「ビスケットの日」全国ビスケット協会が1855年に軍用パンの製法をオランダ人から学ぶために長崎にいた水戸藩の蘭医が水戸藩に送った1855年2月28日の書簡にビスケットの製法が書かれていたことから制定。
毎月28日:「にわとりの日」(日本養鶏協会)、「ニワトリの日」(都道府県食肉消費者対策協議会)
「ビスケットの日」全国ビスケット協会が1855年に軍用パンの製法をオランダ人から学ぶために長崎にいた水戸藩の蘭医が水戸藩に送った1855年2月28日の書簡にビスケットの製法が書かれていたことから制定。
毎月28日:「にわとりの日」(日本養鶏協会)、「ニワトリの日」(都道府県食肉消費者対策協議会)
アルコール飲料には酒税がかけられています。酒税は酒類が出荷されるときに課せられている国税です。
日本酒は他の酒類に比べると酒税の割合は低いものの、加えられている水にも酒税はかけられています。水が加えられているといってもピンとこないかもしれませんが、原酒でないものには水が加えられています。
日本酒の原酒のアルコール度数は20度(20%)ほどで、一般の日本酒のアルコール度数は15度ほどです。アルコール度数を低くするためには水が加えられています。
薄めるために使われた水は、本来ならアルコールではないので酒税がかからなくてもよいはずです。水の分だけ、酒税を少なくしてくれればよいのですが、そのような仕組みにはなっていません。
日本酒の中には、水を加える量が多いものがあって、それは本醸造酒という分類です。本醸造酒には醸造用アルコールが加えられています。醸造用アルコールは味の調整のために加えられると説明されることが多くなっています。
しかし、実際のところは日本酒の原価を下げるために加えられています。醸造用アルコールはアルコール度数が45度以上の食用エタノールのことで、主流はサトウキビなどが材料となったものです。
45度以上ということで、100%アルコールが使われることがありますが、アルコール度数が高いものを加えるほど日本酒の材料になるものもアルコール度数が高くなります。それを15度ほどに薄める場合には、原酒を使う場合よりも多くの水が加えられます。
醸造用アルコールは、ほとんど味がなくて、水にも味がないので、味が薄くなってしまいます。そのため、醸造用アルコールには“味付け”が行われています。この味付けされたものに対して、味の評価をするのは、どうしたものかという感覚があります。
できることなら、発酵させて作られた本来の味だけで評価すべきで、醸造用アルコールが使われていないのは「純米酒」です。さらに水が加えられていないのは「原酒」です。「純米」と「原酒」の両方が表示されていれば、混ぜものがない、「水に税金を払うことがない」日本酒ということができます、
さらに、酒米(酒造好適米)を適度に削って、米の味を引き出した「純米吟醸」、濾過によって味わいの部分を濾過することがない「無濾過」、加熱もしていない「生原酒」という魅力的なものも存在しています。
ここでは銘柄を明らかにはしないものの(近しい方なら知っているかとは思うのですが)、好みの日本酒に表示されているのは「純米吟醸 無濾過生原酒」です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕
子どもたちが食べているものと噛む回数を比べてみると、面白いことに気がつきます。
おいしいものは早く食べたいという気持ちはあっても、すぐに飲み込もうとするのではなく、口の中に長くとどめておくように何回も噛んでいます。逆に、おいしくないと、よく噛まずに食べる傾向があります。
子どもたちの咀嚼回数が減っていることを指摘して、よく噛んで食べられる食材を増やすように言われることが多いものの、やわらかな食材であっても、おいしければ噛む回数が増えます。
噛む回数が多くなるほど唾液が多く分泌されて、消化がよくなるとともに、唾液に含まれる消化酵素のアミラーゼがご飯などのデンプンと混ざって甘みが増して、もっとおいしさを感じるようになります。
成人の場合には一口について30回の咀嚼がすすめられます。1回の食事の平均的な口数(口の中に何回入れるか)は二十口ほどです。
一口につき30回咀嚼をしたら1食で600回になる計算ですが、実際の咀嚼を何回しているかを数えてみると1日で600回ほどとなっています。つまり、1日3食で計算すると一口について10回しか咀嚼していないことになるのです。
3歳は乳歯列が完成する時期で、特に指示をしなくても一口について15〜17回は噛んでいます。大人になると硬いものを食べるので、もっと噛んでもよいはずですが、実際には3歳児と変わらない回数となっています。早食いと言われる人(子どもでも大人でも)では5〜6回噛んだだけで飲み込んでいます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕
善玉菌は腸内で発酵を進め、悪玉菌は腐敗を進めますが、悪玉菌は肉類などのたんぱく質を分解して排泄処理をする役割があり、動物にとって必要なものです。
悪玉菌が多くなりすぎると、毒素(有害物質)が多く作られるようになり、これが便通を悪くして、腸壁への刺激が強まって腫瘍、がんなどの要因にもなります。
日和見菌は善玉菌が多いときには善玉菌の味方をして、逆に悪玉菌が多いときには悪玉菌の味方をします。
腸内細菌の健康的な割合は「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」とされています。
7割が腸内環境によって敵にも味方にもなるということで、善玉菌と悪玉菌の形成を一気に逆転させる日和見な存在です。
それだけに、できるだけ善玉菌を増やし、悪玉菌が増えすぎないようにすることが大切です。善玉菌の主な栄養源は糖質、食物繊維で、悪玉菌の主な栄養源は動物性たんぱく質、脂肪です。
和食で多く摂ることができる食品は善玉菌を増やし、洋食で多くなりがちな食品は悪玉菌を増やします。
善玉菌の栄養源には乳製品に含まれる乳糖もあげられることがありますが、乳製品は動物性たんぱく質と脂肪が多く含まれています。
このことがわかると、積極的に食べたほうがよいものと減らしたほうがよいものが見えてきます。
ただし、悪玉菌は肉類などのたんぱく質を分解して排泄処理をする役割があるということなので、少しの量は必要だということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕
「冬の恋人の日」2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーの間に恋人同士が絆を深める日として絆(きずな)のずなを27に見立てて結婚カウンセラーなどが制定。
毎月27日:「ツナの日」
吟醸酒と大吟醸酒は、どちらが優れているか、ということが話題となったときに、「吟醸酒が好き」というと、「それは安いからだろう」と言われることがあります。販売価格は大吟醸酒のほうが高いのは事実で、それは酒米(酒造好適米)の使用部分の量の違いが関係しています。
吟醸酒も大吟醸酒も、精米歩合の値が小さい(米を多く削っている)もので、精米歩合が70%以下は本醸造酒、60%以下は吟醸酒、50%以下は大吟醸酒と分類されています。
同じ酒米が使われていても、いわゆる雑味の原因となるタンパク質や脂質などが米の外側のほうが多くなっていることから、外側から多く削っていくほど透明感がある、すっきりとした味わいになっていきます。
酒造に使われる部分が少ないということは、それだけ同じ原材料(精米後の米)が少なくなるので、どうしても価格が高めになります。
この常識は、従来の精米法であった場合のことで、精米法の技術革新によって、吟醸酒の精米歩合であっても大吟醸酒と同じレベルにすることができるようになっています。
これによって、「大吟醸酒は米本来の旨みが低下する」と酒通(つう)の人が口にしていたことが改善されて、吟醸のよさを活かした「吟醸酒なのに実は大吟醸レベル」という日本酒づくりが可能となっています。
この変化を紹介する前に、従来の普通精米と呼ばれている一般的な「球形精米」について触れておくことにします。
米は形によって短粒種と長粒種に分けられています。日本で食べられているのはジャポニカ種と呼ばれる短粒種で、酒米も楕円形の短粒種です。この楕円形の酒米を精米機にかけると短い軸を中心にして回転して、長い軸のほうが多く削られていきます。
こうして丸い形状にしたのが従来の普通精米で、“真珠のよう”とたとえられる球形となります。この状態では酒米の30%ほどが削られることになります。
これに対して新たな精米法として登場したのが「原型精米」で、米の長さ、幅、厚みを均等の割合で削っていくことから、精米後の形が玄米と同じような形状になります。
雑味の原因となる物質は、表面から近い部分に多く含まれているため、球形精米よりも多くの部分を残して、球形精米と同じ状態の質とすることができるわけです。
これよりも進歩したのが「扁平精米」で、原型精米よりも厚みをさらに多く削って、幅は原型精米ほどには削らない精米法です。扁平の名前の通り、平べったい形になります。
扁平精米では、原型精米よりも効果的にタンパク質を除去できるので、精米歩合が高めであっても、雑味のない日本酒を作ることが可能となっています。
これによって本当に質が確保されているのかということですが、原型精米と扁平精米を比べた酒類総合研究所のデータを取り寄せて調べてみました。その結果は、日本酒の質として、ほぼ変わらないという結果でした。
私が好みの吟醸酒(純米吟醸酒)は、後で調べてみたら、扁平精米がほとんどでした。一般には精米法は公表されないことがあるのですが、扁平精米の精米機を納入しているメーカーから辿っていくことで確認することができました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕
京都の“いけず”を疑い始めたら、まったく逆の意味で言っていることも頭に置いておかないと付き合っていけないと言われることがあります。
それは言い過ぎではないかと思われる反面、確かに当たっていると感じることもあります。
逆の意味で使われると思われてしまうのは、京都特有の歴史背景があり、とにかく敵を作らないように曖昧な表現をすることが一つにはあります。
曖昧であれば、その言葉を聞いた人の感覚で済ませることもあるのでしょうが、褒めているような表現であると、曖昧が通じないことがあります。
ファッションや趣味、恋人選びまで、さまざまなシーンで使われる「お似合いですね」は、もの凄く似合っているということはなくても、少なくとも似合っていないとは思っていないというように受け取るのが普通の感覚です。
ところが、本音で京都の方と付き合えるようになると、「お似合いですね」と言った相手について、「似合っていない」との評価の言葉を聞くことがあります。
「お似合いですね」と「似合いますなあ」は同じ感覚で使われている言葉なのかと思っていたら、「似合いますなあ」は「はずかしい格好」という意味で使われていたこともありました。
その似合っていると感じさせるような言葉づかいに、「いい時計してますね」があるのですが、これは似合っていない派手な腕時計をしているとか、身分に不相応な高級腕時計という意味だけではありません。
いい時計だと言われたら、思わず腕時計に目が行くはずで、腕時計に目が行けば時間の経過もわかります。ということで、「いい時計してますね」は「話が長い」「もう帰ったらどうか」というときに使われるということを聞いたときには、裏を読むことの大変さを感じたものです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕
発達特性の学習障害は読むことと書くことの困難さがあり、その改善のためのアプローチも、さまざまな方法が実施されています。どの方法が適しているのかを判断するために知っておくべきこととして、読むときと書くときの脳の活動の違いがあげられます。
読む場合は文字によって使われる脳の回路が異なっています。かな文字(ひらがな、カタカナ)を読むときには「視覚野→左角回→ウエルニッケ領野」という回路で、漢字を読むときには「視覚野→左側頭葉後下部→ウエルニッケ領野」の回路が使われます。
書くときには、かな文字では「ウエルニッケ領野→左角回→体性感覚野」の回路で、漢字では「ウエルニッケ領野→左側頭葉後下部→視覚野→左角回→体性感覚野」の回路が使われます。
左角回は読み書き中枢とも呼ばれる言語中枢で、大脳の前頂葉の外側面にあります。側頭葉は言語、記憶、聴覚に関わっている大脳の一部分で、その後ろの下側が漢字の読み書きのときに盛んに使われています。
体性感覚野は大脳の頭頂葉の前側の前頭葉に接する位置にあって、運動に関わる情報を得て、実際に身体を動かすための指令を出しています。ウエルニッケ領野は大脳の左半球にあり、言語を理解する役割があります。
これらの情報伝達がスムーズでない場合には、視覚野で得た情報が言語として理解されるのに時間がかかり、また理解をした言語情報を文字にするのにも時間がかかることになります。
かな文字に比べると漢字は複雑で、漢字を形として理解して、それを文字として表現するためのルートも複雑であることから、脳の機能の発達に差があると漢字を書くことが苦手となっていきます。
左脳は思考・論理の言語脳、右脳は知覚・感性のイメージ脳とされていますが、言語を理解するためのウエルニッケ領野が左脳にあります。
男性は左脳が優れていると言われ、言語では主に左脳を使っています。それに対して女性は言語を左脳と右脳の両方を使って理解するという特性があることから、男性のほうが言語の記憶とともに、記憶の引き出しに困難さが現れやすいことが指摘されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕
「ご飯がススムキムチの日」ピックルスコーポレーション(埼玉県所沢市)が、ご飯がススムキムチの需要が高まる時期の普及を目的に、ススムのスを2に見立ててス(2)ス(2)ム(6)から制定。
「フロリダグレープフルーツの日」アメリカ・フロリダ州政府柑橘局が2月からフロリダ産グレープフルーツが旬になり、フロ(26)リダの語呂合わせで制定。
毎月26日:「風呂の日」(東京ガス)、「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)
酒好きの人は「辛党」と呼ばれます。これは辛口の酒を好む人ではなくて、酒の味は辛口でも甘口でも関係なしに「辛党」と表現されています。
さらに間違えている人もいて、香辛料が使われた辛い料理を好む人、塩辛い料理を好む人だと思われることもあります。
辛党は「甘いものよりも、酒を好む人」という意味です。私の場合は、甘いものも酒も好むので、“甘辛党”ということになるのかもしれません。
甘党のほうは機会を改めて書かせてもらうことにして、辛党の岡山移住について、いろいろと思い出して記していきます。
東京にいたときには、岡山の酒といえば日本酒で、その多くはデパート(日本橋三越、日本橋高島屋、東急東横店など)の酒売り場、アンテナショップ(とっとり・おかやま新橋館)で、比較的高級な銘柄を選んでいました。
移住する前に、まずは日本酒で地元(になる岡山)の味に馴染んでおこうということで、岡山の特徴的な酒米(酒造好適米)で、“幻の酒米”と呼ばれる雄町米で仕込んだ日本酒から順番に飲んでいきました。
移住先は岡山市東区の瀬戸町ということで、雄町米の発祥の地の雄町地域(駅では高島駅と東岡山駅の間)の酒造会社を探したのですが、見つけることはできませんでした。よく考えてみれば酒造会社があるところと、酒米の産地が異なるということは普通にあることなのですが。
雄町地域に田んぼはあるものの、雄町米を作れるほどではなくて、土地の詳しい方に聞いたところ、住宅地化が進む中で、雄町米の産地は徐々に東へと移っていったとのことでした。そして、現在の産地は瀬戸町と赤磐市ということを知って、納得がいきました。
雄町米の日本酒の中には産地を強調した「赤磐雄町」と「瀬戸雄町」という銘柄があって、その名を抱いた産地に移住することになりました。
移住してみて、瀬戸町は以前が赤磐郡の一つの町(最も南側)で、瀬戸町は岡山市に合併されましたが、地域的には赤磐ということで、「赤磐雄町」は瀬戸町の酒米でも作られていました。「赤磐雄町」の銘柄の酒造会社は赤磐市にあります。
「瀬戸雄町」のほうは、瀬戸町の酒造会社名と思っていたら、こちらも赤磐市にあったのですが、「瀬戸雄町」の産地(栽培圃場地)は、名前どおりの瀬戸地域でした。
今、暮らしているのは瀬戸町でも2か所目で、どちらも近くに雄町米の田んぼがあって、そこで栽培された雄町米は、全国で美味しい日本酒となっています。
故郷に戻ってきて、私たちが飲むのも面白いという感覚で、今は“一人雄町サミット”(妻と飲むときには二人雄町サミット)を楽しんでいます。
瀬戸町には大手ビール会社の中でも全国で2番目の製造量を誇る工場があり、見学会と称したタダ飲みができる場所があります。赤磐市には有名なワイナリーが2工場あり、以前の飲み仲間や酒のペンクラブのメンバーなどには「酒に魅かれて移住した」と言われますが、強ち(あながち)外れてはいないようです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕