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自分がやってきた自業を変えられないために苦しむ「自業苦」については前回(業苦楽3)書きましたが、これは決して悪いものではなくて、次の良い状態のための通過点として着実に進んでいくべき道と考えることができます。

現在の苦しみの「自業苦」を、楽に変える生活ができれば、業の苦が楽になるということで「業苦楽」(ごくらく)となります。自業苦がなければ業苦楽もない、つまり苦しみを感じて自分を変えることができた人は、すべてが極楽に行けるという極楽往生を説いたのは浄土真宗の宗祖の親鸞聖人です。

しかし、誰でも極楽に行ける、念仏を唱えるだけで極楽に行けるというような簡単なことではありません。阿弥陀如来に信心をすることで極楽に行くことができるということです。たとえ仏であっても頼るだけでよいのかという発想もあるかと思いますが、浄土真宗では阿弥陀如来を信心する他力本願が重要となります。

現世で業苦楽(極楽)を感じることができれば、亡くなったときに即座に自動的に極楽浄土に行けるわけで、閻魔大王のお裁きを受けることもない、そもそも裁判が行われる冥土に行くこともないわけです。

自業苦を経験しなければ業苦楽もないということであれば、「苦しむことは修行のうち」と考えられることもあります。しかし、これにも異論があって、浄土真宗では苦行も坐禅もありません。

「自業苦」を経験しなければ絶対に極楽に行くことがないということではなくて、「自業苦」を感じた人であっても極楽に行くことができるということですが、この説明は他宗の方々には理解しにくいことかもしれません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

国民のカルシウム摂取が大きく不足しているとの国民健康・栄養調査の結果も、平均的な数値です。ダイエットを心がけている人は食事の量が全体的に少なくなっている分、カルシウムの摂取量も少なくなっています。

カルシウムが多く含まれる小魚、干しエビ、海藻類、牛乳、乳製品などが食事で不足している人は、特に減りやすくなっています。

ダイエットのために運動を心がけている人もカルシウム不足には注意が必要です。運動をして汗をかいたときに失われるミネラルというとナトリウムが最も多いことはよく知られていますが、カルシウムも失われることは案外と知られていません。

汗をかいたときにはカルシウムも体内から減っています。汗腺から出たカルシウムは血液の中から補われるので、食事から摂るカルシウムが減っているうえに、さらに運動によってカルシウムが減ると、カルシウム・パラドックスが起こりやすくなります。

運動をしなくても、気温が高くなって汗が出る季節にはカルシウムの排出量も増えていきます。そんな季節に運動をしたら、もっとカルシウムは減ってしまいます。

カルシウムは神経系の調整に必要なミネラルだけに、不足するとイライラするなど精神的な面にも影響を与えます。

ダイエットをするとイライラするのは、空腹を我慢するから、食べたいものを食べられないから、いやな運動を続けているから、というのが一般的に言われることですが、食事制限と運動によるカルシウム不足も原因となります。それだけに、カルシウムはダイエットを心がけている人には必ず摂ってほしいものです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

毎月24日:「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京削節類卸協同組合)

物心がついたときには、すでにスマートフォンがあったという世代に、ガラケーの携帯電話の便利さを話しても、何を言っているのかという顔をされてしまいそうですが、日本で普及するには必要な機能が整えられていました。

そもそもガラケーがガラパゴス・ケータイを短縮した言葉だとか、周辺地域から海によって隔離されて独自の進化を遂げてきたガラパゴス諸島のように日本独自で発達したことから名付けられた、スマートフォンと区別するために作られた言葉、という話をしても、まったく通じない人が年々増えてきました。

そして、2026年3月末にはNTTドコモのガラケーのサービスが終了して、ガラケーが完全な昔話になる時代まで、あとわずかな期間となりました。

日本の携帯電話(ガラケー)は非常にハイスペックであったのに、世界標準の仕様とは異なっていたために、海外で販売することができず、また海外からの進出もほとんどなかったということで、これがガラパゴス化を進展させていきました。

2008年に国内でスマートフォンのiPhoneが販売され、2009年にはAndroidが販売されたので、20年ほどの棲息(?)期間ということになります。

まだガラケーという言葉が使われることがなかった時代、つまりスマートフォンが登場する前には、これだけあれば他の機能はいらない、電話が置いてある事務所でなくても自分がいる場所が事務所になるということが言われることがありました。

それはパソコンが事務所に置かれている“固定パソコン”(据え置き型パソコン)の時代だったからです。

今ではノートパソコンに通信機能が搭載されているのは当たり前のことですが、まだまだ高価であったこともあって、インターネットの普及には時間がかかりそうと思っていたところにスマートフォンが登場して、SNSによって情報を得るだけでなく、個人でも発信することができるようになりました。

ここまで進むと、情報発信は趣味なのか遊びなのか、それとも仕事なのかの区別がつかなくなってきています。その変化とともに歩んできた30年間(Windows95の登場以降)は、仕事の概念を変えるきっかけにもなりました。

そして、情報を得て、情報を発信して、これが仕事につながる時代は、定年退職という概念もなくなってきました。「元気に働けるうちは働く」ではなくて、元気でなくても、病気であっても障害があっても情報のやり取りができるうちは働くことができる時代、との認識で、また新たなことを始めようとしているところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

1日に1万歩を歩くためには自分の歩数を知ることが必要ということで、“万歩計”が人気となりました。一般には万歩計と呼ばれていますが、万歩計は山佐時計計器の商標で、それ以外の会社のものは“歩数計”と呼ばれています。

1日1万歩が推奨される時代は長らく続きましたが、それが見直されるきっかけになったのは2000年から始まった中之条研究の成果が発表されてからです。

これは群馬県中之条町に住む65歳以上の住民約5000人を対象にして、1日の歩数と病気の関係を15年以上にわたって調査した研究です。

その結果として発表されたのは、「1日に8000歩、そのうち中強度の早歩きを20分」が最も健康度が高いという結果でした。また、医療費削減効果があることも発表されました。

この結果が“独り歩き”する形で、誰もが8000歩を目標にしたほうがよいというようなことが広まっていきました。

しかし、これは75歳以上の場合で、75歳未満では1日に1万歩、そのうち早歩きは30分に健康効果が高めることが報告されています。

健康づくりのウォーキングとして「1日8000歩」を新常識としてメディアで伝えられたとすると、それは何歳の人を対象にしてのことなのかを明らかにしないと、間違いを伝えていることになります。それは“新常識”ではなく“非常識”にもなりかねません。

また、「1日8000歩」の健康効果を伝えるときには、エビデンス(科学的な裏付け)として「そのうち中強度の早歩きを20分」を付け加えるのは必須条件です。

そうでないと、“新常識”として広めているつもりのことが、思いに反して間違いを伝えたことになってしまいます。

歩数を稼ごうとしたら、歩幅を狭くして足の回転数を増やせばよいわけですが、それでは“新常識”で伝えられた健康効果は期待できなくなります。理想的な歩行は「大股で勢いよく」が大原則です。

歩数と距離と同時に、どんな歩き方をした結果なのかということも、新常識と言うときには重要な要件となります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

花粉症に悩まされる人の数と花粉症の症状の悪化状態は、花粉の飛散量が影響しているのは間違いがないことです。しかし、それだけが花粉症の状態を悪くさせているわけではありません。

私たちの身体が受ける花粉は、一定期間に飛散した花粉だけではありません。1日を例にすると、その日に一定の地域に降り注いだ花粉の量と、その地域に残っている花粉の量をプラスしたものが影響を与える花粉量となります。

地面が土であれば、地面に落ちた花粉は舞い上がりにくくなっています。ところが、地面が舗装された状態だと地面の花粉は風が吹いたりすると舞い上がります。舗装されたところであっても、周囲に土が多いと、そこに移動した花粉は舞い上がりにくくなります。

大都市部は地域全体が舗装された状態で、しかも自動車が通過するたびに花粉が繰り返し舞い上がります。

花粉は低いところに流れていくので、地下街があるところでは地上よりも花粉が多くなり、この花粉は掃除をしない限りは滞って、溜まり続けていきます。

地下街よりも低いところに地下鉄が通っているところもあります。地下鉄の駅のホームは、列車が通過するたびに勢いよく花粉が浴びせられるようになります。

都市部で花粉症の症状が悪化しやすいのは、自動車の排気ガスの影響を指摘する人もいて、それを実証する研究も行われていますが、そこでも前提条件となっているのは花粉の飛散量だけです。

花粉の飛散量が少ないからといっても、花粉の残っている量と、それが繰り返し浴びせられる状態を加味しないと実際の影響を推定することはできないわけです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害の特性がある子どもに対する支援活動は、さまざまなことがある中で、私たちが実践しているのは、これまで制度として実施されなかったことです。

制度が確立されていることに比べたら、規模も小さく、速度も遅いのは仕方がないことですが、これを手掛けることで、従来の発達支援の成果を高めることができると考えてのことです。

その考えの一つとして構築しているのが児童発達サポーターです。発達障害児の改善に取り組んでいる支援施設や、発達障害児の保護者から、よく聞かれることに、周囲の理解の不足があります。

認知症について理解して優しく接する、できるところから支援する認知症サポーターは、厚生労働省が主導して全国で1500万人を超えています。認知症と、その予備群とされる軽度認知障害は合計で1000万人とされています。

これに対して、発達障害は子どもの10人に1人の割合であることがわかり、その特性は生涯にわたって続くことから1000万人に達すると推定されています。ところが、認知症サポーターと比較されるような発達障害のサポーターは1人も存在していません。

全国希望での展開は今は望みようもないことで、大人の発達障害も同時に始めることは大変なことであり、このことに関心がある地域で児童発達サポーターを構築しています。

その実現には支援する人を支援するための仕組みが必要で、発達障害児と保護者を支援するサポーターを養成するためには講習を担当する認定講師が必要になります。

認定講師は発達障害に関わってきた方々を期待していますが、実際の改善には栄養指導での取り組みも必要になることから、日本メディカルダイエット支援機構が養成している発達栄養アドバイザーに初期段階では担当してもらいます。

発達栄養アドバイザー養成講習を担当するのは発達栄養アドバイザー認定講師で、その講師を養成する講習を担当しているのは日本メディカルダイエット支援機構の本部講師です。

この流れの全員が揃っていて初めて希望がかなえられるわけで、その仕組みづくりと運営の支援は日本メディカルダイエット支援機構の役割と認識しています。
〔特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「オメガ3の日」日本製粉が必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸の普及のため1、2、3とステップアップで健康になってほしいとして制定。

「アーモンドの日」カリフォルニア・アーモンド協会がアーモンド23粒で1日に必要なビタミンEが摂取できるとして1日23粒から制定。

「一無、二少、三多の日」日本生活習慣病予防協会が提唱する一無(禁煙)、二少(少食、少酒)、三多(多動、多休、多接)から制定。

「花粉対策の日」花粉問題対策事業者協議会が春の花粉対策は1月、2月、3月がポイントであることから制定。

毎月23日:「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)

携帯電話の小型化が進むのと歩調を合わせるように携帯電話の販売数が増えて、従来の10桁の番号では不足することが指摘されて、11桁の番号になったのは1999年のことでした。

携帯電話は090、PHSは070と区分けされましたが、その3年後の2002年には080も使われるようになりました。

2008年には日本でスマートフォンのiPhoneが販売され、2009年にはAndroidが登場しました。その人気のために、さらに電話番号が不足することが懸念されて、2013年には070が携帯電話にも使われるようになりました。

そのおかげで、これまで選択できなかった番号が取得されるようになり、私は「070−1000」で始まる携帯番号を手に入れることができました。

ところが、いまだに070はPHSの番号だと思われているところがあって、先にMailやmessengerなどで電話番号を知らせておかないと、怪しい電話と思われて無視されることもありました。

そして、2026年の7月からは060が追加されます。その検討が始まったときには、2024年末にも追加されると言われていましたが、まだ先のことになりました。

2026年3月末でNTTドコモのガラケーのサービスが終了して、すべての通信会社でガラケーは使えなくなります。

私は今でもガラケーを使っていますが、2010年にiPadが登場してから、ガラケーとの組み合わせで、ずっと通してきました。

2026年3月末で終了するのは3G対応で、4Gは使用可能と伝えられていますが、ここが替え時かと思っていて、移行の準備を進めているところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

1日の歩数の新常識とされるのは「8000歩」で、これまでは1万歩が推奨されてきたので、2000歩も少なくてよいということになります。

これは新たな発表ではなくて、何を今さらと思うこともあるのですが、テレビ番組で「新常識」として放送されることは今もあって、これには驚きを感じさせられます。

初めに1日8000歩についての研究成果が発表されたのは2015年のことであったので、もう20年も前のことです。

1万歩が言われ出したのは“万歩運動”が始まった1964年のことで、その年には東京オリンピックが開催されました。

オリンピックを機会に国民的に健康志向が高まったことからウォーキングが盛んに行われるようになり、目標値として掲げられたのが1日に1万歩でした。

その当時の日本人の平均歩数は7000歩ほどでしたが、高度経済成長が始まってから10年が経過して、運動不足と食べ過ぎによって、1日のエネルギーバランスの差が300kcal過剰になっていました。

その当時は生活習慣病が増えているといっても今ほど患者は多くはなくて、食事を減らすのではなく、運動量を増やすことが求められ、簡単な運動として歩く距離を増やすことがすすめられました。

1000歩が100kcalに相当するというように大雑把な計算をして、300kcalを消費するために3000歩を増やせばよいと考えられるようになりました。その結果として発表されたのが1万歩という目標が示されました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕