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「くつやの日」サロンドグレー(大阪府大阪市)が、く(9)つ(2)や(8)の語呂合わせで制定。

「まけんグミの日」杉本屋製菓(愛知県豊橋市)がグー・チョキ・パーの形のまけんグミの普及でグー(9)チョキ(2)パー(8)の語呂合わせで制定。

毎月28日:「にわとりの日」(日本養鶏協会)、「ニワトリの日」(都道府県食肉消費者対策協議会)

今どきの書籍の原稿はパソコンの文章制作ソフトを使うことが普通なので、文字数計算はA4サイズの用紙の枚数で示されることが多くなっています。これだけの文字を書く(打つ)ためにかかる時間、その時間の対価としての原稿料もA4サイズの用紙の枚数で計算されます。

パソコン、ワープロ(ワードプロセッサー)の時代の前は原稿用紙1枚(400字詰め)が単位で、それはキーボードで打つ時代になってからも、しばらく続いていました。

私がゴーストライターを集中的にしていた時代は、手書きからワープロ、パソコンに移っていましたが、まだ原稿用紙1枚で何枚分という計算をしていました。

文章作成ソフトではA4の1枚は40文字で30〜35行が基本なので、1枚あたり原稿用紙で3枚分と計算されます。

書籍(単行本)1冊は、400字原稿用紙で300枚が大原則で、これだけの分量だと220ページの書籍になります。A4用紙だと100枚が単行本の目安となります。

これだけの分量を著者として自分で書いた場合の印税は8〜10%が通常です。私が関わっていた大手出版社は10%でした。この著者印税の30%、全体の3%がゴーストライターの取り分です。

当時は1000円の書籍も多かったので、1冊分を書き上げると30万円とのが大雑把な計算でした。書籍の価格が上がっていってからも、なぜだか1冊が30万円という時代が長く続きました。

取材から執筆、ついでに編集、校正まで合わせると通常では1週間はかかるので、月に1冊を仕上げると30万円というのが、25歳から40歳までの売り上げでした。

仕事が重なったときには2週間で3冊を書いたということがあったものの、通常は1か月に1冊のペースで、当時は他にも違うタイプの仕事をしていたので、いかに時間を短縮するかが大きなテーマでした。

限られた時間を有効に使うためには、書きやすいところから書く、長く書いていると効率が落ちるので昼寝をする、乗ってきたときには行けるところまで書く、ということで、通常の生活時間を無視したパターンで仕事をしていました。

しかし、このような生活パターンが健康面でよいわけはありません。ゴーストライター仲間の中には、「文章の修行になるから」といって若手のライターに安く下書きをさせて時間短縮をしていた人もいました。

私にとっては、それこそ修行のような文筆であったので、全部自分で仕上げていましたが、それが「無理なく無駄なく」という今のスタンスにつながっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

治療によって体調が改善するどころか、かえって悪化することがあり、これは診断のミス、医薬品の選択の間違い、医薬品の副作用などがあげられることが多いのですが、体質を考慮していない治療法が原因かもしれないという考え方もあります。

これに関連することは前回(シン・日本人の体質4)、東洋医学の証を取り上げて説明しました。そして、証による体質と異なる治療法は、かえって状態を悪化させることがあるという話から、全員に通じる健康法はないということを書きました。

これは中国の医療体制の取材をしたときに強く感じたことであり、中国の実情を聞き出す中で、日本の診察と治療について逆質問されました。中国の医療は現在では西洋医学が中心ですが、西洋医学による治療であっても発想は東洋医学に基づいています。

診察をして最も効果が高い医薬品が判明したら、医薬品を出す前に判定するのは証の違いです。身体が温まりやすい人に、身体を温める作用がある医薬品を使ったら、温まりすぎて悪化させることになります。

そこで体質に合った他の医薬品を選択するか、体質を改善する方法を同時に行うか、体質の改善を優先させるかという判断が行われます。

体質の改善に使われる医薬品は、日本では漢方薬と認識されていますが、中国では中医薬と呼ばれています。漢方薬というのは、中医薬を参考にして日本で開発されたもので、使われている素材は一緒であっても組み合わせや分量などが異なっています。

漢方薬は江戸時代にオランダから伝わった蘭方医学に対して使われるようになった用語で、それ以前に日本に伝わっていた中国の漢の時代の医学は漢方、そこで使われる医薬品が漢方薬と呼ばれるようになりました。

現在では、日本で独自に発展したのが漢方薬と分類されていて、中医学の中医薬とは異なるものです。漢方薬は西洋医学の医療機関でも広く使われるようになっています。中医薬の最も大きな違いは、漢方薬では体質を判断して使われる証が考慮されていないことです。

これは漢方薬が西洋医学の中で盛んに使われるようになった契機が関係しています。漢方薬を愛用していた医師が日本医師会の会長になったときに、漢方薬を西洋医学の治療薬として使うように当時の厚生省に進言したのですが、そのときに証が考慮されず、西洋医学の医薬品と同列で扱われたことが関係しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

第3の居場所から発想を進めて、第4の居場所を考えるときには、社会的な背景が重要となります。それは経済的や環境的な背景はもちろん大切なことですが、それを支える人材が物理的に確保されていることが重要となります。

その人材が、日本には数多く存在しています。日本人の平均寿命は今でこそ世界一ですが、1947年(昭和22年)に発表された戦後初の平均寿命は男性が50.06歳、女性が53.96歳で、男性は初めて50歳代となりました。

現在の平均寿命(2023年)では、男性が81.05歳、女性が87.09歳と30年以上も長くなりました。平均初産年齢(2021年)は30.9歳であるので、一世代分の年齢が延びたことになります。

この延びた平均寿命の30年を何に使うかが重要になります。現在の定年退職年齢は60歳なので、定年退職後では男性は20年ほど、女性は27年ほどとなります。定年退職年齢は2025年4月から65歳が義務化されます。

これで計算すると男性で16年ほど、女性で22年ほどとなりますが、社会貢献としての活動は企業や団体に勤務しているときから始めることはできます。その貢献活動が本人の健康にも関わることであれば、一世代分の30年を有効に使うことができます。

ちなみに、労働年齢のうち高年齢者は55歳以上とされているので、平均寿命から55歳を引くと男性で26年、女性で32年にもなります。あくまで平均で、健康的な活動をしていれば、やはり一世代分の30年を有効に使うことができるようになります。

高年齢者・高齢者が社会貢献をするのは第3の居場所と考えられ、所属して活動するだけでなく、自らが新たな活動の場を創造して活躍することができるだけの平均寿命の長さです。第4の居場所を作り、そこで活動するときに、一世代分の30年をいかに活かしていくか、そのことに心を傾けてほしいとの願いがあります。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

「お菓子のみやきん駒饅頭誕生日」お菓子のみやきん(青森県七戸町)が献上銘菓・駒饅頭を1908年9月27日に皇太子(大正天皇)が牧場を訪問したときに酒饅頭を駒饅頭と命名したことを記念して制定。

毎月27日:「ツナの日」

仕事として原稿を書き始めたクラシック音楽専門誌から厨房機器業界の機関誌、書籍のゴーストライターの初期の段階までは手書き原稿でした。原稿用紙のマス目をペン書きで埋めていく作業で、あまりに書きすぎたために腱鞘炎を起こしました。

それでも書き続けるために、右手首に湿布を貼り、包帯を巻いての執筆のために、湿布を貼っていたところに毛が生えなくなり、30年が経った今でも、そこだけ脱毛したような状態になっています。

大手出版社のゴーストライターは、もう続けられないと思って、腱鞘炎の話をして、実際に文字が綺麗に書けないところを見せて帰ってきました。編集者は納得してくれたものと思っていたら、数日後にワープロ(ワードプロセッサ)が家に届きました。

それは業務用で当時は70万円もしました。ゴーストライターをしていた出版社の親会社の製品ではなかったのですが、手書きよりも時間がかかったのは、キーボードを打つのが初めてというだけでなく、傷めた右手を庇いながらだったので通常のタイピングができなかったからです。

これを使ってゴーストライターを続けろということであったのですが、慣れてくると手書きよりも早くなり、腱鞘炎になる前から綺麗に文字が書けるほうではなかったので、書籍の執筆以外にも有効に利用させてもらいました。

ワープロは新たな機能のものが低価格で登場するようになり、1995年に最後の150冊目の原稿を仕上げたときには、ワープロからパソコンの文章作成ソフトの時代になっていました。

1995年はWindows95が発売され、それまでは専門分野しか扱えなかった作業が個人でもできるようになっていました。その当時のことを雑誌などに書く機会をもらい、Windows95についても随分と書いたのですが、私が使っていたのはMacintosh(Mac)でした。

以前から出版、印刷、研究の分野では大きな容量のMacintoshが使われていて、その世界にいたので、Windowsは馴染みがなかったのです。

1996年には親戚の者がインターネット総合研究所を立ち上げ、当時の東証マザーズ上場第1号となりましたが、近いうちにWindows が主流になり、MacintoshでもWindowsが使えるソフトができると言われていました。

それまでは並行して使うしかないということでしたが、随分と長くかかったものです。今はMacでWindows互換ソフトを使っています。
考えたことを文字にするという作業は、パソコンが新たになるたびに新たなことを覚えなければならず、そのたびに修行のような日々を過ごすということを今でも続けています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康づくりを支援するためのガイドラインは、これまでにも厚生労働省によって複数のものが提供されてきました。新たなガイドラインが発表されるのは、以前のガイドラインが示されてから年月を経て、ガイドラインのベースとなる状況が変化してきたことが一つにあげられます。

もう一つは時代の変化が急激に起こっていて、それに対応するためにガイドラインを変えなければならなくなったことで、そういったときには関連する複数のガイドラインが同じようなタイミングで発表されるのが、よくあることです。

そのタイミングとして、2024年になって改訂版や新規のガイドラインが発表されました。それは以下のようなものです。

「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」

また、「日本人の食事摂取基準」が5年ごとに発表されていて、現在の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」は2025年3月末まで使用されます。2025年版は2024年末には発表される予定です。

これによって、健康づくりに必要なガイドラインなどが出揃うことになります。

ただし、これらは指導をする人のためのものであって、健康づくりを実践する個々の人のためのものではありません。これらのガイドラインを読み解き、個人の状態に適した情報として発信して、それぞれの人の健康づくりに活かしていく必要があります。

そのためには、指導する人に対して、実践する人に伝えやすく、続けやすい方法を知ってもらうことで大切であり、それを分析して伝える健康アナリストの役割の大切さも見えてきます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

働く人の健康づくりが、THP運動やメタボ健診・指導が続けられてきたのに浸透しきれていないという話を前回(健康アナリスト8)書きました。

このような状況を踏まえて、総合的に判定して、個人の状態に適した健康づくり活動してTHP活動(Total Health Program)を始めることとしました。THP運動(Total Health Promotion Plan)ではなく、THP“活動”です。

自分の健康状態の改善のために何をすればよいのかがわからない、どのようなことをすれば効果が得られるのかがわからないという方々に対して、健診の他に身体年齢測定と食生活チェックを採用しています。

身体年齢測定は、身長、体重、腹囲、握力、閉眼片足立ち時間を測定することによって筋力と機能をスコア化する方式で、5つの判定要素から身体年齢を割り出し、実年齢との差に合わせた健康指標を算出することができます。

身体年齢測定はヘルスビット社のオリジナルコンテンツで、岡山県内では日本メディカルダイエット支援機構が実施しています。

食生活チェックは日本メディカルダイエット支援機構のオリジナルの手法で、摂取している食品の頻度から栄養バランスを知り、健康の維持・改善のための改善法をアドバイスすることを目的としています。

1週間に食べる食品の種類をチェックすることによって、食事傾向を把握して、身体の状態や改善希望に合わせて、食べ方をアドバイスする方法です。

これに合わせて100kcal単位の食事摂取量とバランスのアドバイスも行います。

食生活チェックを身体年齢測定と併せて実施することで、身体年齢を若く保つための運動と食事を組み合わせて、無理なく無駄なく実施するためのアドバイスを行います。運動のアドバイスも、メディカルダイエット研究に基づく無理なく無駄のない方法を提供しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

自分の身体の状態をする方法として医療機関における検診(特定の病気を調べる)、職場などの健診(法定健診などによって健康であるかを調べる)が実施されています。

その結果を受けて、個人の状態に適した支援を行うTHP運動が1988年から始まりました。これは労働安全衛生法が改正されたことをきっかけにして始められたもので、職場での健診の結果に応じて、栄養、運動、保健、心理の各指導が各専門家によって実施される制度です。

その専門家として、産業栄養指導者、ヘルスケア・トレーナー、産業保健指導者、心理相談員が認定されました。

THPは 「Total Health Promotion Plan」の略称で、働く人の心身の健康づくりを目指して、企業が取り組む計画を指しています。これによって総合的に健康づくりに取り組む傾向が進んできたものの、個人に対して健康づくりの手法を組み合わせて実施するところまでは至っていません。

また、2008年から特定健診・特定保健指導が始まり、40歳以上74歳未満のすべての被保険者・被扶養者を対象に、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)予防を目的として、結果に基づいて必要に応じて保健指導が行われています。

従来の健康診断は生活習慣病の早期発見・早期治療が重視されてきましたが、内臓脂肪の過剰蓄積による糖代謝異常、脂質代謝異常、高血圧などの動脈硬化の予防・改善が重視されることになりました。

特定健診・特定保健指導は企業で働く人と家族だけでなく、地域住民も対象として実施されましたが、地域住民への浸透度は低く、受診率の向上は重要なテーマとなりながらも進まない状態は今も続いています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

医療機関の診断や治療は、それぞれの専門知識がある方々が集い、チーム医療として実施されています。医師の指示のもとに検査が行われ、その結果から病名が明らかにされ、医薬品や化学療法などの治療とともに、栄養指導、運動指導、保健指導などが行われます。

生活習慣病は特に栄養指導、運動指導、保健指導が重要であり、指示をする医師は、これらの知識が充分にあると一般には認識されています。そして、医師の指示通りに実施すればよいと考えている人も少なくありません。

しかし、医師養成機関である大学の医学部の授業で、これらのことが充分に教育されているとは限らないという実態があります。

その一つの例が栄養学講座で、医学部がある82大学のうち栄養学講座があるのは25校ほどです。すべてが選択科目であって、必修ではありません。また、学んでいる内容のほとんどは、栄養不足によって起こる疾患についての講習で、多くの患者が期待する積極的な栄養摂取による健康への好影響の知識を得る場ではありません。

すべての医師が栄養学を習得しているわけでなく、医師になってから学ぶことが多いことから個人差が大きいのは仕方がないことです。
このことは医療機関で行われる栄養指導によって保険点数がつくのは管理栄養士だけで、医師は栄養指導をしても保険点数がつかない医療制度であることも関係しています。

生活習慣病は初期の段階では、自覚症状がほとんどなく、健康診断や医療機関の検査によって判明しています。早めに診断されることによって、早めに改善に取り組めば、早く好結果が得られることが生活習慣病の特徴です。

生活習慣病の中でも多い高血圧、糖尿病、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症)は、まずは食事療法と運動療法による改善が進められ、これによって改善されないときに初めて医薬品が使われます。

予備群とされる検査数値が高めの状態では医薬品による治療はできないため、特に食事と運動による改善が重要となります。この段階で改善して健康状態になるためには、的確な指導が求められるところですが、個人の状態に合致した個別の指導が行われていない実態があります。

自分の状態に合わせた的確な改善を行うためには、身体と疾患の知識を得る機会が必要であり、常に変化している健康に関する情報の更新(最新情報を得ること)が大切になってきます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕