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顔の表情筋は30種類ほどあるといわれます。表情筋の数は誰しも変わらないとしても、主に使われている表情筋の数には個人差があり、すべての表情筋が使われていたとしても、100%の稼働があるわけでもありません。

表情筋は感情を司る脳の神経と密接に関係していることから、感情は表情に現れやすくなっています。嬉しい気持ちのときには嬉しい表情になり、嬉しい表情をすることで脳も嬉しい気持ちになっていくということです。

笑顔は子どもの特徴的な表情で、一般的には1日に400回は笑っているといいます。それに対して、大人の平均は15回ほどです。それだけ笑わなくなる、笑えるような気持ちにはならないということではなくて、笑えるような感情の動きがあっても、それを笑顔と認識できるような表情をしなくなるということが言えそうです。

笑える条件が整えられていても、そういった条件にあることを忘れてしまっていると、笑うことができなくなります。これは脳には忘れる能力があり、これが高まってくると、だんだんと笑えなくなってきます。

そのときには、複雑な表情を作り出すことができる表情筋が充分には働かなくなり、笑顔だけでなく、さまざまな表情を豊かに出すことが徐々にできなくなっていく恐れがあります。

表情筋も筋肉であるので、普段から使わないと徐々に衰えていくこともあり、逆に言うと表情筋を積極的に使うことで、つまり感情を表に出すようにすることで、表情が豊かになっていくということです。

表情筋を、あえて使わないようにして、感情を表に出さないようにしている人もいます。表情から感情、脳の変化を読まれないようにしたいとの思いから、感情が表に出ないように、感情が表に出るようなことを忘れるように心がけている人もいます。

しかし、表情筋は感情の変化があると必ず特徴的な動き方をするので、微表情の特性を知ることによって隠されている真実を知ることができるようにもなるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

第3の居場所を表すサードプレイスは、目的によって大きく2種類に分類されています。

一つは「マイプレイス型」で、他人の目を気にせずに、一人でのんびりと過ごせる場所を指しています。

それは特別な場所だけでなく、カフェであっても誰にも邪魔をされず、一人だけで自由に時間を過ごすことによってリラックスできるということで、ストレスが過多となりやすい現代社会では重要な居場所となります。

もう一つの「交流型」は、さまざまな人が気軽に交流できることを目的に設計された場所を指しています。

これに該当するのは、子どもの居場所(預かり的な活動)、高齢者の居場所(気軽に集って話ができる場)、カフェなどがあります。同じカフェであってもコミュニティ・カフェと呼ばれるNPO法人や学生ボランティアなどが一緒に活動する(共同活動)居場所が、これに該当します。

サードプレイスは、ビジネスの場においても活用されるようになっています。

これまでは各社が、それぞれの工夫と努力で業績を伸ばしていくことができましたが、時代の大きな変化の中にあって、1社だけ、1つの企業グループだけの知識、情報、技術だけでは勝ち抜くのが難しい状況になっています。

これを改善するために、同業者が集まって、団体を立ち上げ、企業活動と団体活動の両方の立場での活動を行っていく方法として、協会、協同組合などが設けられました。

この方法でも勝ち抜くのが困難な状況があり、これを効率よく進めていく方法として同じ目的を持った異業種が集って共同で取り組んでいくプロジェクト、コンソーシアムの取り組みも盛んに行われるようになりました。

企業にとってのサードプレイスは、初めこそ“互助会”“助け合い”という色が濃かったのですが、連携して生産性を高める役割で済んでいたところがあります。それは国内での競い合いで通じることであって、世界と戦わなければならない時代には守りの姿勢では対応できなくなっています。

そこで、団体として外圧、外敵と戦う、その力を得るために団体として行政と交渉する、一般や消費者に対しては業界団体の立場(役員、会員など)で訴えていくということが必要になってきました。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

「気象予報士の日」1994年の8月28日に第1回の気象予報士国家試験が実施されたことにちなんで制定。

「汗の日」日本発汗学会が汗の正しい情報の発信を目的に、1993年8月28日の第1回日本発汗研究会の発足日にちなんで制定。

毎月28日:「にわとりの日」(日本養鶏協会)、「ニワトリの日」(都道府県食肉消費者対策協議会)

健康分野のアナリストの基本となっているのは、リテラシーの考え方です。
リテラシー(literacy)は、文字や文章を読んで、内容を理解して文章を書く能力を指す用語で、膨大な情報の中から必要な情報を引き出して活用するという意味も含んでいます。

今のように膨大というレベルを通り越して、情報が洪水のように押し寄せる時代には、情報を確認することも難しいような状態であり、押し寄せる情報の中から大切なこと、自分にとって重要なことを選択するのは容易ではありません。

ましてや、その情報が正しいのかを判断するのは、もっと難しいことになります。情報の重要性は、それぞれの人の専門性や思考・志向・嗜好などによっても違ってきます。同じように目の前を通過していることでも、関心がないことは、まるで見なかった(見えなかった)かのように心に残らずに通過していってしまいます。

自分にとって、あまり関係ないことであったら、見えなくても、見えていても理解できなかったとしても、大きな影響はないのかもしれません。しかし、それが自分の健康にとって影響を与えることであったら、簡単に見逃すことはできなくなります。

その健康の分野のリテラシーは「健康リテラシー」と呼ばれます。健康リテラシーは「健康や医療に関する正しい情報を入手して、理解して活用する能力」を指しています。

この能力が重要で、情報を提供してくれるのが対面(目の前にいる人から)であっても、書籍やインターネット検索であっても、目に飛び込んでくる、そして脳に伸び込んでくる情報を選択して取り入れるにも、入手して活用するまでの行動には、それなりの技量が必要になります。

その技量(能力)は「入手」「理解」「評価」「活用」の4つに分けられています。この4つを健康分野で考えると、「情報が得られる機会への接触」「ヘルスケア(病気や症状がありときの医療や療法の利用など)」「疾病予防(受診や疾病予防行動など)」「ヘルスプロモーション(生活環境の評価、健康のための活動など)」となります。

重要な健康に関する情報も、経験なしには自分のもとに飛び込んできても理解も評価もできず、その結果として活用することもできなくなります。健康リテラシーの第一のポイントは情報をキャッチするための能力の強化です。そして、その能力を高めるための数多くの経験です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「ジェラートの日」日本ジェラート協会が映画「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーンがジェラートを食べるシーンが有名になったことからアメリカで公開された1953年8月27日にちなんで制定。

毎月27日:「ツナの日」

超高齢化が進み、それを支える現役世代の負担が増加する中で、医療機関への期待が高まっていきました。これまでは労働による身体の負担増によって病気や怪我があっても病院に行けばよい、医師に診てもらえばよいという感覚が少なからずありました。

厚生労働省の発表によると、全国の医療機関の入院患者数は2040年にピークになり、65歳以上の入院患者は約8割になると予測されています。外来患者数のピークは2025年で、2040年には外来患者の約6割は65歳以上が占めることになります。

また、死亡数は、最新データ(2022年)では約157万人ですが、2040年にはピークを迎え、約190万人になることが予測されています。

医療機関の数は増えているものの、病床数は減る傾向が続いており、現在は年間2万床以上が減少していて、入院条件が厳しくなっています。

そこで働く医師の高齢化も大きな問題となっています。病院は65歳以上の医師は約15%で、平均年齢は44.8歳です。これに対して診療所では65歳以上の医師が約50%で、平均年齢は60.0歳となっています。診療所は入院設備がないか、入院人数が19人以下の医療機関を指しています。

こういった実情を見ると、医師の世界でも高齢化が進み、大都市圏以外では充分な医療が受けられない状態が進んでいることがわかります。

医療はチームワークで進めるものであり、病院ではチーム医療は可能かもしれません。それに対して診療所では1人か2人の医師と看護師などで構成されているところが多いことから、チーム医療によるレベルアップは難しく、医師の技量や経験が成果に直結します。医師の高齢化は、治療内容にも大きく影響をしてきます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「パパフロの日」資生堂がパパとお風呂に入るをパパ(8)フ(2)ロ(6)の語呂合わせで制定。

毎月26日:「風呂の日」(東京ガス)、「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)

腸の働きは、心理面の影響を受けやすく、逆に心理に影響を与えることもあります。これは“腸脳相関”と呼ばれるもので、簡単に説明すると強いストレスを受けているときにはお腹が痛くなることがあります。逆に、お腹が痛いと気分が優れなくなり、脳の機能も低下しがちになります。

脳は全身の働きをコントロールしているので、お腹の調子が全身の働きに影響してくることになります。全身に影響を与えているのは自律神経の働きです。自律神経は環境や身体の状態に合わせて交感神経と副交感神経の働きを調整して、機能の亢進と抑制の切り替えが行われています。

腸脳相関については、詳しい解説は別の機会としますが、自律神経に影響を与えるものとして神経伝達物質のセロトニンが大きく関わっています。セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれるもので、必須アミノ酸のトリプトファンを材料にして体内で合成されています。

セロトニンは副交感神経の働きを高める作用をしていて、興奮状態を抑える効果があります。ところが、セロトニンが不足すると交感神経が強く働くようになり、心身ともに興奮状態が続くようになります。

セロトニンは神経伝達物質であるので脳で多くが合成されているものと思われがちですが、脳内で合成されるのは全体の10%ほどです。90%ほどのセロトニンは腸内で合成されていて、その合成量には腸の状態が影響しています。

腸内環境がよい状態では、セロトニンが効率的に合成されていくので、腸内環境を良好な状態に保つためには善玉菌が多く、腸内の発酵が進むようにすることが重要になります。この状態は便の量が増えて、軟らかくなり、便通がスムーズにいくようになります。

これは“快腸”な状態で、これをデザインすることは、腸のみならず脳、そして全身の調子を整えていくことになるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

労働者の心身の健康問題に対処するために、早い段階から心身の両面について健康教育などの予防対策に取り組むことが重要であることから、事業場において、すべての労働者を対象として心身両面の総合的な健康の保持増進を図ることが必要とされます。

労働安全衛生法に基づき、労働者の健康の保持増進のための措置が適切かつ有効に実施されるために、措置の原則的な実施方法について、「事業場における労働者の健康保持増進のための指針」が定められています。

その中から、労働者の高齢化を見据えた取り組みについて紹介します。

〔事業場における労働者の健康保持増進のための指針〕
◎労働者の高齢化を見据えた取組
労働者が高齢期を迎えても健康に働き続けるためには、心身両面の総合的な健康が維持されていることが必要であり、若年者からの運動の習慣化や、高年齢労働者を対象とした心身機能の維持向上のための取組等を通じて、加齢とともに筋力や認知機能等の心身の活力が低下するフレイルやロコもティブシンドロームの予防に取り組むことが重要である。

健康の保持増進措置を検討するに当たっては、このような視点を盛り込むことが望ましい。

また、加齢に伴う筋力や認知機能等の低下は転倒等の労働災害リスクにつながることから、健康状況の継続的な把握のもと、高年齢労働者の安全と健康保持のためのガイドライン(エイジフレンドリーガイドライン)に基づき、対応することが重要である。

◎健康指導の実施
労働者の健康状態の把握を踏まえ、実施されて労働者に対する健康指導については、以下の項目を含むもの、または関係するものとする。また、事業者は、希望する労働者に対して個別に健康相談等を行うように努めることが必要である。

*労働者の生活状況、希望等が十分に考慮され、運動の種類および内容が安全に楽しく、かつ効果的に実践できるよう配慮された運動指導・ストレスに対する気付きへの援助、リラクゼーションの指導等のメンタルヘルスケア

*食習慣や食行動の改善に向けた栄養指導

*歯と口の健康づくりに向けた口腔保健指導

*勤務形態や生活習慣による健康上の問題を解決するために職場生活を通して行う、睡眠、喫煙、飲酒等に関する健康的な生活に向けた保健指導

併せて、高年齢労働者に対しては、フレイルやロコモティブシンドロームの予防を意識した健康づくり活動を実施することが重要である。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

「チキンラーメン誕生の日」(即席ラーメン記念日)日清食品がインスタントラーメン第1号のチキンラーメンの発売日の1958年8月25日にちなんで制定。

毎月25日:「プリンの日」(オハヨー乳業)、「歯茎の日」(佐藤製薬)