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「海藻サラダの日」カネリョウ海藻(熊本県宇土市)が海藻サラダを初めて作った会長の誕生日(1930年9月24日)に合わせて制定。

毎月24日:「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京削節類卸協同組合)

代筆は他の人の代わりに文章を書くことで、その人の言ったことを文章にするだけのこともあれば、すでに書かれた文章を綺麗に書き写すこと(清書)もあります。

実際には本人が書いていないのに、あたかも本人が書いているように書くのはゴーストライティングと呼ばれますが、そう呼ばれるようになったのは後に物書きを仕事としたときのことで、それについては別の機会に書かせてもらいます。

本人が書いたものをベースにして書き直すことは、よい文章にするため、書かれている真実を多くの人に正しく伝えるために実施することで、的確な用語が思い浮かばないので、ここでは“代筆”として話を進めていきます。

その代筆として初めて原稿用紙を埋めていく書き物をしたのは、父親の体験談でした。それは昭和45年(1970年)の2月1日に発生した“台湾坊主”と呼ばれる低気圧による高波の被害を受けて、「九死に一緒を得た」との文章を書きました。

台湾坊主は、台湾付近で発生した低気圧と日本海低気圧が合体して、東日本と北日本は猛烈な暴風雪と高波が発生していました。当時の新聞には“爆弾低気圧”と書かれていました。

当時は新潟県糸魚川市の中学3年生で、父親は糸魚川署(本署)に勤務していて、高波の被害を受けている海岸近くで避難誘導をしていました。10m近くの高波が発生して、海岸護岸が3kmにわたって決壊して、50軒が避難しました。

父親は住民を避難させた後に、自身が高波から逃れようとしていると、高波によって巻き上げられた砂に埋もれて、その上にテトラポッドが乗るという状態になりましたが、自力で地面まで出て、なんとか生還しました。

このことを知らせにきたのは警察署長でした。怪我や重傷であれば直属の上司がくるのが普通のことで、日曜日だったのに警察署長がきたということで、「このときばかりは覚悟した」と母親が後に話していました。

警察署長は、たまたま父親の従兄弟が務めていたので、自分の口から伝えよう、運び込まれた病院に案内しようということで来てくれたとのことでした。

このときの出来事を市の広報誌に数回(確か3回だった)書くことになり、原稿用紙(400字詰め)で各3枚(合計9枚のはず)でしたが、市民に広く知られる文章ということで、何度も書き直しをしていました。

父親から「私も市民の一人なのだから」と言われて、原稿を読むことになりました。初めは添削のつもりでしたが、朝日新聞のコラムの天声人語を自分なりに書き直すということを中学1年生のときから毎日続けてきていたので、その延長で父親の原稿を直してみました。

それを父親が清書のように書き直すという共同作業でしたが、今にして思うと、これが後々のゴーストライターの書籍184冊につながる初めての原稿書きだったようです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害は男性に多いことは以前から指摘されてきましたが、文部科学省の調査では男女比は2.4:1の割合と、男子が女子の2.4倍にもなっています。発達障害児は、すべての子どものうち10%に達しているとされることから、これを当てはめると男子で発見されているのは14.0%、女子では5.8%となります。

単純計算ではあるものの、発達障害児の割合では7:3で男子のほうが多いということになります。その理由として、女子の場合は家族が隠そうとしているのではないか、女子の性格的な特徴(男子に比べて自分の行動を抑えようとすることがあるなど)があげられてきました。

しかし、発達障害は、今や隠す状態ではなく、早期発見、早期対応が改善のためには重要であることが知られるようになってきて、男子が女子の2.4倍というのは実態を反映した数字という認識も強まってきました。

なぜ、男子のほうが多いのかの説明として有力となっているのは、女性ホルモンの影響です。受精してから胎内で人間の身体になっていく過程の研究は発生学と呼ばれています。受精後に人間の身体となり始めた段階では、外見的には男女ともに同じようになっています。

妊娠中は母親の女性ホルモンの影響を強く受けて、身体は女性型をしていて、男女の区別に使われる性器は女性型となっています。そこから男性は、自らの男性ホルモン(睾丸から分泌)によって、徐々に男性型へと変化していきます。

ホルモンの影響を受けるのは外見だけでなく、脳も男性ホルモンによって徐々に男性化していきます。この変化がスムーズにいけばよいのですが、女性ホルモンは抗ストレスホルモンでもあって、妊婦がストレスを強く受けると女性ホルモンの分泌量が多くなります。

妊婦は以前であれば大家族の中で安心して暮らすことができたのに対して、核家族の中では一人で不安を抱えながら暮らすことが多くなっています。また、現代社会のストレス過多も女性ホルモンの分泌量を増やすことになり、それが男児の脳に影響を与えやすくなっています。

男性の脳が女性ホルモンの過多によって男性になりきれないことから、さまざまな脳の発達にも影響が現れると考えられています。もちろん、これだけが原因とは限らないものの、脳の発達に偏りがあると障害は現れやすくなります。

発達障害の特性は生涯に渡って継続することから、誕生時の発達状態が一生涯の行動も左右することになります。男女平等の社会であるとはいえ、現実的には男性が主となる場面は多く、男性に発達障害が多いということは、個々の対応ではなく、社会課題として対応していく必要があるとの考え方をしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

肉類を多く摂ると、脂肪の摂りすぎから、血管に負担がかかり、これが動脈硬化のリスクを高める結果となります。動脈硬化が進むと、血流が低下しやすくなるわけですが、日本人の血液の温度の低さが、肉類を多く食べることのリスクを高めます。

日本人の血液の温度は37~38℃であるのに対して、動物の血液温度は羊が約44℃、鶏が約42℃、牛と豚が約40℃となっています。羊や牛などに含まれる飽和脂肪酸は、その高めの温度の血液の中で溶けているため、それよりも温度が低い人間の血液の中では固まりやすくなります。これが肉の“脂”が血液をドロドロにするといわれる理由です。

これらの肉類を多く食べてから数時間経つと、固まった脂肪酸が血液の粘度を高くして、血液が流れにくくなります。そのために、血液によって細胞に送られる酸素や栄養素の供給が低下し、細胞から排出される二酸化炭素や老廃物の除去も遅れるようになります。

獣肉類(牛、豚、鶏など)が恒温動物であるのに対して、魚類は棲息する環境によって体温が変化する変温動物です。魚類は水温に合わせて血液の温度が変化して、温かな海でも冷たい海でも生き延びることができます。

環境によって血液の温度に開きはあるものの、水の中に棲んでいるために人間の血液温度よりも低いのは当然です。その低い温度の中で溶けているのが不飽和脂肪酸であるため、それよりも温かな人間の血液の中では、さらに溶けやすくなります。これが魚の“油”が血液をサラサラにするといわれる理由です。

日本人は飽和脂肪酸が血液中で固まりやすいのに対して、血液の温度が高めの欧米人は動物の血液の温度に近いので、日本人よりも飽和脂肪酸が固まりにくくなっています。つまり、同じだけの脂肪が含まれた肉類を食べても欧米人は健康被害が出にくく、逆に日本人が肉食を増やすと脂肪による健康被害が出やすいということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

植物油は動物性の脂肪よりも健康的なものだという認識が一般にはあります。動物性の脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれていて、飽和脂肪酸の摂りすぎは動脈硬化のリスクを高めることから、避けるべきものと伝えられることが多くなっています。

それに対して植物油は不飽和脂肪酸が多く含まれていて、不飽和脂肪酸は動脈硬化のリスクを低下させることが知られています。そのため、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」でも、脂肪の摂取割合はエネルギー量では20〜30%とされていて、そのうち飽和脂肪酸は7%以下とすることがすすめられています。

植物油の中でも果実油であるオリーブオイルやココナツオイルにはオレイン酸が多く含まれていて、血液中の善玉コレステロール(HDL)を減らさずに、悪玉コレステロール(LDL)を減らすことが確認されています。

「果実油」と書かれていれば、安心できる植物油という認識をすることができるかもしれませんが、「フルーツオイル」「フルーツ油」と書かれている場合には果実油と同じものと認識するのは危険なことです。

翻訳的には果物はフルーツと訳されても特に問題はないと考えられるところですが、オイル(油)の名称となると同じではありません。フルーツオイル(フルーツ油)に使われているフルーツはパームヤシです。パームヤシは通称で、正式の名称はアブラヤシという植物です。そのアブラヤシから採れる植物油がパーム油(パームヤシ油)です。

パーム油にはパルミチン酸が多く含まれていますが、パルミチン酸は飽和脂肪酸です。

パーム油はパームヤシから採れることから、ヤシ油と勘違いされることもあります。ヤシ油はココヤシから採れるココナツオイルで、パーム油とは違っています。

パーム油は飽和脂肪酸が多く含まれるために酸化しにくく、揚げ物などをカラッと揚げることができる、冷めてもおいしいというメリットもありますが、何よりも他の植物油よりも安いのが大きなメリットとされています。

パーム油は日本の油脂供給量の25%以上を占めていて、外食産業のほか菓子類やマーガリン、ショートニングなどにも使われています。フルーツオイルを避けても家庭で食事をしていなければ口から入ってきてしまうのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

清涼飲料水や菓子類の成分表に「果糖ぶどう糖液糖」と書かれているものがあり、使用されている食品が急に増えてきました。これは異性化糖という甘味料の一種で、とうもろこし、じゃがいも、さつまいもを材料にして加工されています。

食品添加物リストには含まれていないので、食品添加物に指定されていません。また、天然由来の植物が原材料となっていることから、人工甘味料でもありません。

異性化糖は、3つに分類されています。似たような名称のために混乱しやすいため、違いを説明します。

・ぶどう糖果糖液糖:果糖含有量が50%未満のもの
・果糖ぶどう糖液糖:果糖含有率が50%以上90%未満のもの
・高果糖液糖:果糖含有率が90%以上のもの

果糖ぶどう糖液糖の中でも果糖含有率が55%のものは、甘味が砂糖と同じであり、砂糖の代わりに使われています。なぜ代わりに使われるのかというと、砂糖よりも価格が安いからです。また、液体なので溶かして使う必要がなく、扱いやすくなっています。

異性化糖は、とうもろこしなどのデンプンを酵素と水で分解して、バラバラになったブドウ糖に、異性化酵素を使って果糖と結びつけることによって製造されます。

果糖は果物に多く含まれている糖分で、甘味度は砂糖の1.7倍ほどとなっています。そのため、果糖の割合を増やすことによって使用量が少なくても甘味を高めることができます。

砂糖(ショ糖)はブドウ糖と果糖が1対1の割合で構成されているので、異性化によって果糖が多くなるほど甘くすることができます。
果糖ぶどう糖液糖を砂糖の代わりに摂ることによって太りやすくなると指摘されることがあるのですが、これを証明するだけの科学的根拠は今のところありません。しかし、糖化作用はブドウ糖に比べて10倍以上になるとの研究報告もあります。血管の糖化は動脈硬化のリスクを高めます。

果糖を多く摂ると、肝臓で中性脂肪に合成されることから動脈硬化のリスクが指摘されているので、安心して摂ってよいものとは言いにくいところがあります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

過度に加工された超加工食品の健康リスクは、前回(素食のすすめ10)の身体機能へのリスクだけでなく、脳への影響についても多くの研究成果・論文として報告されています。

超加工食品を多く含む食品の摂取は、うつ病のリスクが44%、不安障害のリスクが48%も高くするとの研究成果があります。

これは海外のデータで、調査対象に日本人は含まれていないのですが、ブラジルの追跡調査では、総摂取エネルギー量の20%以上を超加工食品から摂取する人は、全般的な認知機能が28%早く低下したと報告されています。

また、イギリスでの追跡調査では、超加工食品の摂取量が10%増えるごとに認知症のリスクが25%上昇していたといいます。
超加工食品は、工業的な製造過程を経て作られ、多くの添加物が含まれた食品を指していて、ポテトチップス、菓子パン、カップ麺、冷凍ピザ、クッキー、ビスケットなどが該当しています。

これらの食品の過剰摂取は、これまでは糖質、脂質、塩分の摂りすぎによって生活習慣病(高血圧症、糖尿病、心臓病)や慢性炎症とのつながりが指摘されてきていました。これらの疾患は血管に影響を与え、脳の血流にも影響を与えることから、血管性認知症のリスクを高めることが知られています。

認知症は血管性認知症と、脳細胞が萎縮するアルツハイマー型認知症に大きく分けられます。アルツハイマー型認知症は、脳の血流の低下が少なければ発症しにくいことも知られていることから、両タイプの認知症のリスクが高まることになります。

人間の脳は、高エネルギー量の食品をおいしく感じるように進化してきました。これは低栄養時代が長く続いてきた結果とされていますが、通常の食品(いわゆる素食)は糖質か脂質の、どちらかが多いものが普通でした。

ところが、超加工食品は糖質と脂質がともに多く含まれるという自然界にはない食品であって、そのために、「やめられない、止まらない」という状態になりかねない危険性があります。

さらに中毒性を引き起こしやすい塩分、人工甘味料、食品添加物の色素などが加わると、食欲を抑えられなくなる中毒性が非常に高い食品といえます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「網膜の日」日本網膜色素変性症協会が網膜色素変性症の普及のために制定。

「長野県ぶどうの日」全国農業協同組合連合会長野県本部(JA全農長野)が9月下旬が長野県産のぶどうの出荷ピーク時期で、房=ふさ(23)の語呂合わせで制定。

「おいしい小麦粉の日」富澤商店が小麦を使用するパンが日本に伝来した1543年9月23日の鉄砲伝来の時だとの説から制定。

毎月23日:「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)

執筆の修行というと、本格的に始まったのは大学2年生のときに、大学に近くに住まわれていた元編集者の先生(『改造』の編集長だった水島治男先生)のところに通い、作家を目指す方々に混じって、テーマに沿った原稿を書いては、見てもらうということをしていました。

水島先生は、昭和51年(1976年)には『改造社の時代』(戦前編、戦前・戦中編)を書かれましたが、これを手伝って、執筆は大変だなと感じていました。翌年には逝去され、私は葬儀の場では“最後の弟子”と紹介されたものの、そのような意識はなかったのが実際のところです。

水島先生の息子さんがクラシック音楽専門誌の編集長をされていたことから、そちらの手伝いをして、レコード会社や放送局を回り、新譜や演奏者の記事原稿を書くという仕事のほうが面白く感じていました。

短めの原稿を書くのは比較的得意なほうでした。原稿用紙に文字を埋めていくのは中学1年生になったときに、父親から原稿用紙と朝日新聞を渡されて、その日のうちに始めました。入学式の当日で、忘れもしない4月8日の私の誕生日のことです。

朝日新聞の朝刊1面には「天声人語」というコラム欄があり、世相を切り取った内容で、社説が固い文であるのに対して、軽妙な文の見本のようなものでした。当時は800文字以下(だいたい780文字前後)で、ちょうど400字詰め原稿用紙2枚に当たるので、これを書き写すのは文章の勉強にはもってこいだとされていました。

今は新聞の文字が大きくなったので、603文字になっていますが、書き写すだけでなく、要約する(200文字くらいにまとめる)、同じテーマで別の原稿を書くということも、ときどき父親の指示でやっていました。

オリジナルの執筆ではないものの、後に出版社のゴーストライターを15年も続けているときに、他人の話を聞き、その人に合った文章を書いていくということが案外と得意になったのは、父親の指示のおかげだったのかと感じることができました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

腸内細菌の悪玉菌が増えると、腸内の腐敗が進むようになり、便の量が減り、色が黒くなり、臭いも強くなるということが起こります。逆に善玉菌が増えると、便の量が増え、色が黄色くなり、臭いも弱くなります。ということは、トイレで自分の腸内環境を推測することができるわけです。

悪玉菌が増えると便の状態と便通だけでなく、さまざまな悪影響が起こるようになります。悪玉菌は腸内の腐敗を進めるということで、毒素(有害物質)を作り出します。毒素が多い状態になっても、毎日スムーズに排出されていれば腸内に多く残るようなことはなくなります。

ところが、悪玉菌が多い状態は便通が悪くなり、便が大腸内に長く残るようになります。毒素は大腸壁(大腸の粘膜)を刺激して、その刺激が強く、長くなると炎症を起こすようになり、これが腸炎、腫瘍、がんにもつながっていきます。

大腸壁は水分を吸い上げて、便を適度な量にする役割があります。大腸に到達するまでは水分量が多いわけですが、この水分の吸い上げるという機能があるから何日も便秘が続いても便の量を少なくして溜め込むことができるようになるわけです。

その分だけ水分量が少なくなって硬くなり、ますます出にくくなるという悪循環を起こすことにもなります。

大腸内で発生する毒素は小さなサイズで、水分が吸い上げられるときに一緒に大腸壁を通過して、血液中に入り込みます。血液中の毒素は肝臓に運ばれて解毒されるのですが、毒素の量が多いと肝臓では処理しきれなくなり、再び血液中に入って全身を巡っていくようになります。

便秘をすると肌が荒れるというような場合が、毒素が皮膚まで送られている状態です。それは毒素が多すぎるのか肝臓の処理能力が低下しているのか、どちらかが原因と考えられます。

毒素は身体にとって排除すべきものであるので、免疫細胞が攻撃して分解しようとします。免疫細胞が余計なところに使われると、肝心な病原菌などの処理が間に合わなくなって、結果として免疫が低下することにもなります。

便通をよくすることは、全身の健康維持のためにも重要なことだということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕