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「みかんの日」全国果実生産出荷安定協議会と農林水産省が、昔は蜜柑(みっかん)と呼ばれていたことから、いい(11)みっか(3日)んの語呂合わせで制定。

「ひっつみの日」岩手県生めん協同組合が123のひいふうみが、ひっつみに語感が似ていることから制定。

「『暮らしに除菌を』の日」プラネット(大阪府和泉市)が1に手洗い、2にうがい、3に除菌で衛生的な生活を心がけてもらうことを目的に

「いちにのさんで除菌」の標語から制定。

「妻の日」凸版印刷(TOPPAN)が1年間の労をねぎらい妻に感謝する日として1年最後の12月のサン(3)クス(Thanks)の語呂合わせで制定。

「プレママの日」日本トイザらスが、いい(1)にん(2)ぷさん(3)の語呂合わせで制定。

毎月3日:「くるみパンの日」(カリフォルニアくるみ協会)、「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

ウォーキングと健康の関係性について、「歩ければ健康」「健康だから歩ける」という表現をしていた研究者がいました。私が知り合った当時は国立大学の体育系の教授であり、ウォーキングの学会の理事長も務めていたので、これは序の口の導入部で、わざと話しているのかと思って次を期待していたのですが、それ以上の話を聞くことはできませんでした。

ウォーキングは誰もが簡単に実践できる健康づくりの運動法として多くの国民に受け入れられるとともに、生活習慣病の予防・改善のために医師をはじめとした健康づくりに関わる多くの専門家によって推奨されています。

ウォーキングは自然環境を楽しみながら継続することができる全身運動の有酸素運動であり、高齢者や運動不足の中高年などの体力増進や心肺機能の向上といった効果が、まずはあげられます。

そればかりでなく、生活習慣病と運動科学の研究科学が進むにつれて生活習慣病予防のみならず、介護予防、認知症予防までを可能とする機能トレーニングとして期待されています。

健康ウォーキングの種類としては、心臓機能を高めることを目的としたパワーウォーキング、心肺機能の向上を目的としたエクササイズウォーキング、生活習慣病予防やダイエット目的のフィットネスウォーキング、2本のポールを用いたより全身運動の効果が高いノルディックウォーキングなどがあります。

目的や方法は異なっていても、通常のウォーキングよりも身体負荷が高く、それぞれの目的に対応した医科学的な検証も行われています。身体負荷が高まるほど高齢者や身体機能が低めの方々には継続しにくいことも指摘されていて、目的に応じた効果的な歩き方の実践指導が求められ、研究が続けられてきました。

これについては次回(日々修行96)、後半を書かせてもらいます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

こども食堂は、普段の食生活で充分な栄養が摂取できない子どもを対象とした“救済の場”というイメージを抱かれることが多く、食べるものがあればよいと考える人も少なくありません。

こども食堂は食事を提供する回数、栄養摂取の充足度が評価されることもあるのですが、これが正しい評価なのかを、提供する食事の内容だけでよいのかということを、第3の居場所、第4の居場所といった観点で考えてみました。

こども食堂は、第1の食事の場である家庭(第1の居場所)、第2の食事の場である学校(第2の居場所)で不足することを補う第3の居場所と考えられることがあります。家庭と学校の食事で満たされない子どもの居場所ということで、心身を満たす場であることが期待されています。

食べるという行為は、必要とする栄養素を補充する機会であるだけでなく、食べることによる精神的な満足感を得る場であり、コミュニケーションの場でもあります。第2の居場所(学校)では1人で食べるということが少ないとしても、第1の居場所(家庭)では1人で食べること、家族と同居していても一緒に食べていないということがあります。

また、同じ食卓を囲んでいても、精神的なつながりが希薄で、食べることがプレッシャーになっていることもあります。

発達障害がある子どもでは、食の五感(味覚、触覚、視覚、嗅覚、聴覚)が過敏であるために、一緒に食べている人と同じ感覚で食べていないことがあり、そのために同じような喜びが得られていない、場合によっては一人だけ苦しい思いをしているということもあります。

こういった面があるだけに、こども食堂では従来の形を継承するだけでは、内容的に不足することにもなりかねません。

こども食堂では、子どもは、ただ食べるだけの立場ではなく、作られたものを運ぶ、片付ける、場合によっては作る手伝いをするということに参加することができます。そういった役割を用意しているところもあります。

このほかに、食べる空間を楽しくする、こども食堂を支援しようとする大人たちを、その気にさせるといった役割をしている例もあり、子どもたちにとって食べることを超えた第4の居場所となる可能性も秘めているのです。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

少子高齢化社会は、高齢者を支える世代の負担が大きくなることの危機感を掲げているものの、現役世代の労働力が全体的に低下していくことによって、仕事の効率が低下していくことは二の次に語られているところがあります。

ただでも働き手が少なくなり、労働人口時代が高齢化していく中で、現状では日本人の平均年齢が50歳を超えています。国民の年齢としては50歳が中間であっても、労働ということで考えると20歳から65歳までの期間で、20歳から50歳までは30年間、50歳から65歳までは15年間となり、2倍の差があることになります。

本来であれば、後半の15年間は前半と同じように健康で、効率よく働いてもらえればよいところですが、50歳を過ぎると徐々に体力、気力ともに低下して、事故を起こす確率が高まっていきます。

生涯に使われる医療費のデータを見ると、50歳を過ぎると上昇が加速して、70歳前後をピークとして下がっていっています。50歳からは健康度も低下して、同じリスクであっても病気になりやすく、回復しにくい状態となっていきます。

労働者の年齢分類では、55歳以上は「高年齢者」と呼ばれます。65歳以上の高齢者までには、まだ10年もある状態ですが、この高年齢者になった段階で、いかに健康度を保つかが個人にとっても企業・団体にとっても重要となります。

高齢化によって働き手が減っていくだけでなく、海外からの働き手は日本の経済事情が影響して、これも減っていく傾向にあります。少ない人数で、これまでと同じ結果、これまで以上の結果を求めようとするとしたら、働く人の健康づくりが、さらに重要になることは間違いありません。

その状態に対応するために、さまざまな健康づくりの方法を提案して、実践をサポートしていくのも、私たちの役割です。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

「ビフィズス菌の日」江崎グリコがビフィズス菌の発見が発表された1899年12月2日にちなんで制定。

「デーツの日」オタフクソースがナツメヤシのドライフルーツのデーツの認知のために12月(December)と数字の2の組み合わせでデー(D)ツ(2)と読むことから制定。

歩くことは、ほとんどの人が可能な最も挑戦しやすい運動で、自由に始めることができるものの、一定の距離や時間を目的にするためには、日本ウオーキング協会が主管するウオーキング大会は意義があるものでした。

大規模な大会や市町村内などの例会は、自治体の住民だけでなく、医療関係者にとっても大切な場でした。検査によって血圧、血糖値、中性脂肪値などで異常が認められると、生活習慣の改善として医師から歩くことがすすめられます。

どのような歩き方をすればよいかは医師から示されることは少なく、リハビリなどの運動スタッフからも的確な歩き方を示されることは極めて少ないという実態があります。その代わりに、医師などからウオーキング大会への参加がすすめられることもあります。

しかし、大会はお祭りの意味合いがあることから正しい歩き方を指導する場ではなく、例会においても生活習慣病の対策のための正しい歩き方が示されることはありません。

日本ウオーキング協会は健康ウオーキング指導士などの資格認定教育を行っていますが、その内容はウオーキングイベントの実践のための知識が中心で、健康面の項目も安全にイベントを開催するための全体的な話であって、それぞれの生活習慣病に適した歩き方を学べる場とはなっていませんでした。

参加する各人の状態や目標などに合わせた的確なウォーキングスタイル、適した歩き方を身につけることができる新たなウォーキングの場が求められていることから、その実践の場として健康をテーマとしたウォーキングの活動を岡山県内で始めてみました。

実践してみてわかったのは、ウォーキングに参加したいと願っている方々は、歩く技術だけでなくて、医学、医療、介護、運動科学、栄養学など求める範囲は広く、個人によって特に知りたいことが異なっています。

イベントとしてのウォーキングは、団体や自治体などに任せることにして、個人の希望に合わせた歩き方として生活習慣病の予防と改善、ダイエット目的など、狭い範囲の目的に合わせたウォーキングの普及を始めました。

その狭い範囲の活動は、私の体調もあって充分とはいえないものの、メディカルダイエットを補う程度であれば、自分が歩ける限りは続けられそうということで、毎日、違った歩き方の研究を続けています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

人間の能力は、誕生したときから徐々に高まっていって、ピークに達した後は徐々に低下していくというのが通常のパターンです。これは筋肉や臓器などの成長でも機能においても同じような曲線を描いて変化しているのですが、一つだけ例外といえること(能力)があります。

それは脳の能力であり、同じ呼び名(脳と能)が続くので、混乱がないように「脳力」と表記しています。

脳力は脳が発揮する力のことで、頭脳の力と言い換えられてもいます。一般には記憶力、集中力、判断力といった能力を指していて、これらは脳細胞の回路のつながりが大きく影響を与えています。

脳の記憶容量は神経細胞の数が第一条件で、信号を受け取って別の神経細胞に伝えていく能力の掛け算で最大能力が推定されます。コンピュータにたとえると、記憶容量と記憶の出し入れの速度ですが、優れた神経細胞が数多くあっても、神経細胞がバラバラになっていて、つながりがない状態では、せっかくの能力が活かされないことになります。

脳の神経細胞は脳を使うほど神経細胞がつながっていって、脳のネットワークが高度(高密度)になっていきます。神経細胞の回路がつながることによって、情報の伝達が速くなり、記憶力も高まっていきます。

また、計算や記憶、思考などばかりではなくて、無意識のうちに身体を動かすときにも脳が働いていて、身体を動かすことによっても脳力(脳の機能)は高まっていきます。若いときから身体を動かすこと、年齢を重ねてからも身体を動かすことは、脳力を高めるため、脳力を保つためにも必要なことです。

年齢を重ねるにつれて身体活動が減ってくることも、脳機能の低下の原因の一つと考えられているのです。そして、運動習慣を欠かさなければ、年齢を重ねても脳力が高まる可能性があるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「いのちの日」厚生労働省が自殺予防活動の一環として、いのちの電話の普及のために制定。

「カイロの日」日本カイロ工業会が使い捨てカイロの需要が高くなる12月の最初の日を制定。

「ワッフルの日」新保哲也アトリエ(兵庫県神戸市)がワッフル(ワン=1、フル=2)の語呂合わせで制定。

「市田柿の日」市田柿発祥の里活用推進協議会(長野県高森町)と市田柿ブランド推進協議会(長野県飯田市)が市田柿は12月が出荷月で市田(いちだ=1)の語呂合わせで制定。

「カレー南蛮の日」朝松庵(東京都目黒区)がカレー南蛮を広めた2代目店主の角田酉之介の誕生日にちなんで制定。

「明治プロビオヨーグルトR−1の日」明治が明治プロビオヨーグルトR−1が発売された2009年12月1日にちなんで制定。

「沖縄産コーヒーの日」沖縄コーヒーアイランドが沖縄で初めてコーヒーの木が植えられたのが1875年12月であったことと、沖縄産コーヒーは12月から実の収穫シーズンになることから12月1日を制定。

毎月1日:「あずきの日」(井村屋グループ)、「釜めしの日」(前田家)、「Myハミガキの日」(ライオン)、「もったいないフルーツの日」(ドール)

ウォーキングには特別に意識することもなく、健康づくりの一環として付き合ってきましたが、本格的に仕事として取り組むようになったのは、私が日本健康スポーツ連盟になったときからでした。

日本健康スポーツ連盟は健康づくりの環境構築に取り組む公益財団法人で、多くの健康スポーツ団体と連携をしていました。私と同時期に理事になったのが、当時は日本ウオーキング協会の常務理事であったことから、同協会のサポートもするようになりました。

外から見ていたときと、中に入って見た印象には違いがあって、その中でも気になったのは日本ウオーキング協会が強く打ち出していた歩行距離を競うイベントのあり方でした。目標距離は地球1周分の4万kmで、日本ウオーキング協会が主管するウオーキング大会で歩いた公式の距離だけがカウントされていました。

これでは新たに参加した人は、前から参加している人を追い抜くことがほぼできません。ウォーキングは早く歩いたから、先に到着したからといって優劣がつけられるものではなく、あくまで記録されるのは距離だけです。

そして、最終目的の4万kmを目指して、一定の距離を歩いた人が段階的に表彰される制度を設けていて、これが参加者を離さない集客システムとなっていました。

ウォーキングは、さまざまな手法がある中で、日本ウオーキング協会が採用しているのはマーチングリーグというオランダを発祥とする集団で長距離の完歩を目指すタイプのウォーキングスタイルでした。

多くの人が同じ目的地に向かってリーダーに従って行動する方式で、ウオーキング大会では、できるだけ長い距離を歩くことから、まるで行軍のようだと言われることもありますが、由来から考えたら当たり前のことでした。

全国でイベントを開催するために、日本ウオーキング協会を頂点として全国に都道府県協会、各都道府県の市区町村協会の地域団体が組織化されています。全都道府県では日本ウオーキング協会の主管のもとに、各自治体が主催者となって大規模なウオーキング大会が開催され、都道府県協会の協力のもとに実施されてきました。

この組織的な活動は、日本人の健康度を歩くことによって高めることには一定の貢献をしてきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって自治体主催のウオーキング大会は軒並み中止となり、市区町村協会の例会としての活動も縮小となりました。

その猖獗の3年が過ぎて、ウオーキング大会が徐々に再開されていきましたが、以前のように1年間に全国で延べ220万人以上が参加するという状態に戻ることはありませんでした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

出身地で身につけた対人関係のテクニックは、生涯にわたって影響を与えるものです。特に初対面の人に対しての触れ合い方については、出身地を把握しておくことで、比較的うまい付き合いができるようになります。

新潟県出身の私は、大学の入学のために東京に出るときに、県民性について親からも親戚からも、くどいくらいに言われたものです。その県民性は「忍耐強く頑張り屋で、仲間意識が強い」とか、「頼まれれば、どこまでも」という気質でした。

その気質を大事にして自分らしく生きていく、というのは過去の時代のことで、今から50年以上前のことではあっても「新潟県民への印象どおりに振る舞うことはない」ということも言われていました。

県民性は周囲の勝手なイメージという感覚もあったのですが、イメージどおりの人だらけということを感じたのは、仕事で京都に長めに(といっても1か月ほど)過ごしたときのことでした。

京都出身の方とは、東京では大学内でも仕事関係でも、かなりの数の人と触れ合ってきました。特に多かったのがPHP研究所の方々で、書籍の出版部門は東京にあっても編集部員のほとんどは京都出身の方々で、この方々と1995年までの15年間、合計150冊のゴーストライターをさせてもらい、週に2〜3回は通っていました。

また、ゴーストライティングのために会う方も、京都出身の経営者が多かったのですが、一般的なイメージの京都人とは違っていました。

ところが、わずかな期間の滞在であったといえども、京都で暮らしている京都出身の方々と交流をする中で、イメージどおりの対応をしてくることに、県民性、地域性は当地に居続けてこそ継続されるものなのかと感じたものです。

ここまではタイトルの「京都の言い回し」の前振りのようなことで、今回のテーマにある“強印象”は好印象の間違いとして例示されることが多いようです。

京都の好印象といえば、はんなり(優美な)とか伝統を大切にするということですが、それとは逆の強印象として「プライドが高くて、いけず」、「冷静な現実主義者で、したたか」などと言われることがあり、それを実感することもありました。

PHP研究所で仕事をしていたときに、出版の企画会議で、よく題材として出ていたのは「伝統と進取の気風」でした。それは京都企業の心意気でもあったのですが、この進取の気風は、実は“いけず”、つまり言いづらいことを遠回しに伝える表現と関係していることを強く感じるシーンがありました。

いけずの実際のシーンは、これから徐々に書いていくことにします。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕