最新情報

記念日12月1日〜10日

12月1日 「いのちの日」厚生労働省が自殺予防活動の一環として、いのちの電話の普及のために制定。 「カイロの日」日本カイロ工業会が使い捨てカイロの需要が高くなる12月の最初の日を制定。 「ワッフルの日」新保哲也アトリエ(兵庫県神戸市)がワッフル(ワン=1、フル=2)の語呂合わせで制定。 「市田柿の日」市田柿発祥の里活用推進協議会(長野県高森町)と市田柿ブランド推進協議会(長野県飯田市)が市


記念日コンサルタント8 記念日の切り口

記念日を各業界が広報活動に使い始めたとき、これに目をつけた広告代理店が記念日の売り込みを始めました。記念日の広報活動は食品業界で盛んに行われ、初めは馴染みのある食品をピックアップして、語呂合わせで記念日を考え出していきました。 これは新規の語呂合わせの記念日ではないのですが、1月5日「いちごの日」、2月9日「肉の日」、2月29日「にんにくの日」、3月8日「サバの日」、3月10日「砂糖の日」、


これって聞き間違い? 9「長く付き合ってきた人を大切にする自治体」

「住民を大切にする」とか「誰も取り残さない」という自治体の標語は、そのまま職員の心にも刻まれているものと考えるのは普通の感覚で、そのような自治体であることを信じて(願って)お手伝いをしてきました。 大切にするのは住民票がある人だけなのか、と気になることがあり、一応確認をしておこうと思って、「誰も取り残さない」というのは自治体と一緒に仕事をする人も含まれるのか、ということを聞いたことがあります


記念日コンサルタント7 「記念日×健康」の地方展開

記念日を用いた広報戦略は、地方にも浸透してきました。岡山県を例にすると、以下の記念日があげられます。 2月12日 黄ニラ記念日(JA全農おかやま) 3月9日 さくさくぱんだの日(カバヤ食品) 3月12日 だがしの日(DAGASHIで世界を笑顔にする会) 3月18日 点字ブロックの日(岡山県視覚障害者協会) 3月29日 みんつくの日(みんなでつくる財団おかやま) 6月26日 露天風呂


健康食品 敵か味方か69 法律知識は誰のため

健康食品は広告や表示を規制するための法律が数多くあります。それはがんじがらめにするためというよりも、健康食品そのものを対象とした法律が存在していないために、関連する法律を活用して規制を行っているからです。そのことが理解しにくく、表示が違反なのか適法なのかは専門家でないと判断がつかない状態になっています。 私が健康食品の法規制に関わったのは、保健機能食品等のアドバイザリースタッフの国の通知で、


2023/11/28 「明日できることを今日するな」の発想

「明日できることを今日するな」というのは一見すると著名な諺(ことわざ)のようにも思えるかもしれませんが、そのような諺はありません。言いたいことを伝えるために、逆説的に使っています。 諺のように使われているのは「今日できることを明日に延ばすな」で、今日すべきことを明日にしようと先延ばしをしていると、翌日も同じことを繰り返したり、その日に別の用事が入るなどして、いつまで経ってもできないということ


2023/11/28 出し手よし、受け手よし、世間よし

今回のタイトルは、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という近江商人の心得の“三方よし”のアレンジというか、口の悪い人に言わせるとパクリです。 「出し手よし、受け手よし」というのは健康づくりの実践のことを指しています。これまでは健康関連の講習と情報発信が活動の中心だったのですが、新たに進めていることは企業や団体の従業員のための健康づくり活動で、従業員の中から窓口になる(なりたいと自己申告した


記念日コンサルタント6 「記念日×健康効果」の広まり

2002年に記念日イベントの見本とされる活動が始まりました。全国納豆協同組合連合会が機能性を打ち出した広報イベントと、イベントを核とした取り組みを行うために納豆PRセンターを創設しました。 それまでは納豆は価格で競争するところがありましたが、機能性・有効性を知らせることによって販売促進を目指すという活動の転換期でした。その機能性・有効性の告知に、私が経験してきた食品と臨床栄養の知識と人脈を役


Original Mind10 親鸞聖人生誕850年

2023年は親鸞聖人生誕850年、開宗800年に当たります。 私は母の実家の浄土真宗の寺(新潟県出雲崎町)で生まれて、子どものときに親元を離れて寺で暮らしていたこともあって、ずっと親鸞聖人マニア(博士ちゃん)と呼ばれるような時期を長く過ごしてきました。 今から50年前の18歳のとき、東洋大学に入学して、原点のインド哲学を学ばせてもらう中で、あまりに現在の仏教が変わってしまったこと、その


健康デザイン41 医療制度の日米の差

患者は、できれば少しでも低い医療費で、できるだけ高いレベルの治療が受けられることを望みます。高い医療費でレベルの低い治療でよいと考える人はいないはずです。ところが、実際には高いレベルの治療を受けるためには、高い医療費がかかるのは当たり前というのが今の医療制度です。 これが正常な状態なのかということを考えるには海外の医療制度と比べてみるのが一番で、アメリカの医療制度は日本と根本的に違っています