークラ(東京・虎ノ門)のメインレストラン「ラ・ベル・エポック」のチーフソムリエ(後のシェフソムリエ)でした。

初めて名刺交換させてもらったとき驚いたのは通常より幅広の名刺で、そこには数々のワインに関する役職や資格名が列記されていました。フランスの各地のワインの協会によるワイン騎士などに続いて、ベネンシアドールとありました。

これはシャリー酒(スペイン・アンダルシ地方の白ワイン)を樽からグラスに注ぐプロの資格で、当時は日本人では1人だけ、というよりもスペイン人以外では世界で唯一の存在でした。

この話をすると長くなるので、別の機会に書くことにしますが、ただ長い柄杓を使って注ぐだけではなくて、空気を含ませて注ぐために大きく弧を描いて、宙に飛ばしてグラスに的確に注ぐというベネンシアドールでも数少ない技術の持ち主でした。

ジャパンワインソサエティは桑山先生がホテルオークラ内に設立したグループで、当時はワインに直接関わっていないメンバーは私だけでした。ワインの魅力を伝えることが役割ということで、さまざまなメディアに取り上げられるように動きました。

これが後に酒のペンクラブ(日々修行156で紹介)にもつながり、ソサエティのメンバーからは後ろ指を指されるようなこともありましたが、桑山先生は「ワインだけでも多くの分類があるのだから、多くの種類の酒を知ることはワインの普及にも役立つ」と言ってもらいました。

その当時は貴腐ワインが日本(山梨)でも製造されるようになったばかり(50年ほど前)の頃で、白ワイン用のブドウの果皮が特殊なカビに感染することによって皮が薄くなり、糖度が高まり、特有の芳香が出るという超高級ワインでした。

とても手が出るようなものではなかったのですが、貴腐ワインの製造所に取材と称して一緒に行かせてもらい、持ち帰ったものを料理と合わせて、メニューを考えるという機会にも参加させてもらいました。

他の国内のワインの醸造所にも一緒に訪問させてもらい、国際ワインコンクールで金賞を世界で一番多く受賞したルミエールにも行かせてもらいました。

そのワインショップが、私が月刊健康情報誌を13年間担当していた社団法人の近く(東京・永田町)にあったので、仕事に行ったのかワインの買い付けに行ったのかと言われるほど買い占めていました。

最後に桑山先生から言われたのは、「ソムリエの真似は人前でしないように」ということでした。ソムリエはワインの味を確認するために、口に少し含んでドゥルルッと啜るように鳴らすことがあります。これは急激に空気に触れさせて香りを立たせるための手法です。

これはソムリエだけに許されることですが、レストランのホストテイスティングのときにドゥルルッと鳴らす人は今でも年に何回か目にしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

情報リテラシーについては前回(健康情報5)紹介しましたが、これは健康情報学で最も重視している「健康リテラシー」の前振りのような感じでの説明でした。

健康リテラシーは、「正しい健康情報の中から自分に合ったものを探して手に入れ、理解し、評価した上で使える能力」を指しています。

もともとリテラシー(literacy)は、読み書きの能力を表す言葉ですが、今では「ある分野に関する知識と、知識を活用する能力」を指す言葉として使われることが多くなっています。情報リテラシー、メディアリテラシー、ITリテラシーといった使われ方がされています。

健康リテラシーのスタートは正しい情報が存在していることで、情報が正しくなかったら、それ以降の選択法も伝達法も正しかったとしても、世の中の役に立つ情報とはならないという認識があります。

正しい情報という言葉には、使う人によって違いもあって、正しい情報といいながら、その正しさの基準が自分が提供したい情報ということも少なくありません。

誰が見ても絶対に正しいという情報があって、それを見つけて、多くの人に提供することによって正しい選択をしてもらうことになります。

正しい情報を選択しても、それが自分や家族、仲間たちにとって必要なのか、役立てることができるのかという視点での選択がなければ、正しい情報を正しく選ぶことができなくなります。

情報を正しく使ってもらうために、使う人のことも考えて、情報発信することが重要であり、理解して使えるようにすること、そして継続して実践できるような情報であることも重要になります。

これを実現するためには情報源と受け取り手の間にいて発信し続ける存在が必要との認識で、私たちが立ち上げたのは健康ペンクラブです。そして、スローガンとしたのは「正しい情報を正しく伝える」という言葉でした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害の一つの学習障害では、学ぶために椅子に座るという当たり前のことにも困難さがあることがみられます。

学習のために座席に座り続ける姿勢を保持するには、腹筋と背筋の機能によってS字状の背骨の形を保つことが必要になります。

学習前の段階での運動不足や家庭内で椅子などに座るときの姿勢が崩れていると、座るための筋肉が強化されないまま入学することになります。
筋肉のつき方が不十分である場合には、日常生活や体育などの機会に筋肉を強化する活動が必要になってきます。

しかし、筋肉がついても、発達障害に特有の集中力の低下が、姿勢を保ちにくくすることもあります。

自閉症スペクトラム障害の場合には、一つのことに集中するために、教科書やテキストを注視して姿勢が前かがみになることもあります。自閉症スペクトラム障害がある子どもには、姿勢の崩れを常に注目して、気づいたときに注意することが求められます。

注意欠陥・多動性障害の多動・衝動性の場合には、いわゆる貧乏ゆすりがみられます。これは感情の高ぶりを身体を動かすことによって抑えようとする行動であり、それを抑制するような指導は、さらに感情を高め、衝動を引き起こすことにもなりかねません。

足を細かく動かし続ける貧乏ゆすりの多くは、座り続けていることによる不安やストレスが原因とされます。

また、発達障害では自律神経の調整の乱れから、交感神経の働きが盛んになる学習の時間帯に副交感神経の働きが盛んになり、集中力が低下する、眠気に襲われるということも起こりやすくなっています。

それを解消するために貧乏ゆすりをすることも少なくないことから、原因を考え、相談に乗ってあげること、また原因と思われることを家族に確認することも必要になってきます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「海苔の日」全国海苔貝類漁業協同組合連合会が大宝律令の中で租税として初めて海苔が登場した日にちなんで制定。

「お風呂の日」一般社団法人HOTJAPANが風(2)呂(6)の語呂合わせで制定。

「抹茶の日」西尾茶協同組合(愛知県西尾市)が茶道で湯を沸かす風(2)炉(6)の語呂合わせで制定。

「C1000の日」ハウスウエルネスフーズがC1000の発売日1990年2月6日にちなんで制定。

「フンドーダイ・煮物の日」フンドーダイ(熊本県熊本市)が煮(2)る(6)の語呂合わせで制定。

毎月6日:「メロンの日」(全国メロンサミットinほこた開催実行委員会)、「手巻きロールケーキの日」(モンテール)、「手巻きロールの日」(モンテール)

「決断」は「断つことを決めること」であると教えてもらい、そのことを再確認したのは2023年10月23日のことです。その日のうちに決断したこともあり、100日後には、これまで“後生大事”に持ち続けてきた人脈までも「決断」しました。

その日から数えて1000日目の2026年7月19日には、決断した結果を完全に示すことができるように、断っても絶っても寄ってくる“人脈話”も断る前提で会うようにしてきました。

初めから断る前提で会っているのだから、つながらないのは普通のことで、1回だけで終わるということも普通のことでした。

このような徐々に断って減らしていくことに疲れを感じていたときに、あえて自分から積極的に取り組むことにしたのはミニマリズムの世界でした。

ミニマリズムは節約とか断捨離と考えられていることもあるようですが、余計なものは持たない、不要なものは手放すというだけでなく、無駄なものにかけている時間を増やして、その時間を有効に使うことを目指しています。

モノを買うのにも使うのにも、そして整理するにも捨てるのにも時間がかかります。

時間ができたからといって安心するのではなくて、貴重な時間を有効に使うことを考え、そして時間が有益な結果をもたらすように動いていくことがミニマリズムの本質ではないかと考え、ミニマリストとしての「決断」を示すこととしました。

一般社団法人全日本ミニマリスト協会が設立されて、私も理事に加わったのは2024年4月1日のことです。

私の引っ越しの遍歴は生まれてから22回、今は23か所目の居場所となっていますが、親元から離れて暮らし始めた高校生のときから、徐々に書籍が増えていきました。

最も数が多かったのは原宿の一軒家で暮らしていたときで、これに仕事先に置いてあったものも加えると「まるで図書館みたい」と言われても、「その通り」と答えるのが不思議でない数でした。

地震があって、崩れてきたら圧死は間違いないような状況で、書籍のために1部屋を当てるしかなくて、それこそ借りに来る人もいる図書館になっていました。

そこから引っ越しをする先を選ぶときに、書籍の数を選択条件にしていたら、条件に当てはまるところがないので、徐々に減らしていきました。

そのように決めたのは、Windows95が登場した後だったので、捨てるには重要な情報は記録してからということで、捨てるほどに時間がなくなっていくという、現在のミニマリストとして目指していることとは逆のことをしていました。

岡山に移住したときには、書棚2つ分だけになりましたが、さらに減ったのはコロナ禍の3年間でした。仕事をしようにもできない時期に、これまでの情報を講習テキストの形にしていきました。

講習テキストの内容は、自分が知っていて、教えられることだけに絞ったのですが、それでも過去にやってきたことが反映されて、先ほど数えてみたら9種類の講習テキストで、総枚数(A4サイズ)は1200枚を超えていました。

これを自分の手で捨てるのは、物理的には可燃ゴミとして処分する方法はあるものの、なかなか決断ができないので、関係している方々に見てもらって、必要といってくれる方に渡していこうと考えました。

そのまま渡されても使い道に困るということもあることから、それぞれの方が使えるように分割する、他のものと組み合わせる、部分的に書き直すといった方法で、個別対応しようと考えています。

その作業にかかる時間の分だけは費用をいただこうと思っていますが、それ以上に施しをしようという声は、ありがたくいただくことにしました。

同じ状態のものを複数の方に渡すわけにはいかないので、早い者勝ちということで、これからできるだけ近い関係のところから順番に声をかけることにしました。

また、講習テキストなり、資料として受け取るときに、内容を把握しておきたいので、講習をしてほしいという声もあったので、それにも応えることにしました。

講習テキストなのに、一度も話をしていない、ホームページのコラムとしても書いていないコンテンツも案外とありました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「食の話をする」としか伝えないで、地域の方々に集まってもらったことがあります。わざと、そのような曖昧なテーマにしたのは、「食」に、どのような印象を持っているかを調べる研究の一つになれば、との思いもありました。

普通にイメージされるのは「食=栄養」と考えて、栄養学について何が聞けるのだろうと期待してやってきた方が最も多いという結果でした。

その半数ほどが私のことを知っている方で、東京で関わってきた仕事が臨床栄養であったことを知っていたようで、医学的な栄養学の話、中でも最新情報を期待した方が多くいました。

次に多かったのは、食品に関する情報への期待で、食品の安全性(農薬や食品添加物、加工時の変性)、栄養の低下(栽培や流通、加工での変化)、おいしい食品の見抜き方、調理による食品の変化などでした。

中には日本人の体質と栄養摂取の関係性について知りたくて訪れた方もいましたが、ごく少数派でした。

実際に何を話したのかというと、まずは目の前にある食品が、どのように作られて、どのように運ばれてきて、どのように調理するのが正しいのかということです。

調理のときに廃棄される部分は、ゴミの感覚で捨ててしまえば終わりということではなくて、これについても考えるのはフードロス問題としても語られていることです。

これは「フードリテラシー」と呼ばれる範囲のことで、大事な話の導入部として講演やセミナーなどでは普通に話をされていることです。

これに続いて話をしたのが本題で、食べた(口に入れて噛んだ)あとのことです。体内でどのように変化して、最終的にはどのようなことが体内で起っているのか、それによって私たちが生きていくことができるということの再確認の話です。

つまり、私が言いたい“食”は、食べるものというよりも「食べ方の問題」についてです。

今までどのように考え、どう実践してきたのか、その結果をどう伝えてきたのかをまとめていくのが「食のリテラシー」をテーマとした連載コラムの目的です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「体温が1℃低くなると免疫が30%低下し、基礎代謝は12%低下する」という話題が、健康を気づかう人たちの関心を集めています。

逆に体温が1℃高まれば、基礎代謝が高まることが期待されていますが、実際には体温が1℃高くなると基礎代謝は13%上昇するとの報告があります。

基礎代謝は、体温の保持や、脳や内臓の働きなど生命維持のために必要なエネルギーのことで、1日に使われるエネルギー消費量の約70%を占めています。

1日の摂取エネルギー量は男性が約2100kcal、女性が約1700kcal(令和5年国民健康・栄養調査/20歳以上)であるので、その70%分では男性が1470kcal、女性が1190kcalとなります。

このうち13%が上昇したとすると、男性は約190kcal、女性は約154kcal分が多く消費されることになります。この消費エネルギー量は、ウォーキングでは速度や体重などによって違いはあるものの、1時間ほど歩き続けたときの運動量とほぼ同じになっています。

体脂肪1kgは約7200kcalのエネルギー量があります。脂肪は1gあたりのエネルギー量が約9kcalですが、体脂肪は約20%が水分なので、この分を差し引いて計算をして7200kcalを導き出しています。

7200kcalを消費するためには、男性の約190kcal、女性の約154kcalを用いて計算すると毎日1時間、歩く時間を増やすと男性では約37日で、女性では約50日で1kg分の体脂肪が減ることになります。

ただ歩くだけでは、なかなか体脂肪が減らせないということで、運動をするときには、こういったことを配慮して種類や時間を選択する必要があります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕